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コンクリート圧縮強度
既存建築物のコンクリートコア供試体を採取しJISA1107による強度試験を行って結果、強度不足が判明した場合、どのような対策をとれば良いのでしょうか?
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>3本ほど採取する予定です。 ということは、まだ強度不足と決定したわけではないですね。そのような場合に備えて事前に検討しておきたいということのようですが、試験の結果強度不足になった場合と言うことを前提にして回答します。 >検査済証の無い既存建築物を用途変更する為に、構造調査をする必要があります。 用途変更ということは、積載荷重がかわりますね。 よくある事例では、昔ブームの頃に造られたボーリング場を広い空間を生かして倉庫や店舗というのがあります。 ボーリング場は積載荷重がほとんど見ていないので、スラブにひび割れ・たわみが発生している事例が多いです。 また、古い建物ではデッキスラブを採用して、コンクリートスラブ厚を押さえているものもあり、この場合コンクリート強度が不足していなくても、劣化が進んでいることもあります。 これらを含めて、試験結果を参考にして構造計算をやり直す必要があります(構造設計者との連携が必要)。 それでスラブ強度が不足している場合は、以下のような対策が考えられます。 1)床スラブの増し打ち 2)小梁の増設(S又はRC) 3)鉄板による補強 4)下階影響なければ、支柱の増設 5)曲げ耐力が不足の場合は、繊維シート補強の適用の可能性もあり
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状況がわからないので、対策方法やアドバイスのしようがありません。 以下の点を補足説明してもらえると回答できるかもしれません。 1)あなたの立場は? 施工会社? 設計事務所? 管理者? 建物の所有者 設備会社? 2)コア抜き試験の目的は? 耐震診断・耐震補強? 改修? 施工不良のための検査? 3)対象の構造部分は? 柱、梁、壁、床、基礎、杭 どこ? 4)建物の構造 RC、S、SRC、CFT、木造の基礎?
補足
設計事務所(意匠)の人間です。 検査済証の無い既存建築物を用途変更する為に、構造調査をする必要があります。 構造はS造ですが、コア抜きするのは床スラブです。 3本ほど採取する予定です。
お礼
ありがとうございました! いろいろな手の打ちようがあるのですね。 お察しの通り、デッキスラブでスラブ厚130です。 積載荷重も不利なほうに働きます。 (今回の場合、店舗→集会場) 回答を参考にさせて頂いて構造設計者と共に対策を 検討したいと思います。