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すし屋の板前はどうしてみな男?

日本の老舗旅館では女将が一番えらい? ~NHKドラマ「どんど晴れ」にみる男女経営陣の役割分担について~http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3298391.htmlで質問した者です。この質問で、日本の旅館では接客をする女将が営業を、会計処理や板前など裏方の総務部門は男性が仕切っている例が多いことを知りましたが、特に板前については、男性の独壇場であり、「どんど晴れ」でも、板場はに女人禁制であることが描かれています。 そこで、板前の代表として第一に思い出すのはやはりすし屋の板前ですが、これまでただの一度も女性がすしを握っているのを見たことがないのですが、これは厳然としたルール・慣習で、変わることはないのですか?或いは変えようとして挫折した例は?

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回答No.8

すし職人に限らず、プロの料理人は男性、というのが昔からの日本の慣習だったからでは?もっと言えば、料理人に限らず、プロの「職人」というのは男性だけだったと思いますよ。 「職人」というのは、長い修行期間が必要です。昔の女性は15、6歳から20歳にもなれば、嫁に行って子供を産みはじめ、以後40歳近くまで子供を産み続けて、家事も大変、もちろん家業も手伝いますが(手伝うどころでなく一人前の労働力だったでしょうけど)、早くから親方について修行する職人になるのは難しいでしょう。 また、今は便利な機械や、流通の発達によって、職人の仕事は最終段階だけ(料理人なら料理するだけ)でしょうけれど、昔は材料の調達、運搬、使えるような状態まで仕上げること、すべてやることが職人の仕事で、要するにすごい力仕事や過酷な労働で、プロとして女性がやるなんて、はなっから問題外だったんじゃないですか? そういう伝統があるから、いまだに料理の世界は男社会なんでしょうね。 今は専門学校等で勉強してプロになる道もあるし、だんだんと受け入れてくれる店も増えているので、これからは女性の料理人も増えていくでしょうね。実際女性のすし職人だって皆無じゃないですよね。私は会ったことないですけど、メディアではよく見ます。 すしに限らず、お菓子職人や製パンなどでも、増えてきているけど、やっぱり女性は難しいみたいですね。受け入れる方の店や親方などの考え方にかかっているんじゃないかな。小麦粉の何十キロもある袋を自分で運べるか?って言われて泣いている新人の女の子のドキュメンタリーをテレビで見たことありますよ。 中華の職人なんて、男でも腱鞘炎になるらしいですから…(中華鍋を扱うのは大変でしょう)。すし職人に女性が向いてない理由として、女は体温が高いからとか、精神的に不安定だから、っていうのはたぶん、入ってこようとする女性を断るための後づけの理由じゃないかな?

oozora2000
質問者

お礼

歴史的な背景に加え、今後への展望も含め、非常に説得性のある良回答だと思います。 大変よくわかりました。

その他の回答 (7)

  • KenKen36
  • ベストアンサー率0% (0/5)
回答No.7

<以前、わたしは女性の寿司職人がいないのは、 「女性は化粧でクリームやおしろいを使うからとか香水などを使うからそれらが寿司の味や匂いに変化をもたらすから」と聞いたことがあります。 私は実体験しました。私が寿司職人だったころ、珍しいからと言われて友達に連れて行かれた店が女性の職人さんで、お化粧をバッチリきめて握ってました。 不衛生とは感じませんが、寿司は手から手への典型的な食品です。化粧の匂いが鼻について不快に感じました。もちろん男性の職人でも不潔な感じのする職人さんは認めませんし、合理的理由の無い性差別は撲滅されるべきとは思います。

oozora2000
質問者

お礼

なるほど、補足有難うございます。実体験に基づいたコメント実感がありますね。確かに化粧ばっちりで寿司を握られるのも気になるかも・・・。

  • nishikasai
  • ベストアンサー率24% (1545/6342)
回答No.6

以前、わたしは女性の寿司職人がいないのは、 「女性は化粧でクリームやおしろいを使うからとか香水などを使うからそれらが寿司の味や匂いに変化をもたらすから」と聞いたことがあります。

oozora2000
質問者

お礼

これは新説ですね。 でも手を念入りにきれいに洗えば済むことですよね。

oozora2000
質問者

補足

皆さん、女性すし職人に好意的な方が多いようですが、どなたか「いやすし職人(板前)は男に限る。女性がすしを握るなんてとんでもない」と言う勇ましい方はおられませんか?そんな方の意見も伺いたいと思いますが・・・。寿司職人さんのご意見も聞いてみたいです。

回答No.5

昔、すし屋(回転でない)によく行っていた時期がありました。先輩の紹介の店などいくつか行っていましたが、新規開拓と思い入った店で年配の女性が握っていました。女性が握るというイメージがなかったためかびっくりしたと思います。 コックさんなども男性が多いですが、私もNo.2の方のおっしゃるように女性の体温や生理などが料理に影響するということが男性中心になっているとは聞いたことがあります。でも、若い女性がテレビでコックの修行をしていましたが、今は従来は男性中心の職域に女性が入っていることが多いので、今後はもっと増えてくるかもしれません。

oozora2000
質問者

お礼

おっしゃる通り、今は従来は男性中心の職域に女性が入っていることが多いですね。時代の流れだと思います。

  • icemankazz
  • ベストアンサー率59% (1822/3077)
回答No.4

どうも今晩は! 職人の世界では確かに、いわゆる男尊女卑の現われとして長い間にわたって男性優位の考え方が 大勢を占めて来ましたが、現在は少ないながらも女性の寿司職人は存在します。 今後も女性の寿司職人を育てて行こうという流れは大きくなっていくのではないでしょうか。 有名なところでは、寿司界西の横綱と言われる岡山の名店『魚正』なんかは絶品だと思います。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%BF%E5%8F%B8#.E8.81.B7.E4.BA.BA http://www.shikamazushi.co.jp/nidaime.htmnifty.com/home/2006/05/post_b3df.html http://d.hatena.ne.jp/ikejima/20050627 ご参考まで

oozora2000
質問者

お礼

小樽の「しかま」さんも岡山の「魚正」さんも積極的な女性すし職人による展開をされているようですね。 これからもこの流れが太くなっていくといいですね。 昔、私は父と一緒に「頑固オヤジのいるすし屋」ですしを食べたのですが、そのオヤジは私の父がいくら愛想よく話しかけても、ずっとブスっとして何も答えず、すしがひどくまずくなったのを覚えています。 私は「食事は会話をしながら楽しく」が基本だと思いますので、愛想のよい女の板前さんがいたらどんなにいいかと思います。

noname#61653
noname#61653
回答No.3

ご主人を病気で亡くされた寿司屋のおかみさんがご主人亡きあと一人で握っていましたよ。 もちろんご主人がお元気な頃から手伝っていた方です。 重労働なので女性には不向きではありますがいないわけではありません。 ただ有名寿司店にはあまりない事でしょうね。

oozora2000
質問者

お礼

亡くなったご主人は、因習にとらわれない開けた方だったのですね。 個人店舗ではこういうことも可能でしょうが、大手ではやはり、社会にまだあまり受け入れられていないことを断行するのは勇気がいることなのでしょうね。

  • nanbuchou
  • ベストアンサー率31% (15/47)
回答No.2

いちよう女性の板前さんも数は圧倒的に少ないですがいることはいます。 女人禁制の理由として 1:女性は男性よりも体温が高いため握るとすしが不味くなる。 2:生理の関係で時期により味覚に変化が生まれるため、細かい味の調整が出来ない。 などの理由から昔から女人禁制でした。しかし今は差別的な意味のほうが強いと思います。

oozora2000
質問者

お礼

そういえば、1は聞いたことがあります。 だけどあまり根拠ないですよね。 社会の慣習が根強く、同業者組合でも、慣習に外れたことをすると仲間外れにされるとか・・・或いは客側の、そんな変わったことをする店は、邪道だ、という通念が強いのかと思っていました。

  • ZRT
  • ベストアンサー率26% (196/730)
回答No.1

*これまでただの一度も女性がすしを握っているのを見たことがないのですが お店に因っては、普通に握って居られますよ

oozora2000
質問者

お礼

そうなんですか? 私は個人的には、きれいな女性に握ってもらいたいのですが、そんな店を知らないので・・・。

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