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ありました・いました

恥ずかしながら英語塾をしているものですが、先日のことですが、 「・・・が有りました」と文書に書きましたところ、ある識者の 方から、「有る」は「ある」とかかなければならない、とのご指摘 をお受けしました。「居る」も同じとのことです。 私は人生でずっと「有ります」「居ます」と書いてきました。もう お一方にこの件でお尋ねしたところ、文部省(今は文部科学省ですが) の通達とかがあるとかないとか、おっしゃっていました。 この件について何か情報をご存知の方、ぜひお教えくださいませんで しょうか。日本語も正しく使えなければ、英語を教える資格はないと 思っております。よろしくお願いいたします。

みんなの回答

  • gootaroh
  • ベストアンサー率47% (396/826)
回答No.4

「ある」も「いる」も文章の内容により用字が異なります。 「文部省の通達」というよりも「公用文における漢字使用等について」という、閣議決定や事務次官会議での申合せなどのことで、文部省のみならず、公務員はすべて拘束されます。 もちろん、一般人は拘束されることはありません。 ただ、用字は明らかな間違いの場合は別として、どちらでもよい場合は(公用文の場合は「どちらでもよい場合」というのはありませんが)、上司や先生などのいわゆる「好み」があります。 私は、そういう場合は、最も中立であろう「公用文ルール」により字を選択しています。 これなら、いわゆる「好み」もなく、根拠がはっきりしていますからね。 ご質問の「ある」「いる」について、公務員の間で一般に用いられている「新公用文用字用語例集」から引用しますので、ご参考まで。 「ある」 ・日本はアジアの東に在る ・財源が有る、子が有る ・ある日(連体詞) ・その点に問題がある、書いてある 「いる」 ・寝入る、念の入った話、気に入る、恐れ入る ・室に居る、郷里に居る ・金が要る、保証人が要る、親の承諾が要る、何も要らない ・的を射る ・銅貨を鋳る ・豆をいる ・~している、ここに関係者がいる

回答No.3

通達の類いは検索できませんでしたが、おそらくは、読みやすいように可能な限りは、ひらがな表記にした方がいいということかと思います。 「有る」や「居る」に限らず、例えば、連体詞なら「此の(この)」「其の(その)」、接続詞なら「又は(または)」「然し(しかし)」「但し(ただし)」などのように、本来は漢字で表記していたと思われるケースがたくさんあります。 要は、各自の文体で、どの程度まで漢字の表記を用いるのかという問題だと思います。 漢字を多用すれば、著しく古風な感じを受けるし、当然に読み難いわけです。 私の場合は、「有る」は「ある」、「無い」は「ない」のように、大概はひらがなで表記します。なぜなら、特に、何気ない日常を綴った雑文等まで、漢字表記にすれば、必要以上に堅苦しいイメージを与えるからです。 しかし、「~など」は、どうしても「~等」と表記する癖があり、これが自分の文体だと思っています。 結局、「有る」や「居る」の表記の可否は、各自の文体に依存する問題なので、文科省が私的な文書に対してシロクロをつける性質のものではないと考えます。ただ、なるべく平易なひらがな表記にした方がいいという社会の要請はあるでしょう。 その点は、新聞や雑誌、その他の活字媒体を日頃目にすることによって、感覚的にでも傾向はつかめると思います。果たして、現在でも「有る」や「居る」と表記しているのは、どのくらいの割合でしょうか? 失礼ながら、言語教育に携わっている方なら、主観的な原体験による文体にだけ拘るのではなく、言葉に対する客観的な認識を備える必要があると存じます。

回答No.2

出版の業務に携わっているものです。 多分その方はこちらのことを仰っているのでしょう。 公用文の漢字使用等について http://www.bunka.go.jp/kokugo/main.asp?fl=show&id=1000005543&clc=1000000068&cmc=1000005514&cli=1000005532&cmi=1000005540 文字通り、これは官庁等が作成する公用文において、なるべく平易に、かつ表記の不統一を避けるため、 どのようなときに漢字を使い、どのようなときにかな書きをするべきかの指針を示したものです。 一般にどのような表記をすべきか、というものを規定しているわけではありませんので、 「有る」「居る」がただちに間違いというわけではありません。 ただ、現在の一般的な傾向として、「かな書きできるものは、なるべくかな書きにしよう」という動きは確かにありますので、 その方の仰っていることも全くの的外れ、というわけではありません。 特に質問者様の塾が、若い人達を主な対象にしている場合は、なるべくかな書きにしたほうが親しみやすいと思います。 用字用語の使い方には公用文のほか、新聞社や出版社、放送局ごとに独自のルールがありますので、 気になる場合はそれらを参考になさっても良いでしょう。 (書店で販売しているものもあるので、「用字用語」「日本語の表記」などで検索してみてください) なお蛇足ながら、「ある」は一般に、 状態の保持、所有の意味を表すとき……「有る」 存在を表すとき……「在る」 を使うことが多いので、漢字書きする場合は留意した方がよいと思います。 また、No.1さんもご指摘なさっていますが、敬語の使い方にやや妙なところが見受けられます。 例えば、話し相手が全く知らない人に対して尊敬語は普通使いません。 (ご指摘をお受けしました→指摘を受けました;おっしゃっていました→言っていました) 自分側の(相手が知らない)人間を高めて言うことで、結果的に話し相手を低めてしまうことになるからです。 ただし、いついかなるときでもそうとは言い切れないので、そこが日本語の敬語が難しいと言われるゆえんなのですが。 >日本語も正しく使えなければ、英語を教える資格はないと思っております。 必ずしもそうとは思いませんが、 努力なさるのはたいへん良いことだと思います。 ぜひ、ご精進ください。

回答No.1

全然詳しくないのですが、調べたらどうでしょう 法令・告示・判例・例規等の検索 http://www.lawdata.org/files/tsutatsu.html もしかしたら文部省時代の通達は載ってないかもしれませんけど。 (開こうとしたらこのPC、表示すらしてくれなかった…) 辞書で有る/在るを調べると、 1物が存在する 文例「山にはまだ雪が―・る」「この川の真ん中に国境が―・る」「何かいい方法が―・るといいのだが」 「本社は大阪に―・る」「その町は札幌の北三〇キロの所に―・る」「事故の責任は私に―・る」 2人が存在する 昔々、ある所におじいさんとおばあさんが―・りました」「今は昔、竹取の翁といふもの―・りけり/竹取」 3所有している持っている 「彼には財産が―・る」「お隣にはいい車が―・る」 だそうでうす。 識者の人の言うことは知りませんが、 とりあえず国語の辞書に載っているなら使って構わないのではないですか? 肝心の部分が伏せられているので、何に対して指摘されたのか分かりませんが。 そんな細かいことより気になったのは貴方の言葉遣いですね。 >ご指摘をお受けしました どこがおかしいと言われると分かりませんが違和感が。 少なくとも私はこんな言い方はしませんが。 何にでも御をつけるとくどい。 お受けするって、賜るとかにならないっけ? (よく知らないけど、頂戴したとか こっちは自信ないんで、それで合ってるかも知れません。 そしたらすいません。 >教えくださいませんでしょうか こっちは完璧におかしいです。 「教えて下さいませですか?」と言っているのと同じです。 ~できますでしょうか(出来ますですか) 最近こういう使われ方が多いので大体は無視しますけど、 >日本語も正しく使えなければ、英語を教える資格はないと思っております と公言している方につかわれると、見過ごせません。

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