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25歳。現職を続けるべきか大学院へ行くべきか
はじめまして。私は、現在25歳(今年26歳になります)の地方公務員です。現職を続けるべきかどうか悩んでいます。まず、私の経歴からお話します。 私は、22歳のとき国立大学を卒業し、その後、同大学の大学院に進学しました。理系です。その大学院在学中、地元の地方公務員試験を受け合格したので、就職のため大学院を1年で中退しました。現在、社会人3年目になります。 現在の仕事は、研究とは全く無縁の仕事です。大学院1年の頃、色々考え就職の道を選んだものの、研究の道が諦めきれず、今年、ある大学院の試験を受け直しました。その大学院からは合格をいただきました。できることなら、もう一度大学院へ行き、その後も何らかのかたちで研究を続けていきたいのですが、私の年齢に不安を感じています。 そこでみなさんに以下の点についてお伺いします。 (1)大学院に入り修士号を取ったとき、私は28歳です。企業の年齢制限にひっかかり、新卒としての就職活動は無理なのでしょうか? (2)修士を取ったが、新卒の就職活動が無理で中途採用の活動になるにしても、やはり、私の職暦では企業に相手にしてもらえないのでしょうか? (3)研究をしたいのなら、企業ではなく、公的研究機関の採用試験に合格する、若しくは博士まで行きアカデミックポストを狙う、しかないのでしょうか? (4)結論として、公務員を続けるべきか、それとも、大学院に行くべきか。 みなさんのアドバイスをください。よろしくお願い致します。
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こんばんは。 経験をふまえて回答・アドバイスします。 1)ほとんどの企業が社会人経験がある時点で新卒採用はないです。 2)今までの社会人経験(専門性)と修士での実績(研究内容・学会発表やコネクション等)により中途採用は可能です。探求心で研究するのと、将来何らかのカタチで研究をしていきたいのと、研究職になるために研究するのでは違いがあります。現時点で迷いがあるなら難しいと思います。 3)企業でも研究はできますが、ほんのわずかです。実際、ストレートで修士や博士をとっても若干名です。 4)公務員を続けながら大学院に行くという方法ではダメですか? 正直、無理。でも限界は自分で決めるもの。目標を持って、しっかりと研究をし、その為に努力をすれば、どのような道も開けると思います。大学や専門によって異なりますが、修士の単位は4年生大学生に比べて少ないです。その分、一つ一つの重みや研究と論文の比重は大きくなりますが、学校に行かなければいけないという縛りは緩いと思います(大学や受け入れ研究室の教授に要相談)。 「もっと研究に時間をとりたいのに!」という葛藤もあると思いますが、だからこそ「社会人を経験した後の大学院生活」なのかもしれません。それによってまた別の経験と能力を養うことができたと思います(私の場合は)。
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- CAPRAS
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仕事を辞めて大学に戻り博士号をとって、現在、公的研究機関で研究者をやっています。 大学に戻ることに不安があるのはよく分かりますが、迷いがあるのであれば 現職を続けることを進めます。 私の場合は、仕事を辞めることに不安もありましたが、それ以上に研究を続けられる喜びが大きく、 大学に戻ることに何の迷いもありませんでした。 大学に戻ってから、研究者になるまでは、いばらの道でした。 運良く研究者になれましたが、迷うことなく退職・進学したので たとえ研究者になれなかったとしてもそれほど後悔はなかったと思います。 迷った末の進学であれば、研究の壁にぶつかったとき、 その後の進路について悩んだときに、進学したことを後悔すると思います。 そういう不安によって、今ならまだ間に合うかもと、大学院を中退し 就職しようと考えたりするかもしれませんよ。 迷うことなく研究に邁進できなければ現職で居ることが良い結果となるように思います。
お礼
回答ありがとうございます。CAPRASさんのいうこと、すごく納得できます。大学に戻るとなれば、厳しい現実があるのは事実だと思います。しかし、大学に戻るという決断をしたならば、一生を研究に捧げる覚悟はあります。CAPRASのように、研究者になれる人もいるということを励みにしていきたいです。
- meihua
- ベストアンサー率26% (140/526)
こんばんは。 公務員を続けながら大学院は無理とのこと。残念ですが、やはりどちらかなのですね。 >探求心で研究するのと、将来何らかのカタチで研究をしていきたいのと、研究職になるために研究するのでは違いがあります。 について補足があったので。 あくまで私の研究に対する考え方ですが。。。 探求心で研究するというのは、ある種「自己満足」や「趣味」に近いと思います(悪い意味ではなくて人間は探求心がないとつまらない人生になると思います)。「●●に興味がある」「●●のことをもっと知りたい・明らかにしたい」というスタンスで研究することで自己表現したり、欲求を解消するに近いと思います。この場合、院に行かなくても、独学で研究を進め、学会や研究会、大学のセミナーに参加し、論文発表することもできます。 将来何らかのカタチで研究をしていきたいというのは、自分の研究テーマだけでなく、実験とか開発している企業の一員として研究に携わることも含まれると思います。院卒が条件になっている場合もありますが、大卒でも基本を理解していれば就職先が見つかることもあります。(その企業で勉強し、チームで論文を発表することができます。経験を積み、チームの代表者レベルになり、会社の費用で院へ活かせて貰ったりして、講演や論文博士への道もあります。険しい道ですが。) 研究職になるために研究するというのは、ある種「院卒」が研究職になる応募資格であり、今話題または今後話題になる求人枠のある研究をすることが第一条件となるように思います。自分の研究したいテーマ=社会のニーズあたりも踏まえなければいけないように感じます。 研究には人それぞれスタンスがあります。どれも間違いではありません。 私は当初、「●●」がしたい派でした。研究が面白くて楽しくて。でも、研究は誰のためよって思い始めました。もちろん、研究には背景も目的も仮説も結果も必要になるので、論文内でも頭の中でも筋道をたてていたのに、迷ったりしました。 また、ご存じだと思いますが、独立行政法人化により国立大学も変化しています。(大げさな話)研究に対して価値があり、お金になり、ニーズがありというモノに対しお金がでます。これは刺激になり研究室の競争によりレベルを上げたり、無意味な研究は淘汰され、コスト削減されるという利点がありますが、「本当に困っている。でもお金だけでない別の評価軸で意味があるかもしれない研究」が行いにくいようになるかもしれません(これが悩みどころでした)。 ながながと書いてしまいましたが、tarajiさんが大学院へ行くメリット・デメリットを考えることも大切ですが、tarajiさんが研究をする(研究を続ける)ことで社会的にどのような価値を生み出すことができるのかを考えてみても良いかもしれませんね。
お礼
そうですね。人が生きてく上で、人に貢献するというのは大前提であるように私も思います。 人生において、何か人のためになるものを残していきたいものです。 道が開けるよう頑張ります。様々なアドバイスありがとうございました。
何の専攻かは分かりませんが、あなたはマスターまたはドクターの学位を取得し、最終的に何を目指すのでしょうか? これを糧に専門分野の研究を続け、学者になりたいと考えるのならばそれはそれでよいでしょう。ただ、あなたは(仮に本位ではないとしても)大学院マスターコースの在学中にわざわざ公務員(市役所の一般行政職でしょうか?)を受験され、合格されて中退されているわけですから、どういった経緯で就職の道を選んだのかをもう一度考え直してみる必要があるのではないでしょうか。ご家族の意向、家庭の経済事情…さまざまあるでしょうが、その点をなおざりにしてあれこれ考えても、よい結論には至らないと思います。 なお、あなたの場合、マスター取得が最短28歳、ドクターなら最短でも31歳になることでしょう。大学院へ進学しなおすのであれば、少なくとも企業就職ではなく、公的研究機関を目指すのが無難だと思います。(企業ならば31歳の方を採用するに当たってはそれ相当の即戦力を求めるはずですので…)
お礼
回答ありがとうございます。 私が就職を選んだ理由として、両親のことがきがかりであったのは事実です。 そのため、両親と十分話し合っていきたいと考えております。 鋭い意見ありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございます。 目標を持って、努力をすれば、どのような道も開けるという言葉、 勇気付けられました、ありがとうございます。
補足
補足なのですが、公務員を続けながら大学院へ行くというのは、残念ながら不可能なのです。 今の仕事に直結するもの若しくは病気でなければ、休職はできないことになっているのです。 様々な経験をされたmeihuaさんにもう一度お伺いしたいことがあるのですが、 >探求心で研究するのと、将来何らかのカタチで研究をしていきたいのと、研究職になるために研究するのでは違いがあります。 とのことですが、恥ずかしながら会社を知らない私にとっては少しわかりにくい件であります。 どのように違うのか、できればmeihuaさんの経験も踏まえながら教えていただけますか。 どうかよろしくお願い致します。