- 締切済み
間接モデリング 間接学習
間接学習ってどんなこと?モデリングの種類で間接モデリングがよくわかりません。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
みんなの回答
- orrorin
- ベストアンサー率65% (88/134)
再び回答いたします。回答というよりお礼を読んで思ったことですが。 私はSSTをよく知らないのですが、I氏の振る舞いをみて同様にレジ対応ができたなら、それはモデリング(観察学習)ではないでしょうか。 ただし実際に本人が上手くレジ対応できた後に強化を受けたのであれば、プラスとして普通の学習も生じているのでしょう。 意味づけということですが、事実としては以下の3つです。 1、I氏の振る舞いを観察 2、レジ対応能力向上 3、反抗的態度から社会的な対応への変化 この3番目の解釈ですが、ポイントとしてはSSTあるいはI氏の振る舞いの中にコミュニケーション能力を向上させるためのものが、構造的に組み込まれていたかということだと思います。 あれば2番とともに、モデルによって学習したこととなるでしょう。 最初に目的として狙っていたことと違うから「間接」というのはおかしな話です。 仮説に示されていようといまいと、結果は公平に扱うべきです。 「信頼関係が気づけたから」と解釈するなら、その根拠が必要です。riko197710さんがそう解釈したいわけでもなく、根拠が思いつかないのならば、特に考えなくてもいいのではないでしょうか。 誰かが根拠を挙げてそう言ってきたときに、自説とどっちが妥当か考えれば済むことです。
- orrorin
- ベストアンサー率65% (88/134)
学習心理学が専門だったわけではないのですが…。 通常、学習は行為者が何かをして、そのフィードバックを受けることで成立します。 一方、他人が学習するさまを見ていても学習は成立し、これを観察学習といいます。 この場合、観察者本人は観察対象と違い、行為に対する強化を受けていません。 「直接」的に強化されているのは観察対象です。 それでも成立する学習なので、「間接」という単語がついています。 モデリングというのは観察対象をモデル(お手本)として、自らに取り込む過程を指します。 場合によっては、そのまま観察学習を意味することもあります。 ですからモデリングは全て間接的なもので、「間接モデリング」という語は言うまでもないことを言っているように思います。 ただ、あえて「直接モデリング」を考えるならば、「観察対象があの行為によってあの強化を受けたのだから、自分が同じことをしたらこうなるだろう」といった、自らに関する予想のようなものを指し示す場合に使いそうです。 その対比を明確にするために、鍵括弧内の前半部分に関して「間接モデリング」という言い方をするのではないでしょうか。 他にどんな種類があったのかを教えていただければ、もう少し正確に答えられるかも知れません。 申し訳ありませんが、最後の方は参考意見程度に見ておいてください。
お礼
ありがとうございます。当コミニティへの質問表現がわからず平たい質問の仕方で失礼いたしました。 退行している青年期の事例に、同年代のスタッフI氏を担当にして主に立ち振る舞いの役割モデルをしてもらいました。その結果、レジでの対応などはSSTの手続きを踏んだので直接モデリングかと。もともと生活技能の向上を狙ったわけが、結果的にコミニュケーション能力も上がりました。それが、反抗的な態度をとっていた相手らに対し、社会的な対応に変わっていきました。信頼関係が気づけたのかも知れませんが、I氏の役割モデルによってどう振舞えばよいかわかったのでは?という印象を持ちます。この意味づけにほとほと困っておりまして…。行動、認知、学習などなどパーツで学習しているからですね…反省です。