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製造間接費の配賦率とは?

製造間接費/間接材料費       間接労務費       間接経費     ↓ 仕掛品/製造間接費 と言う様に 製造間接費を仕掛品へ振り返る額を 「配賦額」と認識しているのですが そしたら配賦率はなんでしょう? 標準原価計算を学習していると 原価標準を出すための製造間接費の式が 「標準配賦率×標準直接作業時間」 となっていました。 「配賦率」とはなんでしょう? よろしくお願い致します。

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  • kamo0424
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回答No.1

通常、仕掛品に振り返られる製造間接費は、実際の費用と異なります。 なぜなら、当月かかった費用が当月中に、詳細な金額が分からないためです。 例えば、3月であれば3月1日~31日まであるわけですが、 31日にかかったコストは、早くても4月1日にならなければ分かりませんよね。(まず翌日に分かることはありません。だって、自宅の電 気代の領収書とか締め日翌日に自宅にとどきますか?) 経営者は次月にどのくらい工場を稼動させるかを考えます。 そのために、実際かかったコスト予想し、参考にするのです。 予想のために必要なものが配賦率です。 実際かかったコストを予想するには、基準となる数字が必要になります。 (例えば、○○の何%を製造間接費にするとか、○○の部分が基準の数字) 質問者殿の書かれた内容では、それが作業時間になります。 一言でいうと、 『直接作業時間のうちどのくらいを配賦額にするかという割合』 を表します。 ほとんどの場合、作業時間が多くなれば、経費もかかりますので、 製造間接費は、作業時間の何%と言うように配賦率を決めますが、 例外もあり、材料費を基準にすることもあります。

noname#150256
質問者

お礼

ありがとうございます。 配賦率というのは予算の配賦額ということですね。 実際額がわからないので割合で算定するのかー。 大変参考になりました。