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1規定水酸化ナトリウム溶液の作り方を教えて下さい。
25%の水酸化ナトリウム溶液から1規定の水酸化ナトリウム溶液500mlを作る場合、どのようにすれば良いのでしょうか? 水酸化ナトリウムは分子量が40なので、25%水酸化ナトリウム溶液40gを1Lの水に溶かせば1規定水酸化ナトリウム溶液が出来るんですよね? という事は、500mlなら20gですか? すみません 全く解らなくて・・・。 知り合いから聞いたのですが、4%の水酸化ナトリウム溶液にすればよいので、4%÷25%×500ml=80g 80gを500mlの精製水または水道水に溶かせば出来ると聞いたのですが間違っているのでしょうか? また、ポリ瓶などに作った溶液を入れて保管する場合、どの位の期間なら問題無いでしょうか? 保管温度は常温なら問題ありませんか? 何度も申し訳ありません・・・。 恥ずかしいのですが、全く知識が無いんです。 ご教示宜しくお願い致します。
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- teishia
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こんばんは。 まず、1規定(1N)の水酸化ナトリウム溶液とは水1Lに水酸化ナトリウムが40g溶けている状態です。40gの根拠は水酸化ナトリウムの分子量が40で価数が1価だからです。(価数についてはここでは省略します) すると、1Nの水酸化ナトリウム溶液は40/(1000+40)で約4%になりますね。これがお知り合いの方が言った4%の理由です。 ですから、25%溶液から4%溶液にするためには、25%溶液を6.25倍に希釈すれば良いことになります。メスシリンダーに25%溶液を100mlとり、全体を625mlにすればだいたい1N溶液ができます。ちょうど500ml作りたいならNo.1の方がおっしゃるとおりにすればよろしいかと思います。 なお、ご質問者様の、「分子量20・・・」というのは、計算上はそうなるのでしょうが、化学的には誤りです。水酸化ナトリウムの分子量は40です。
>水酸化ナトリウムは分子量が40なので・・・出来るんですよね? 違います。できません。 25%水酸化ナトリウム溶液というのは、全質量の25%がNaOHであるという意味です。したがって、NaOHが40g必要なのであれば、40/0.25=160 (g) の25%水酸化ナトリウム溶液が必要です。これを希釈して 1 L にすれば1規定水酸化ナトリウム溶液ができます。 500 mLであれば 80 g ということになります。 なお、水酸化ナトリウム水溶液の密度は1 g/mLとは限りません。質量で考えるべきです。 考え方としては小学校の算数で出てくる食塩水の濃度を考える問題と同じことです。食塩のかわりがNaOHだと考えれば良いだけです。 保管期間に関してはどこまでが大丈夫とはいいにくいです。用途にもよるでしょうし、保存状態にもよるでしょう。容器が密閉できない場合には保存はできません。ポリ瓶というのが曖昧ですが、正確さを要求されない実験であれば、常温で(冷蔵庫に入れても大差ないでしょうが)1週間から2週間くらいでしょうか。この辺りは、人によって見解が違うと思います。
お礼
早速のご回答有難うございました。 1規定水酸化ナトリウム溶液を500ml作る時は、分子量が20 20gと考えて良いのでしょうか? 20/0.25=80(g)の25%水酸化ナトリウム溶液が必要で、これを希釈して500mlにすれば1規定水酸化ナトリウム溶液ができる。 正確さを要求する程のレベルではありませんが、作成の方法についてもご教示頂けますでしょうか? バネ秤などを使ってメスシリンダーに25%水酸化ナトリウム溶液を80g採って500mlになるように精製水や水道水または工業用水で希釈すれば大丈夫なのでしょうか? 何度も小学生レベルのご質問で申し訳ございません。 教えて頂ける人が誰もいないものですから・・・。 すみません 何卒宜しくお願い致します。
お礼
わかりやすいご回答を頂き、ありがとうございました。 ようやく理解できました。 早速実践してみたいと思っております。 本当にどうもありがとうございました。