- ベストアンサー
自宅の按分について
こんにちは。 親と同居の場合の経理処理についてお伺いします。 私は個人事業主ですが、オフィス以外で自宅でも仕事します。 自宅は親と同居で、親が通信・光熱費(親名義の 請求書)など払ってくれています。 自宅使用分は自分で経費として払いたいのですが 複雑な按分になりそうなので、シンプルな按分法 知りませんか?こんな場合は明確じゃないから 按分はできないんでしょうか? アドバイスよろしくお願いします。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
参考URLに経費の按分に関する簡単な説明があります。それによると、次のように記載されています。 「生計を一にする配偶者その他の親族に支払う地代家賃などは必要経費になりません。」 たとえば、通信費で言うと、親名義の電話回線を自分も使用し、仕事にも使用しているので、仕事で使用した分の通信費を親に支払ったとしても、経費とは認められないと思われます。 光熱費も同様です。電力会社への支払いを親がしていて、自分が仕事で使った分を親に支払っても、経費とは認められないでしょう。いずれも、支払い先が親だからです。 また、次のような記載もあります。 「主たる部分が事業をしていく上で必要であり、かつ、事業に必要である部分を明らかに区分することができる場合のその区分できる金額」 つまり、按分が認められるためには、明確な区分計算ができなければなりません。家賃であれば面積、電気代であれば点灯時間など、区分計算の基準となる数値が必要です。 Scotty_99さんが自宅で仕事に使用した電話代や電気代を必要経費として認めてもらうには、次のような条件を満たしている必要があるのではないかと思います。 1) 自宅の電話代・電気代をScotty_99さんの名前で電話会社・電力会社に支払った領収書があること。 2) 通話記録明細などによって私用通話と仕事の通話とを区分できること。電気代についても同様ですが、電気代は計算が複雑ですので、照明の点灯時間、パソコンの消費電力など、よほどデータをそろえないと「明らかに区分できる」とは認められない気がします。 また、親に支払った通信・光熱費が経費として認められるためには、親とは生計を一にしていないことを証明する必要があると思われます。 Scotty_99さんが仕事で使う電話代・電気代がかなりの額に上ると思われる場合は税務署で相談してみると何らかの計算方法を提示してくれるかもしれませんが、そうでなければ、経費として認めてもらうのはかなり難しそうです。
お礼
説得力ある回答ありがとうございました。 やっぱりだめなんですね。でも、ちゃんと明確な答えを 出してもらっただけでなく、対策も教えて頂いたんで、 将来の課題にしたいと思います。 本当にありがとうございました。