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臭い(香り)とは?
化学なのか生物学なのか分かりませんが、とりあえずココで質問させてもらいます よく火災現場などで、「灯油臭い」などと言っている場面を見ますが、 臭いの理屈が分かりません。 今まで臭いは、気化した成分が鼻腔で感じられることだと思っていました。 なので、温めれば臭いは濃くなるし、 凍らせれば臭いはほとんどしなくなりますし・・・。 ですが、火災現場では、灯油は燃えてしまうはずですよね。 なら、気化した灯油の成分も燃えて臭いの元もなくなると思うんです。 専門的な知識というより、おおまかな「臭い」の正体が知りたいんです。 よろしくお願いします
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質問者が選んだベストアンサー
火災現場の「灯油臭い」に関しては灯油から発せられたにおいではないと思います。 おそらくプラスチックに由来する壁材や家具、衣類が燃焼するときに、灯油に似たにおいを発するのでしょう。 質問者さまのご指摘通り、完全燃焼さえしてしまえば、これらも二酸化炭素と水になるだけですからにおいはしません。しかし火災現場の内部は十分な空気がありませんし、消火活動によって外部から水をかければ水蒸気によって空気(酸素)の供給が遮断され、不完全燃焼の状態になります。 まとめるとこんな感じです。 熱による分解→熱による分解成分(においの元)の揮発(→完全燃焼なら炎による分解成分の燃焼)
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- TEOS
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回答すると意外と難しい質問ですね。 何まり自信ない回答だけど、有機物には、芳香族など比較的心地よい においがする物も有れば、悪臭するものも多い。 火災現場で、灯油の臭いが残留してるのは、完全燃焼していないから 石油ストーブが燃えていても臭いがしないのは触媒を使い、完全燃焼に より近づけてるから。 余談ですが、軽油の場合真冬だと固化が始まるけど、臭いはする。 臭いの化学は奥深く、簡単には書けないけど、臭いの素は気化成分だけではないと思います。雨が降る前には、湿っぽいホコリの臭いがするし 海のそばに行くと潮の香りがしませんか? 食品が傷んでいるかの判断も臭いでする場合が、有りますけどこれも 付着している菌の種類で、臭いが変わります。カビが付けばカビ臭 酵母が付けば酵母発酵臭します。 コーヒーでも炒り方により出て来る匂いが大きく異なります。 難しいからこの辺で止めときます。 書ききれないから・・・。
お礼
回答、ありがとうございます。 臭いの元が気化成分だけではないとのことですが、 それは、臭い全てに当てはまることなのでしょうか? それぞれに臭いが違うのは当然ですが、 「臭い」と認識させる存在もそれぞれ違うものなのか? それが知りたかったんです でもどうやら、これ以上知るには 専門知識を学ぶところから始めないといけないみたいですね。 参考になりました。ありがとうございました
- phosphole
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灯油の臭いなんじゃないですか(笑。 全部燃えたら臭わないでしょうが、嗅覚ってのはかなり感度が良いので、少しでも変な臭いの元(=何らかの気体分子)がいたら、感知してくれます。 火災現場だと温度が上がっているでしょうから、残存していた灯油の揮発が促され、少ない量の灯油でも、長距離から感知できたのではないでしょうか。
お礼
回答、ありがとうございます 残念ながら、phospholeさんのお答えでは 「臭いとは何ぞや」 の疑問解消には至りませんでした。 (何らかの気体分子) が気化した灯油なのか、別のものなのかが最も知りたかったんです お答えくださったのに、申し訳無いです
お礼
回答、ありがとうございます 全焼した火災現場であっても、 全てが完全燃焼するわけではなく、 不完全燃焼の物質(灯油)が気化して臭いになるんですね。 ということは、 「臭い」というものは、物質が気化したもの という私の今までの考えは、大きく外れてはいなかったんですね。 おそらく、これ以上詳細に知りたいと思えば、 専門的にきちんと学ばなければいけなくなるのでしょうね とりあえず今はこれだけで充分納得しました ありがとうございました