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[way]の使い方について?
NHKテレビ英会話講座より He worked his way through college and graduated with honors. 彼は働いて学費を自分で出して大学を卒業した、しかも優等で。 (質問) (1)「学費を自分で出す」を[his way]で表現されていますが、このニュアンスがつかめません。なにかやさしい説明をいただけませんか? (2)直訳すると「彼は大学を通して、彼のやり方(方法)で働き続けた、・・・」 でいいでしょうか? (3)[worked]は完全自動詞で間違いありませんか? (4)[work through]「働き続ける」、という句動詞ありますが,これと関係がありますか? (5)類似した「way]の使い方で、易しい例文があればいくつかお願いいたします。以上
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こんにちは。昨日のご質問ではご丁寧なお返事を有難うございました。 ご質問1: <「学費を自分で出す」を[his way]で表現されていますが、このニュアンスがつかめません。なにかやさしい説明をいただけませんか?> workの解釈が疑問を解く鍵になります。 (1)ここで使われているworkは、次のような意味を持っています。 「徐々に(苦労して)進む」 「努力して(働いて)得る」 (2)従ってwork one's wayは、 「苦労して自分の道を進んで行く」 「働いて自分の道を得る」 という意味になります。 ここでは、下の「働いて」の解釈から、抄訳のような「学費を自分で出して」というニュアンスに転じたものと思われます。 (3)ここで使われているthrough は、 「~を通り抜けて」→「~の終わりまで」 という意味になる前置詞です。 例: I go through college. 「大学を、終わりまで、行く」→「大学を卒業する」 (4)以上を踏まえるとHe worked his way through collegeの意味は (直訳)「彼は、大学を、終わりまで、働いて、自分の道を進んだ」 → (意訳)「彼は働いて、大学を終わりまで行った」 となり、抄訳のような訳になっています。 ご質問2: <直訳すると「彼は大学を通して、彼のやり方(方法)で働き続けた、・・・」 でいいでしょうか?> (1)workはここでは「働く」という自動詞の意味ではなく、「働いて得る」「働いて進む」といった意味になります。 (2)wayはここでは「やり方」「方法」ではなく、work「進む」と呼応して、「(自分の)道」という意味になります。 ご質問3: <[worked]は完全自動詞で間違いありませんか?> ここでは、目的語one's wayをとる、他動詞になります。 ご質問4: <[work through]「働き続ける」、という句動詞ありますが,これと関係がありますか?> 正確には「働き通す」「最後まで働く」という意味で、転じて「働き続ける」という意味になったものです。 前置詞throughの用法は、ご質問文の用法とほぼ同じですが、workの意味、動詞の種類が異なります。 ご質問5: <類似した「way」の使い方で、易しい例文があればいくつかお願いいたします。> このwayの意味は「道」になります。 例: He worked his way up. (直訳)「彼は、自分の道を、徐々に、上へ向かって、進んで行った」 →(意訳)「彼は徐々に出世していった」 He worked his way through the crowd. (直訳)「彼は、自分の道を、苦労して進み、人ごみの中を、通り抜けて、行った」 → (意訳)「彼は人ごみの中を押し分けて行った」 などがあります。 以上ご参考までに。 PS.暑中見舞い有難うございます。こちらの気温は昨日は26度、今日は34度、明日は21度の予定で、よくわからない???な天気が続きます。日本のように台風が来ないだけましなのかもしれませんが、、、。今日本は夏真っ盛りだと思いますが、暑さに負けず、お勉強頑張って下さいね。
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- Ganbatteruyo
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Gです。 週末もない今の自分ですが、これがmy wayですから死ぬまでthroughしなくてはならないと自分で決めたことでですからこういう人生もいいと思います。 一人でも多くの人が英語を使いこなせるようになり、一人でも多く犯罪の犠牲者になるのを防げるように指導し指導できる人たちを作り上げれば、いいと思っています。 これもJapanese-American wayなのでしょうね。 <g> >(1)「学費を自分で出す」を[his way]で表現されていますが、このニュアンスがつかめません。なにかやさしい説明をいただけませんか? まず、work one's way throught collegeとは学費を出した、と言うフィーリングではない、ことを知ってください。 何から何まで自分で出して学校へ行く、と言うことなのです。 つまり、今ではとてつもなく高い教科書を買い、アパート代を払い、食費を払ったりして、自分が学校へ行けるようにするためのすべてをする、と言うことなのです。 workには目的を達成するために苦労をし努力すると言うフィーリングを出すために使う使い方があるわけです。 じつは、よく知られている「(給料をもらうために)働く」と言う使い方として使われるようになった、と言うことなのですね。 ですから、このwork one's wayと言う言い方をして、目的の方向性を知りながら苦労してがんばる、と言うことになるわけです。 二十数年前は私自身を認めてもらうためにI had to work my way through the cultural handicapsだったわけです。 私の専門とする業界's(複数です<g>)の知識と経験だけでなく、また半端な英語力ではなく、歴史、文化的なことへのハンディーキャップを取り除かなくてはならなかったわけですね。 ではこのthroughは何かと言うと、この「方向性」を出している福祉でもあるし前置詞でもあるのです。 (aim at/ xxxと解釈するかaim/at xxxと解釈するか、と同じ理由です) 通り抜ける、潜り抜ける、と言うフィーリングなのです。 これが過去形になると「おわりになる」わけですが、She is working her way through collegeと言うように、inでは在るけど動きを感じさせるわけですね。 through collegeが来るために、この道と言うフィーリングが薄れるのですね。 つまり、work one's way through crowdと言う表現で現実的な道的フィーリングを感じることができるわけですが、college/universityという単語が使われているために、大学のキャンパスを(人がたくさんいるからかどうか<g>)通り抜けようと苦労してがんばる、と言うことではないわけです。 つまり、在学中は自分で何もかもやった、在学中は自分で払うものは払った、と言うことなのです。 私のように学費は州から出たりして、学費は払わないけどほかの費用は自分で払った、と言う状況もwork one's way through collegeなのです。 >(2)直訳すると「彼は大学を通して、彼のやり方(方法)で働き続けた、・・・」でいいでしょうか? これは上にもヒントにしたように、やり方・方法ではなく古い歌のMy Wayのwayであり、武道のWay of Lifeのwayです。 道と言う意味です。 目的への道、人生の途中に歩く道、のことを言います。 上にも書いたように、かなり抽象的な道と言うフィーリングになるわけですね。 (3)[worked]は完全自動詞で間違いありませんか? one's wayが名詞とすれば他動詞となります。 しかし、I go my wayと言う表現と同じようにgoを自動詞としmy wayを副詞(私のやり方で)とするか、goを他動詞(~を歩む)としてmy way を名詞(私の道)とするか、ここもthroughと同じように解釈によって品詞分けができます。 どちらであるかは断言できないところです。 (残念ですが) >(4)[work through]「働き続ける」、という句動詞ありますが,これと関係がありますか? 私にはこの表現のフィーリングを本題の表現からは感じることはできません。 かなり違うフィーリングを感じます。 熟語・イディオムと言う、元の意味合いから外れて使われる用法的フィーリングが強いためにそう感じるのだと思います。 また、work one's way throughの表現を身につけるためにはこのwork throughと関連付けるとかえって壁になると私は感じます。 筋肉をつけることと早く走れるようになる事とはつながりはあります。 否定してはいけないところでしょう。 しかし、必要でない筋肉に関しては、脂肪より重い必要のない筋肉は「つけない」と言うアドバイスのほうが「価値がある」のですね。 >(5)類似した「way]の使い方で、易しい例文があればいくつかお願いいたします。 これは上で書いたwayと言う単語のフィーリングを感じ取ることでたくさんの例が出てくると思います。 今回の場合、work, throughと言う単語の使い方が普通ではないためにwayの解釈に難を感じただけだと思います。 それよりもwork one's way through+大変なこと・問題点があること、と言う使い方をした文章を身につけて使えるようにすることもひとつの案だと思いますがいかがでしょうか。 そして、この多分一番一般会話の中で(口語と言わなくてはならないのかな)で使うこの表現、work one's way through collegeをそのまま覚えてしまうと言うのはどうでしょう。 そして、それを進行形で使うか、それとも過去形で使うか、と言う一般的使用方法を知ることも大事だと思います。 さらに英語力向上という支店から、今回のご質問の延長として、I'm paying everything myself through collegeとどう違うのか、I got a work through collegeと言う表現とどう違うのか、を考えてみませんか? 確かな表現力をつけてもらいたいと言う気持ちからまた書いてみました。 これでお分かりになりましたでしょうか。 ご理解しにくいところがあったり追加質問がありましたらまた書いてください。
お礼
いつもご回答いただき感謝申し上げます。[work]を「働く」にこだわったこと、[way]も「手段、方法」に無理に当てはめようとしたこと、が理解を妨げた要因でした。ご回答を読ませていただいて、よく理解できました。また英語を理解していく上での大切なことも書かれていてとても参考になります。すべては消化できませんが、徐々に身についてくると思います。またのご回答楽しみにしています。敬具
- komimasaH
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workという言葉は働くという意味だけではありません。 なんらかの手段を使って、なんらかの結果を出すという 考えようによっては非常に抽象的な表現で使われる言葉です。 それに、働いて、という具体的な意味が付加される。 全てをコントロールして、ということという、すごい言葉です。 ですから、学費を自分で出して、という訳も不十分です。 家賃も払って、食費も交通費も自分でまかなって、そういう意味が 含まれます。一切合切自分の努力でまかなったです。 訳は難しいですが。 そういった全ての意味を含む言葉です。 そういう認識で読めば、完全自動詞だとかというような、 文法的な疑問は出てこないのではないでしょうか? 語感が一番大事だと思います。
お礼
ご回答有難うございました。[work]を「働く」にこだわったこと、[way]も「手段、方法」に無理に当てはめようとしたこと、が理解を妨げた要因でした。教えていただいてよく解りました。[work]の意味、とても印象的でした。幅広く使えるようになりそうです。頭を柔軟にして、たくさんの英語に接して行きたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。まづは御礼まで。
- florida2
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この基本はmake one's wayというイディオムにあります。 ~自身の道を作る→「進む」という意味になります。ここでどのような進み方をするか動詞を変えるといろいろなイディオムができあがります。 まずは例で挙げられているwork one's way 働きながら道を進むのです。そしてthrough collegeですから大学を卒業するまでやりとげるのですから work one's way through collegeで「働いて、つまり学費を自分で稼いで大学を卒業する」という意味になります。 work one's way 骨を折って(苦労して)進む feel one's way 手探りですすむ push one's way 押しのけてすすむ lie one's way 嘘をついてその場をのがれる(のがれてすすむ) などが他にあります。 (3)[worked]は完全自動詞で間違いありませんか? ここでの使い方はone' way を目的語にとる他動詞です。
お礼
ご回答有難うございました。[work]を「働く」にこだわったこと、[way]も「手段、方法」に無理に当てはめようとしたこと、が理解を妨げた要因でした。教えていただいてよく解りました。work,feel push lie/one'wayもしっかりと記憶したいと思います。頭を柔軟にして、たくさんの英語に接して行きたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。まづは御礼まで。
お礼
ご回答有難うございました。[work]を「働く」にこだわったこと、[way]も「手段、方法」に無理に当てはめようとしたこと、が理解を妨げた要因でした。教えていただいてよく解りました。毎回申し上げていますが、私にとって、ほぼ教えて欲しいすべてが記載されています。私のレベルをよく理解されています。本当に感謝致します。ご無理のない程度に今後ともよろしくお願いいたします。 PS.フランスは気温の変化の激しい国ですね。チョッと感覚がつかめません。文化と芸術の国フランス。本場のフランス料理も美味しいでしょうね? 一度は訪れたいものです。夢は楽しみに残しておきます。有難うございました。敬具