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UV照射について
インフルエンザウィルスにUVを照射することで変異を導入したいと考えているのですが、どの波長をどのくらいの時間照射するとどの程度変異が入るのかという、変異導入率がわかる方いたら教えていただけないでしょうか。経験者の方などいらっしゃいましたら、実験上注意する点なども教えていただけると幸いです。
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過去の論文を検索してみるといいと思います。 PubMedで『influenza』 『irradiation』とかいれるとでてくると思います。 昔の論文ですが、GE G8T5ランプ、8Wで15cmの距離から30minというのがありました。普通の殺菌灯です。 リコンビナントを作るのに、よく使われていた方法のようです。 1の人のように、リバースジェネティクス等でやる方法が今の主流なのかなとは思います。
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- Amakosan
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私見ですが、 インフルエンザウイルスにUV照射したら、 ・mutationが入った状態で細胞/個体に感染可能なvirion が残る可能性は低いのでは? 不活性化された抗原としての機能しか果たさないvirionを調製するために10minのUV照射を行った、、というマテメソを最近見た気がします。 目的次第ですが、UV照射でrandom mutation入れようと試みるより、組換でpoint mutationを入れる方が良いかもしれませんよ。
お礼
お返事が遅れて申し訳ありません。たしかにUVで活性ミュータントをとるのは難しいようですね。現在error-prone PCRでランダムにミューテーションをいれたHAで、リバースジェネティックスにてvirionを作ろうと考えてますが、時間がかかるのでもっと短時間でミュータントをとれないかと思い、そのような方法を探しておりました。今の方法で引き続きミュータントをとってみようと思います。ありがとうございました。
お礼
たいへん参考になりました。UVや5-FUといった方法でミュータントをとる方法は昔ほどおこなわれていないようですね。現在リバースジェネティクスの系を動かしましたので、こちらの方法でとってみようと思います。ありがとうございました。