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ポリアニリンの製膜について
ポリアニリンを製膜するには,塩基性ポリアニリンをNMP(N-メチルピロリドン)に溶解させ,それをガラス板に展開させ乾燥させることにより膜が得られることは分かるのですが,このとき用いられるNMPの種類が分かりません.具体的に言うと, WAKOで購入しようと思うのですが, 1-メチル-2ピロリドン 1-メチル-2-ピロリドン(脱水),有機合成用 の二種類があり,どちらを使用していいか分かりません. どなたか教えてください.
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- phosphole
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回答No.1
どちらも同じものです。 違いはカタログに書かれている通りで、後者は脱水してあります。 NMPですから数十ppmくらいの残存水分だと思います。 もしも質問者さんの実験が、普通に実験台の上でフラスコかなんかでやる程度のものなら、前者でかまいません。 もしもこの実験が水・湿気を避ける必要があるものなら、後者をつかうべきです。 私はこの実験には詳しくありませんが、書かれている感じからすると、特に水をケアする必要はなさそうですね。 なお、NMPなどのアミド系溶媒は水に溶けるくらいなので、湿気を吸いまくります。 保存に関しては、密栓した上、モレキュラーシーブスなどの乾燥剤を入れておいた方が良いと思います。 仮に脱水品を買っても、フタを開けて使って、乾燥剤を入れていないとすぐに通常のものと大差なくなります。