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モレキュラシーブスによる脱水
生物標本の脱水のため、100%アセトンを得たいと思っています。現在手元にアルコール脱水用に和光のモレキュラシーブス3Aがあるのでこれが使えればと思ったのですが、アセトンは4Aで脱水すると書いてあるものがありました。 (1)3Aではアセトンは脱水できないのでしょうか? (2)モレキュラシーブス・合成ゼオライトにはいくつも種類がありますが、有機溶媒等の脱水に関して、「これにはこれが適する」というわかりやすい対応がありますか? (3)モレキュラシーブス以外でアセトンを簡単に脱水できるものがありますか? よろしくお願いします。
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有機溶媒の脱水に使ったことないので、「分子ふるい(モレキュラーシーブス)」についての一般論。 NaA(Molecular Sieve 4A):業界用語では「モレキュラーシーブス4Aパウダーは、有効直径が0.4nm以下のもです。これより小さいゲージのものが3Aパウダー(0.3nm以下)。3とか4は、ゲージの有効直径を表しています。よって、3のほうが、4よりゲージが小さいということになります。これ以外に、CaA(Molecular Sieve 5A)は、直鎖や分岐炭化水素の分離に使用します。このパウダーは、直鎖炭化水素(分子径0.43nm)を吸着、分岐炭化水素は吸着できません。 <参考URL:ゼオライトについて> http://www.comb.t.u-tokyo.ac.jp/~yinada/master-thesis/html/senior/node35.html 「アルコール脱水法(100%EtOH調製法)」というページがありましたが、どうなんでしょう?? http://j-seitai.kais.kyoto-u.ac.jp/LaboManual/%91g%90D%8Aw/EtOH.html
お礼
kuniuniさんありがとうございます。 「アルコール脱水法(100%EtOH調製法)」をみますとアセトンも3Aでいけそうですね。とりあえず、手元の3Aを使ってみようと思います。 他に何か情報お持ちの方がおられましたらよろしくお願いします。