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薄層クロマトグラフィーの脂質実験
卵黄に含まれる脂質を有機溶媒で抽出し、それらの種類を薄層クロマトグラフィーで調べました。消化酵素にはリパーゼとホスホリパーゼ溶液を用い、展開溶媒は、リン脂質用はクロロホルム-メチルアルコール-水を、中世脂質用には石油エーテル-エーテル-酢酸を用いました。 なぜ2種類の展開溶媒を用いたのか知りたいです。
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noname#160321
回答No.1
展開溶媒は試料の極性により適切なものを選びます。 リン脂質用はリン酸残基があるので極性の高い溶媒でないと展開できずスポット位置から動きません。 中性脂質は極性がないので極性の高過ぎる溶媒は全ての内容物がてっぺんまで登ってしまいます。
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- anthracene
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回答No.2
リン酸基に限らず、極性の官能基があるとゲルと強く相互作用し、場合によっては非可逆的に吸着されてはがれなくなります。 溶媒の極性を上げてやると、ゲル表面の吸着水相と展開溶媒相との間のやりとりが、展開溶媒側へ有利になるため、分子はゲル表面から離れて動きやすくなるため、クロマトで動くようになります。
質問者
補足
ありがとうございます!!あともう2つ教えていただきたいのですが、クロロホルム、メチルアルコール、水、石油エーテル、エーテル、酢酸の極性の高さの順番はどうなっているのですか?? それと、石油エーテルとエーテルは違うのですか?
補足
どうして燐酸残基があると極性の高い溶媒でなきゃだめなのですか?? ばかですみません…↓