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誘導起電力
学校の実験で誘導起電流の測定を行ったのですが・・・ 磁石をコイルに近ずけると起電力は一端は上昇するのですが、その後徐々に下がってコイルと磁石の距離が0になると、起電力も0になりますよね。それの、理由がわからないのでどなたか、教えていただけませんか?
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磁石から出る磁力線を想像して絵に描いてみて下さい。中心部分から出る磁力線はそのまままっすぐ進みますが、端の方から出る磁力線は直ぐにUターンして磁石の外側を通って反対側の極に進みます。両者の方向は正反対です。コイルと磁石が離れているときは直進する磁力線が主に作用してコイルに電気を発生させます。近づくにつれてUターンする磁力線も作用に加わり、方向が逆の起電力を起こすので、直進する磁力線の誘導作用を弱めます。おそらく今回の場合は、距離ゼロの辺りで、両者が同じ数になったので、打消しあって起電力がゼロVになったのだと思います。
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- Denkigishi
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なかなか難しい問題ですね。コイルと磁石の形状と寸法を教えてください。
補足
棒磁石で縦5cm横1cm厚さ0.5cmです。 コイルは長さ10cm半径1cmで200巻きだったと思います。 正確に測ったわけではないので、あくまで目安です。
- Denkigishi
- ベストアンサー率47% (269/562)
コイルと磁石の距離が0になったところで、動かす速度がゼロになったのではありませんか? 起電力は速度が早いほど大きくなります。逆に、動かさないと起電力は発生しません。
補足
さっそくの回答ありがとうございます。 実験の内容について説明不足な点がありました。 コイルを磁石に近ずけるときに短い距離を素早く動かして、徐々にコイルに近ずけるというものです。 動かす速度も一定にしています。 例えば、コイルと磁石の距離を15cmとすると、遠い所から、1cm急速に近ずける。そのときの、電流計の振れた値の最大値を読むという動作をコイルと磁石の距離が0になるまで続けるというものです。 これを行うと、コイルと磁石の距離が3cm辺りまでは、起電力が増加するのですが、それから急激にさがり0になるのです。 ちなみに、実験は成功だと言われました。 よろしくお願いします。
お礼
ありがとうございました。助かりました。