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誘導起電力は回路が閉じていなくても同じ
「コイルに磁石を出し入れしたときに生じる誘導起電力の大きさは回路が閉じていても閉じていなくても同じ」と本に書いてあります。 起電力が生じるということは電流が流れるということです。回路が切れていても(閉じていない)電流は流れるのでしょうか。 類似の質問で、家庭に来ている100Vコンセントに、電源をOFFにした電気製品をつないだ場合(回路が閉じていない場合だと思うのですが)、コンセントからその電気製品までの線に電流は流れるのでしょうか。 前から疑問に思っていたのでどなたか教えていただけないでしょうか。よろしくお願いいたします。
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もう大昔に習った技術なので、間違ったら御免なさい。 ◆ 誘導起電力なので、負荷の回路を作ったとき:- 回路が開いていたら電流は流れません。 回路を閉じれば流れます。 起電力と、その起電力によって流れる電流とを、混同しているのではないでしょうか。 つまり、発電しうるエネルギーの能力[A]と、それによって流れるマイナス電子の動き[B]とは、別の事象の筈です。 能力 [A] =/= 現象[B] で、別次元のことだと思います。 ◆ 機器の電源 SW をOFF にした場合:- 理論上では、電流はまったく流れません。 しかし、厳密に言うなら、現実には僅かな漏洩電流は流れます。 これは、この質問とは別問題の一般論になりますが。 * SWほか各所の絶縁材が無限大の抵抗値ではないので、微弱な電流が流れ続けます。電池を器具へ入れっ放しにした場合と同じ現象です。 * 電源コード間に(配電線間を含め)僅かな充電電流が流れます。理論上の値程度です。 * AC電源の電流とは別ですが、電源コードがアンテナの役割をして高周波電流が無視できない程流れている筈です。 AC機器への影響は殆どない造りになっている筈です。 このような現象があるので、電流が問題になる場合なら注意が必要と思います。
お礼
oh tokyo様、sanori様、ojisan7様 皆様、さっそくのご回答感謝いたします。 皆様のおっしゃるとおり、私は起電力とそのため流れる電流を混同していました。起電力が生じていても回路が切れている(開いている)なら、無限大の抵抗が入っていることと同じなので電流はながれないのですね。 電源をOFFにした電気製品の場合はスイッチOFFの状態が無限大の抵抗とはいえないので、微小な電流が流れるということも分りました。 ありがとうございました。