質問者さんがおっしゃっているオカルト番組というのは
おそらく、松尾貴史氏や大槻教授がたま出版の韮沢潤一郎氏に
あーだこーだとツッコミを入れる番組のことだと思いますけど
でも、考えてみてください。
本当に心底反目し合っているなら、なぜ両者とも毎回出演して
似たようなつばぜり合いをしているのでしょう。
バラエティ番組の演出なんですよ。
両者とも相容れないないことは了解したうえでケンカしているんです。
そもそも公共(本当は商業という表現の方が正しいのですが)の電波が
何も証明されていない非科学的現象を肯定するような番組を作ることの方がよっぽど問題だと思いませんか。
海外の怪しい超能力者が難事件に挑んで、毎回、後一歩のところまで行って
でも絶対に解決しない番組がありますけど
UFOや宇宙人ならともかく、実際に悲しんでいる遺族のワラをもすがる気持ちを利用して
さも本当に超能力があるかのように見せる娯楽番組なんて、とても下品で見ていられません。
以前、なぜ毎回ちゃんと解決させないのかを新聞に投書した人がいて
それに対して、実際に番組に出演されていたタレントさんが
「私たちだって、番組を盛り上げるために解決しないのは分かっていて驚いたり、残念がったりしている。あまり真剣に観ないように」
という回答をされていたのを読んだことがあります。
それに、テレビは以前よりもまともに扱うようになったと思いますよ。
オーラの泉や占い師の番組なんかが、ゴールデンタイムで堂々と流れているんです。
あれだって、何一つ確たる証拠はありません。信じない人にとっては立派なオカルト番組です。
もちろん所詮はバラエティ番組ですし、江原啓之や細木数子を信じる信じないは観る人の自由ですが
いくら視聴率のためでも、テレビが前世や予言の存在を肯定するような番組を流すことには疑問を感じます。