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お骨が水になるというのは本当ですか?

以前、お墓に埋葬された骨は水になると聞いた事があります。 フと気になって調べてみたのですが、なるという話と、ならないという話の両方があり、いまいち判りません。 恐竜の骨や原始人の骨が残っているあたり、状態にもよると思うのですが、骨というものは放っておいたら最終的に何になるものなのでしょうか。溶けると土になるのでしょうか。 ご存知の方いらっしゃいましたらお願いします。

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回答No.1

化学的にはなりません。 骨の主成分はアミノ酸やカルシウム化合物です。 アミノ酸部分は、主に、微生物に分解され二酸化炭素やアンモニア、そして、水に分解されます。カルシウム部分も風化により流れてしまったり、微生物などに処理されたりします。 なので、宗派によって違いますが、土に直接、お骨を撒くかたちの、埋葬ですと、何十年もたつと、跡形なく消えてしまいますし、骨壷に入れたお骨は微生物に接触しにくいので、何百年も残っています 骨は、最終的には、二酸化炭素をはじめとするガス、土の中の肥料成分、水になると思われたら良いでしょう。そのなかで、運の良かったものだけが分解されず、カルシウム分などが残留したり、他の成分がしみこんだりして、後々まで残ると思われたら良いかと思います。

red_spider
質問者

お礼

なるほど、溶けるというより分解されるんですね。 判り易く説明して下さってありがとうございます。 アミノ酸部分が水になるのですね。カルシウムは原子ですから、これ以上は分解されない…のでしょうかね?とりあえずどうやっても水にはならなさそうです。 回答ありがとうございました。

その他の回答 (1)

回答No.2

骨が水に変化することはありませんが、 中医学(漢方医学)では骨は腎に属します、 腎は水に属します、 それから骨壷の中の水の話ですが、骨が変化したのではなく、 骨壷の周囲の環境によって、たとえば温度差と湿度の関係で、 骨壷内の水滴が溜まって出来たものと思います。 この二つの考え方が一緒になって、水に変化すると考えてしまったものと思いますが。

red_spider
質問者

お礼

様々な思想も入り混じって、このような説ができたのですね。 骨の全てが完全に水になるわけではなさそうです。 とても参考になりました、回答ありがとうございます。

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