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(「出会う」と「出合う」)使い分けの根拠は?

使い分けには混乱と議論があるようです(例http://utuzawa.hp.infoseek.co.jp/kannji.htm)。 http://utuzawa.hp.infoseek.co.jp/sannko.deai.htm ・・・(*)の末尾の3行が指針のようですが、(*)は問答集となっていて(*)に先行する規範に対する補足と読み取れます。また、読み間違えようのないほど簡潔な(*)の末尾の3行が、現実には浸透していないということは(*)の指針が的外れなのではないかとすら思えます。規範とすべき条文なり告示なりがあるのなら読んでおきたいです。 解説文や加工した文章でなく、「出会う」と「出合う」の使い分けについて記した、そもそもの源泉に当たる生の規範たる条文は何処にあって、どうすれば読めるのでしょうか。 調べが不十分なせいか見つけられません。よろしくお願いします。

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回答No.1

>、「出会う」と「出合う」の使い分けについて記した、そもそもの源泉に当たる生の規範たる条文は何処にあって、どうすれば読めるのでしょうか。 そういうものはないと考えます。 私は漢字教育の専門家ではなく、また、ご質問の中にあったHP作成者の方のように網羅的かつ徹底的に調べたこともないのですが、二十年ほど小中学校の国語教材を専従で作ってきた者として、漢字使用に関し根拠としてきたのは次のようなものです。 漢字の使い分けに関して、公的な基準の第一は言うまでもなく常用漢字表(昭和56年 内閣告示・訓令)です。 http://www.bunka.go.jp/kokugo/main.asp?fl=list&id=1000003929&clc=1000000068 漢字の使用に関し、主に公用文作成において常用漢字表を補完するものとして定められたものに次があります。 公用文に関する諸通知(昭和56年 内閣閣第138号他) http://www.bunka.go.jp/kokugo/main.asp?fl=list&id=1000005514&clc=1000000068 法令に関する諸通知(昭和56年 内閣法制局総発第141号) http://www.bunka.go.jp/kokugo/frame.asp?tm=20070630092627 また、当用漢字の時代に作られた、異字同訓の使い分けに関する文書に次があります。 「異字同訓」の漢字の用法(昭和47年 国語審議会漢字部会作成参考資料) http://www5d.biglobe.ne.jp/~Jusl/Bunsyo/BunIji.html(※) ちなみに、国語表記に関する「内閣告示・訓令」や「参考資料」は、次の文化庁HP内の「情報システム」から調べられます(上記URLも、※以外はここから貼附したものです。)。 http://www.bunka.go.jp/kokugo/frame.asp?tm=20070630092627 ご質問の中の「問答集」は、おっしゃるとおり当用漢字表、および常用漢字表を補完する目的で書かれたものと推察できます。中には首をかしげたくなるような記述や、シリーズ内での矛盾、諸種資料(上に挙げたようなもの)との齟齬もありますが、仮に公的に定められたものがあれば、それを引かないはずはなく、まあ、相対的に信頼の置ける資料といっていいでしょう。いわばお役所的な発想(前例・法令遵守、保守的立場)に立って書かれているので、もし公的な”決まり”があれば、それを第一に押し立ててくるはずです。 「出会う」と「出合う」の使い分けなど、個々の語に関して公的な文書が使い分けを示すようなことはしていないと思われます。だからこそ、ご質問の中のHPの筆者の方が書いていらっしゃるように、各教科書間に矛盾が生ずることもあるのでしょう。「あたたかい」に関しては、私も仕事上、頭を悩ますことが多いのですが、だからといって何でもかんでも国に決まりを作ってもらおうというのもどうでしょうか。かなり緩い現在の基準でも、かなりの異論を呼んでおり、批判は絶えません(国に言葉を規制されてたまるか、という意見が多いようです。)。 「あたたかい」などに比べれば、「であう」の書き分けは単純で悩む必要はないのではないでしょうか。「問答集」や「『異字同訓』の漢字の用法」にあるように、人と人の場合、またその比喩的な用法の場合は「出会う」を使うというのを本則とする、ということは結局「出合う」という語は基本的に使わない、ということでいいと思います。 以上は私の狭い経験、そして管見を元にしているので、参考程度に受け止めてください。お役に立てなくて済みませんでした。

sono-higurashi
質問者

お礼

先ずは直接の用件を片付けてしまうことにします。 >>そういうものはないと考えます。 分かりました。 「いや、在るぞよ」という方が居られてはいけないので7/8(日)までは締め切らないでおくことにします。 さて、以下は派生した話です。 1 各種の資料の紹介をして下さって有り難うございます。 2 http://utuzawa.hp.infoseek.co.jp/sannko.deai.htm ・・・(*)が「相対的に信頼の置ける資料」であって http://utuzawa.hp.infoseek.co.jp/kannji.htm・・・(#)が実情であるならば(#)の多くが擬人化した表現や比喩的表現ということになります。そうでないと両者が並立できません。 機会があったら擬人化した表現や比喩的表現と認められるか否か検討することにします。 3 別段、使い分けの基準が欲しい訳ではありません。国民向けへ基準が公表されているのなら、「個人の拘り」はそれと折り合いの付く程度には配慮されねばなるまいと思っているだけです。 「ときわず」だの「いなずま」だのを歓迎する道理がありません。「ぢ」「づ」を完全に抹消して「あさじえ」「はなじ」と書けというなら、また別ですが。 何はともあれ、有り難うございました。またの機会にもよろしくお願いします。

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  • ffta
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回答No.2

難しい話はわかりません。 根拠は根本的なものでは、、、 会う→人 合う→物 と大学時代に習いました。 (漢字専門の授業。自分は漢文学科でした。) 出会う→人と 出合う→人以外と教わりました。例、、、川と川が出合う(合流) 会流とは言いませんよね。それと同じ、、、 でだめですか? 的外れな回答でしたらすみません

sono-higurashi
質問者

お礼

おっしゃることは分かっているつもりです。そのようにしようと思います。 ただ、そのようになっていない例が多過ぎるらしいのです。 (そうなっていない例 http://utuzawa.hp.infoseek.co.jp/kannji.htm)。 そこで、この件に関するもっとも大本の憲法みたいな決まりが何処にあるのか、あれば読みたいといっている訳です。 関心をもって下さってありがとうございました。

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