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根拠がわかりません
ネオン、酸素、メタン、食塩、アンモニウムイオン、水銀の物質1モルについてそれぞれ何グラムかっていう質問に対しては、酸素16グラムとかですよね?その根拠はなんなんですか?ただ高校時代から暗記事項として言われていただけであって、根拠がわかりません↓教えてください
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>その根拠はなんなんですか? 高校で化学を学んでいたときにこそ、その疑問を持つべきでしたね。 No.6の回答のとおり、はじめから暗記事項として教えるなどということはありえません。お怒りになられるでしょうが、こういうことだったかもしれませんね。 つまり、どうしてもモルという概念を理解してもらえない生徒たちが定期考査で赤点になることだけはなんとかして防ぎたいと考えた先生が、とにかく酸素1モルは16グラムだということだけは覚えておいてくれないかなぁ、というようなことを言ったのではないかなあと思うのですが・・・ それはさておき、質問者さんが大学生だとして、今になってモルに関する疑問を持たれるということは、在籍する学科が化学の知識を要求しているのではないかと思われます。もしそうでしたら、高校の化学の教科書を読み返されるようお勧めします。
- Ichitsubo
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>ただ高校時代から暗記事項として言われていただけであって そんな学校ありはしない。物質量→質量の計算を暗記事項として教えるだなんてあり得ない。そんなもの暗記したって何の意味もない。計算できてなんぼです。 高校の先生は丁寧に説明されたのでしょうが、聞いていなかったか何かで本質を理解していないだけです。 酸素原子1molあたりの質量=モル質量は16g/mol これが1molあるとき16g/mol*1mol=16gです。 1molという個数は、原子や分子がそれだけ個あったときにその質量が原子量(分子量)にgをつけたらよいだけになるように決めた量です。 酸素原子の原子量は16なので、1molあったらその質量は原子量にgをつけた16gになるという寸法です。
- kb-nike
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質問者さんは大学生であるようなので、定義を提示すると以下のようになっています。 モル(mol): SI(国際単位系)の物質量の基本単位。0.012Kgの「炭素12」の中に存在する原子の数と等しい数の要素粒子(つまり原子、イオンなど)、または要素粒子の集合体(つまり分子など)の物質量。
- ht1914
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硬貨で考えましょう。 現在出回っている硬貨は 1円、5円、10円、50円、100円、500円 の6種類です。一番軽いのは1円ですね。 軽い目方のものを測る秤がなかったとします。天秤を自作します。 他の硬貨が1円何枚分かを調べます。10円硬貨1枚が1円硬貨5枚分だとわかったとします。 1円硬貨を1kg集めます。10円硬貨を5kg集めます。枚数はいちいち数えなくても等しくなっていることはわかりますね。この数を仮にN個とします。10kgであれば1円硬貨の場合、10N個です。10円硬貨の場合、2N個です。2枚の10円硬貨をセロテープで貼り合わせたモノがたくさんある場合であれば10kgではNセットあります。Nがいくらということがわからなくてもこの関係は成り立ちます。 (体重計のようなkgで測る秤では1円硬貨の枚数をきちんと決めることは出来ません。普通に考えても100g程度が限界でしょう。その程度の曖昧さはどうしても出てきます。) この考え方を原子や分子に当てはめたものがモル(mol)という単位です。 一番構造が簡単で軽い水素原子を1として他の原子の質量がその何倍であるかを調べます(これが原子量です)。昔は当然原子一つの質量を測る秤など有りません。化学反応を利用してこの比を決めてきました。 いくつかの原子がセットになったモノ(分子)もHの何倍という比で表します。 酸素原子一つが水素原子一つの16倍であるということがわかっていれば水素1gの中に含まれている水素原子の数と酸素16gの中に含まれている酸素原子の数は等しいということがわかります。この時の数がいくらであるかがわからなくてもこの関係は成り立ちます。仮にこの数をNAとします。この考え方を出した人の名前を付けてアボガドロ数といいます。酸素原子2つがセットになっている酸素分子の場合は32gでNAセットということになりますね。このNA個またはNAセットの集まりを1molと呼びます。 この数がいくらかというのはわからなくてもモルという考え方は使うことが出来ます。「1gの水素の中の水素原子の数と同じ個数あれば1molと呼びましょう」ということです。 現在は個数がわかっていてそこから説明するという場合が多いようです。でも数の測定は難しいです。アボガドロがこの考え方を出した後、100年ほど経ってからやっと数がいくらかがわかったのです。 見ることも触ることも出来ない原子や分子の数を数えることが可能になるためには理論と実験方法の発展が必要でした。molの考え方が使われ始めた最初からその数がわかっていたわけではありません。 原子量の基準はまず水素原子です。精密測定の必要性と測定技術の発展に伴って炭素原子に基準を変えたのです。普通の化学反応であれば水素を基準と考えて十分です。原子量の値が小数点下第2位まで必要という場面は普通出てきません。
- mojitto
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モルは個数の概念です。 (1mol=6.02*10^23(個)) 酸素なら酸素原子2個で酸素分子1個を構成しています。 (酸素原子2molで酸素分子1mol) メタンは炭素原子1個、水素原子4個です。 (炭素原子1molと水素原子4molでメタン1molを構成) …以下、塩化ナトリウム、アンモニウムイオンも同様。ネオンと水銀は単原子の状態で存在しています。 モルは個数の概念だから、原子の個数としても分子の個数としても使用することができます。(みかんの個数を数える場合でも、フルーツ詰め合わせのバスケットを数える場合でも使える) 次は原子量(相対原子質量)の概念ですが… これは炭素原子(12C)1molを12gとしたときの、他の原子1molの重さを表します。つまり炭素原子(12C)をかき集めてきて、12gとなったときの原子の個数を1molとしているのです。 (みかんを基準として、さくらんぼや、すいかの相対質量が原子量) 酸素を例にとるのであれば、酸素の原子量は15.9994(≒16)です。 原子量は原子の質量ですので、質問が『酸素原子1molの質量』であれば16g、『酸素分子1molの質量』であれば32gとなるわけです。
- Cupper
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簡単に説明すると 炭素12グラムと同じ原子数(6.0221367×10^23)の要素粒子(分子・イオンなど)を持つとき1モルと言います。 この 6.0221367×10^23 を「アボガドロ定数」といいます。 試験管の中での化学反応を考えるとき、反応する分子の数を考慮する必要があるために考えられた単位です。 ※炭素1モルと酸素2モルを完全に反応させると 1モルの二酸化炭素ができると覚えると分かりやすいかも。
- RadishRage
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