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教科書で感動する感性について
だいぶ昔の話ですが、私が高校のとき、倫理社会(哲学社会学)と数学の教科書で感動したことがあります。ヘーゲルの概説と微分公式の証明でどうしても涙が止まりませんでした。世界を力強くつかもうとする、人間の偉大さを感じました。また自然の姿や社会の法則を赤裸々にするというスリリングさと、そこに現れる自然の姿は、やはり創造主がいるのではないかと思うほど美しいものです。 質問は、こういうことに感動してしまう自分が、社会的一般感性に合わないないのではないかという危惧です。当時の印象としては、やはり周りの人たちが軽薄で、現実の損得しか考えていないような印象を受けてしまいました。その思いは今も続いています。 所属集団が悪かったのかもしれません。しかし私に芸術的感性とか才能があるとも思えません。たいしたことではないと割り切ることもできますが、しかしどうも気になる問題です。なにかご教示願えないでしょうか。
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お礼
周りになかなかそんな人間を見つけることは難しいですからね。当たりくじは何千倍もの外れくじのなかにある。その人数分布というのはどうも納得いかないんですよね。孤高を生み出すために、何人の底辺が必要なのか。ピラミッドというものは、人間社会の象徴であるのか。