感性はどうやって育まれますか？

質問

感性はどうやって育まれますか？

人生生まれてから２０と数年が経ち、人それぞれ色々感性がある事を知りました。

価値観は考え方で変化するものですから、多様化するのは理解できるのですが

感性は何故、多様化するのでしょうか？

例えば自然が美しいと思う人もいれば、都会の町並みを美しいと思う人もいます。

黒髪の清純派タレント堀北真希を可愛いと表現する人もいれば、
厚化粧で髪を傷めている浜崎あゆみを可愛いと表現する人もいます。

私は緑の自然こそ大好きですが、生まれてから一度も花を綺麗だと感じた事はありません。

理屈で解釈できたらとても素敵な事だと思うので、
この方面にお詳しい方、どうぞ宜しくお願い致します。

回答No.1

noname#112847 · ベストアンサー

詳しくはないのですが・・・
外界の対象は心にとって一種の符号のようなものなのかもしれません。
感覚という窓を通して入ってきた符号を、記憶されている符号と照合するのが感性の働きなのでしょう。
それは一瞬のうちに行われる場合も多く、感性の働きが概念的思考に優先する働きを示しています。
記憶されている符号は、表象のみならず、体験としての全ての要素を伴っているものです。
単純にいえば印象というものになります。
この記憶された印象と外界の対象を素早く照らし合わせた情報を、概念の創出に与えているものなのでしょう。

入ってきた符号と照合するものがない場合、或いは、あっても符号に伴った要素が少ない場合には
そこから生まれる情報量も少なくなってしまいます。
逆に、入ってきた符号と照合するものが多い場合には情報量も多くなります。
情報量が多い場合が繰り返されると、さらに情報量が増えてゆく傾向になりますが
少ない場合には余り変化がなく、感性による照合の対象から遠ざけられてゆきます。
これが嗜好という多様的な面になって現れてくるのでしょう。

心の片隅に追いやられた少ない符号が、何らかのきっかけにより、急に引き出されて大きな意味を持つ場合もあります。
また、照合するものが全くない場合には、大きな？クエスチョンマークを提供してくれます。
これも感性の働きの面白さというか不思議さです。
ご参考になさってください。

お礼

回答ありがとうございます。

やはり難しいテーマですので今回はこれで締め切らせて頂きます。