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株で儲かるということは?
株で儲かるということは、その分別な誰かが損しているといことでしょうか? 賭場を想像してしまうのですが、客が掛け合い胴元がピンハネしますよね。単純化すると株もそういうことなのでしょうか? バブルがはじけてみなさん株で大損と言われましたが、あのときでも大損した人がいる分もうけた人がいるのでしょうか? 株は買ったこともない素人ですが、以前からの疑問です。よろしくご回答お願いします。
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誰かが儲かると誰かが「必ず」損をしているわけではありません。損をしている人もいるし、ただ儲けそこなった(儲けることができなかった)だけの人もいるでしょうね。 株価の上昇期(上昇する一方の期間)だけを見れば、みんなが儲かっている状態 も あり得ます。書きにくいので数字を小さくしますが、10円で買って、11円で売った人、儲かってます。11円で買って13円で売った人、儲かっています。13円で買って15円で売った人儲かってます。以下略。 つまり、全員儲かっています。13円で買った人が2円儲けたその裏で誰かが損をして泣いているということはありません。早く売りすぎて儲けられなかった、と嘆いている人はいるでしょうけど。 株価の下降期(下降する一方の期間)だけ見れば、みんなが損をしている も あり得ます。上記の例を逆さまにして考えて下さい。 ただ、そうでない場合、つまり、上昇期(上昇する一方の期間)でも損をする人もいます。例えば、「もう下がるだろう」13円の時に空売りした人とか。13円で売ったのに15円になってしまったので、15円で買って、自分が13円で売った人に株を渡さないといけませんから。 下降期(下降する一方の期間)に儲かる人もいます。やはり空売りが一番わかりやすいでしょう。15円の時に売っておいて、13円になった時に買って、自分が15円ですでに売った人に株を渡せばいいんですから。 賭場で胴元のようなことをする人はいません。あえて言えば、国家でしょう。国は、儲かることはあっても損をしない仕組みになっていますから。証券会社もそうだと言えますが、証券会社はその都度キチンと仕事をしていますからね。 90年3月、当時の大蔵省が総量規制をやって、バブルを破壊しました(バブルは自ら崩壊したのではありません)。たしかに株価暴落でみんな大損したかのように言われていますが本当でしょうか。 まず、本当に損をしたかどうかは、いくらで取得したか聞いてみないと判断はできません。大昔の安い時に買っていれば、ドカンと落ちてもまだ黒字でしょう。損をしたんではなくて、儲けそこなっただけの話です。 さらに、株は不動産と違って、売ろうと思えばすぐ売れました。100円で買った人は90円で売り、90円で買った人は82円で売り、という具合に大勢が少しずつ損をし、中には空売りなどで儲けた人も少数はいた、そんな感じの、ただの下降期だったのではないかと思っていますけどね、私は。 --------------------------------- 大損したのは不動産の持ち主です。それまで、実際には売らないでいて、だから利益が確定していなくても、国は「もうかった(過去形)」と言って地価税という税金をかけていました。 それで苦しんでいたのに、大蔵省がバブルを破壊すると不動産価格が暴落しました。で、売ろうとしても売れません。各地に、建てかけて途中で工事が止まった幽霊ビルが出現しました。不動産は株と違って、所有しているだけで税金がかかりますからね。なのに売れない。悲惨な状態がずっと続いたことはご承知の通りです。
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- neKo_deux
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損してるのは、現在でなくて、未来の誰かです。 あるいは、現在の搾取されている国や階層の誰かとか。 -- AさんBさんに100円玉10枚とリンゴ10個を持たせて箱の中に閉じ込めて、3日後に取り出したら、何万円かの借金とか、何日後にリンゴ何十個を相手に渡す、債権や債務と一緒に出てきたみたいな。
お礼
損得の結果が出るのに時間差がある、このことに質問の時点で気づいていませんでした。バブルにしても、儲けた人のほとんどが、最後に損してプラマイゼロということなのだろうと理解しました。 回答ありがとうございます。
- pasocom
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株(株式)というのは資本主義社会の基本システムです。 資本というのはつまり株のことなのですから。 株はその株に対する「配当」によって価値が決まります。配当の高い株が高い値をつけるのです。 そして「配当」とはその企業の利益の株主への還元であるわけですが、それでは企業の利益というのはどこから生じているのでしょう?。 企業は100円で作った商品を110円で販売することによって10円の利益を得ているのです。その10円が回り回って「株主」に配当されているのです。 企業がその活動によって得た利益は本来その企業の中で還元されればいいものです。具体的に言えば、従業員の賃金・ボーナスなどになるべきものです。それを「株主」が「出資したのだから」という名目で上前をはねるのが「資本主義」の基本原理なのです。 つまり、あなたのおっしゃる「誰が損しているか?」という疑問に対する回答は「企業の従業員一同が損している」のだと言えるでしょう。
お礼
違った角度からの見解、考えさせられました。ありがとうございます。
違います 日本だとみんなが儲けれてもおかしくないはずです 株の場合、株主=胴元と考えてもいいです >バブルがはじけてみなさん株で大損 バブルの場合はみんなで大損ですが、理論上予知能力があれば大儲けはできます 事実アメリカのシンクタンクではバブルの崩壊は予想されていました
- newbranch
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儲ける人損する人それらを仲介して手数料を稼ぐ証券会社。確かに株の売買をすることは、そのような構図になりますね。株については、損得は、売買したときに初めて発生するので、いくら相場が上がろうが、下がろうが売買しなければ損得の発生はありません。資金を寝かせることが出来るのであれば、長期間保持し、元値(買ったときの価格)に戻ってから処置を考えればいいのです。但し、資金に余裕が無く処分せざるを得ない場合には、損が発生する場合が多くなります。したがって、株は投機であり、投資であると考えれば良いのではないかと思います。投機は勿論リスクが多いですが、見返りも大きい、投資は比較的安全だが、見返りは少ない(もっとリスクが低いのは預金や、国債を買うこと)ので、資金に見合った運用をすべきでしょう。
お礼
なるほどです。株の場合、決済するのが皆同時ではないわけですから、バクチのように目に見えて勝ち負けがはっきりしないわけですね。 回答ありがとうございます。
FXや先物であれば原則としてそのとおりですが(いわゆる「ゼロサムゲーム」、勝者と敗者の損益を合計するとゼロになる)、 株の場合新株発行に伴い市場に資金が新たに流入してきますから、ゼロサムゲームではありません。全員が勝つということがありえます。 もっとも、短期的に見れば市場参加者の間でお金の取り合いをしている部分のほうがはるかに大きいでしょう。 一人のカリスマトレーダーの成功の影には何千人もの敗者が隠れています。
お礼
新たな資金が流入する。なるほど、その辺が複雑になるところなのですね。賭場を例に挙げたのはあまり良くなかったようです。勝者と敗者が簡単に決まらないのですね。回答ありがとうございました。
お礼
最初の質問文に書いたのは、株を買う人が客、証券会社が胴元という意味で書いたのですが、不適切だったかもしれません。 皆様の回答を読んで、短い期間だけを見ればみんな儲かったりもしくは損したりといった状況もあり、長い期間で見れば儲けた人の分損した人がいると理解しました。永遠に株価が上がり続ければ皆儲かるのでしょうが、そうはいかないのでしょうね。 回答ありがとうございます。