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高周波回路のマッチング
高周波回路でシリアルのLとパラレルのCで整合をとるとき、大きなCを使ったりするとインピーダンス整合がとれてても伝送効率がおちたりしますか?ご教授ください。
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- ruto
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回答No.2
抵抗R1とコイルLが直列でそれにコンデンサCが並列の回路(R1<R2)でCから見たインピーダンスをR2としたとき、 即ちR1とR2が整合する回路定数は R2=(R1^2+XL^2)/R1となります。 そのときのXCの値は XC=(R1^2+XL^2)/XLで求められます。 例えばR1=50Ω、R2=200Ωのとき XL=(R1・R2-R1^2)^0.5=86.6Ω XC=(R1^2+XL^2)/XL=115.47Ω というように、R1、R2が決まればXC2はおのずと決まりますので大きすぎる云々は少しおかしいと思います。 Cにエアーバリコンを使えばあまり問題ありません。 それよりコイルの方が問題です。
- nta
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回答No.1
どういう目的の回路を想定されていますか。インピーダンス整合という目的から見て高々数十MHz程度で、負荷インピーダンスがかなり小さい場合の出力整合とみられますが、「伝送効率」いう定義がよくわかりません。 一般にCによる損失はその回路構成よりも、使われているコンデンサの構造によります。誘電体を使うコンデンサでは損失が増大します。しかし、数100p程度のエアバリコンであれば損失は問題にはならないと思われます。ただ、ハイパワーであれば電極間の放電が始まるために問題点は変わってきます。一方この周波数帯の高周波回路では容量よりもLによる損失が顕著になります。