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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:整流回路との整合の取り方について)
整流回路との整合の取り方について
このQ&Aのポイント
- 高周波の勉強中の大学生が、周波数13.56MHzの伝送線路と整流回路の整合を取りたいが方法がわからず困っている。
- Silvaco社のgatewayとsmartspiceを用いたシミュレーションを行っており、整流回路の入力インピーダンスを計算し、スミスチャートにプロットして整合回路を決める予定だが、位相差と入力インピーダンスの抵抗成分の問題がある。
- Sパラメータに関しては勉強中であり、gatewayでのSパラのシミュレーション方法がわからない。
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質問者が選んだベストアンサー
非線形回路ですから、信号レベルによってインピーダンスが変化します。 すべての信号レベルでインピーダンスマッチングを取ることは出来ません。 マッチングをとる目的は何ですか? 1.伝送路での反射を最小にする。 2.出力の電圧を最大にする。 3.出力の電力を最大にする。 1.の場合、 最も簡単な答えは、適当なアッテネータを挿入する。 たとえば、6dBのアッテネータを挿入すれば反射は-12dBになります。 他の答えは一方通行の素子を挿入する。 一方通行の例としては、増幅器があります。 2.の場合、 ハイインピーダンスになるようにインピーダンス変換を行う。 整流回路の負荷はそれに合わせた値にする。 3.の場合、 信号のレベルを定めて整流回路のインピーダンスを求める。 (シミュレーション、又は実測) 求めたインピーダンスに合わせて回路を設計する。 インピーダンスを測定するにはネットワークアナライザを使うのが良いでしょう。 シミュレーションだけでは出来上がった回路が希望の特性になっているかは分かりません。 現物を測定器でチェックする必要があります。 現物には色々な寄生素子が付随しています。 純粋なLや、C、Rというものは存在していません。 寄生素子を考慮しないと、シミュレーションの結果と実際の回路で差が出ます。 スミスチャート(イミタンスチャート)によるマッチング回路の設計法、検波回路(整流回路)などの考え方は下記サイトの回路教室に記述があります。 http://www1.sphere.ne.jp/i-lab/ilab/
お礼
回答ありがとうございます。 目的は、最大電力を得る、です。 ネトアナはうちの研究室にないので、方向性結合器で反射を見るだけで何とかしようと思っていたのですが... 別の研究室に使わせてもらうのがよさそうですね。 サイトの紹介ありがとうございます。 勉強します。