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水酸化ナトリウムと反応しない油のようなもの
水酸化ナトリウムの溶液(100g/lくらい)を80℃に加熱します。その際蒸発を極力抑えるために水に浮く油のようなものでふたをしたいのですが、このような条件でほとんど劣化や蒸発せず、水と混じらずない液体で有害なものでなく安価なものってあるでしょうか?できれば粘性は小さいほうがいいです。 ご存知のかたがいらっしゃいましたら教えてください。
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こんにちは。 パラフィン系炭化水素は苛性アルカリにもある程度安定なはずですね。 通常は流動パラフィンを用いるのではないでしょうか。 温度と共に粘性も下がるので80度ならそこそこいけそうな感じもしますが。
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- inorganicchemist
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No3の方同様に安価で身近にあるものは流動パラフィンですね。 ふつ~~~~に考えると、環留冷却管をつけますけどね。
お礼
いろいろ事情があって上部をオープンな状態にしたいのです。 いまは蒸発防止ボールを使っていますが、それだけでもかなり蒸発量はへりました。
- Selenium
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そうですね。石鹸というのは化学的に説明すると脂肪酸と塩基が反応して脂肪酸塩になったものです。ですから基本的にケン化が起こるために必要な条件はその物質の構造の中に脂肪酸があることです。 質問はケン化をしないような物質についてでしたので、必要な条件は脂肪酸構造を含まなくて化学的に安定で高沸点の液体である。ということになると思います。比較的入手が容易で水溶液と混合せず安定な物質ですとオイルバス(油浴)などで用いられるシリコンオイルが適当だと思います。実際に行う際はシリコンオイルにそのほかの成分が入っていないかどうかと最高耐熱温度を前もって調べておいたほうがいいと思います。余談ですが高温の高濃度アルカリ溶液は結構な速度でガラス容器を侵食しますので塩基の濃度がある程度高いようでしたら、金属容器、テフロン、もしくは耐熱性は劣りますがポリエチレン容器などの使用を検討したほうがよろしいかと思います。
お礼
ありがとうございます。 シリコーンオイルは水より比重が重いと思っていましたが、若干軽いみたいですね。
- kikeba
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蒸発を抑えるために、そのような薬品を用いる実験方法は 聞いたことがありません。 新しいことに挑戦するのが、実験の醍醐味ですから 敢えて考えると、沸点の高い有機溶媒を 試してみてはいかがですか。
お礼
ありがとうございます。 パラフィンは手元にあるので試して見たいと思います。