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フォッサマグナ(「でっかく突かれた(掘られた)もの」)
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3056618.html 引用:fodeo(穴を掘る、棒で突く)という動詞の「完了受動分詞女性単数主格形」 フォッサマグナについての語の解説で、以上のように解説してくださいました。magna は「偉大な、大きな」の意味でいいんですか?「でっかく掘られた(突かれた)」が、ラテンの時代のスラングである意味になったということですか?それとも後世の人間がラテン語を使ってそのようなスラングの意味なしに使ったということですか?
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fossaとはラテン語で「溝、側溝、塹壕、堀」を指すごく普通の言葉でした。「掘られたもの」「突かれたもの」という意味ではありません。まあ、語源的には動詞fodio(掘る)から来ているのですが、たとえば丸く掘った穴を指してfossaということはありえません。(ついでながらfodeoというラテン語は存在しません)。fossaは普通、以上のような意味なのですが、Hな詩では「お股の溝」といった使われかたがありました。したがって、古代でもすでにスラングっぽい使われかたもしていたと言えるでしょう。magnaは「大きい」を意味する形容詞magnusの女性形(女性名詞にかかる形容詞は女性形になるのです)です。英国最古の成文法と言えるマグナ・カルタ(Magna Carta)が有名ですね。大憲章と訳されたりします。
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BIG-BABYさんの>fossaとはラテン語で「溝、側溝、塹壕、堀」を指すごく普通の言葉でした>というご説明で正しいです。このように「名詞化した分詞」と解釈するのが普通です。でも「いやらしい意味がある」とおっしゃった先生は「形容詞的用法」として解釈すると実は...ということを念頭においておられた可能性はあります。 あっ、fodeoというラテン語は存在しませんね。fodioでした。訂正します。 それと、magnaには「でっかく」というような副詞的な意味はないと思います。
- purunu
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・まず、magnaは現代英語の magnify 拡大する、に出てくるよう、「大きい」の意味です。 ・現代では、科学関係の用語の命名に英語が幅をきかせていますが、中世からずっと、ラテン語が標準語でした。これは日本では漢語を使ったのに似ています。ですから、「大きな溝」にあたる地学用語を作ろうとすれば、ラテン語で fossa magna とするのは、当たり前の感覚です。 ・また、人体の解剖用語もラテン語で名づけますから、引用している前の質問で、解剖用語として答えているひとも、医学用語としてはごく当たり前の感覚です。 ・したがって、これらの命名はアカデミックな世界での常識です。
お礼
purunu さんありがとうございました。 ラテン語ではスランギーな意味はちっともないということですね?