日本列島は、1本の弓状の列島のようですが、
関東以北の東日本と、中部以南の西日本とでは、
成り立ちが違います。
日本列島は、太平洋プレートがユーラシア大陸の
下に潜り込んだ結果、その沈んだ先の方でマグマを
生じ、噴出して日本海が形成された結果、大陸の
辺縁部が押し出されてできたのです。
で、西日本は、ユーラシア大陸プレートの周縁に
残る古い海洋プレート(今はあまり動いていない)
フィリピン海プレートの上に乗っているのに対し、
東日本は北米プレートに乗っているのです。
実は、一億年ほど前まで、太平洋プレートは赤道
付近で形成され、北上していました。
それがマントルからの湧出点の変動で、東から西
へと移動するようになり、その時に北米プレートの
一部がちぎれて、ユーラシア大陸に押し付けられ、
また、古い太平洋プレートがフィリピン海プレート
として残っているのです。
つまりフォッサマグナは、世界でも稀な4つのプレ
ート(ユーラシア大陸、太平洋、北米、フィリピン海)
の集まった境界であり、その地殻の押し合いにより、
糸魚川―静岡構造線の断層帯や日本アルプスの
隆起を生じ、またその接点には、富士山という世界
最大級の巨大な火山が噴出したのです。
ちなみに、フォッサマグナというと「日本アルプス+
糸魚川―静岡構造線」と同一視されますが、あの
隆起の始まったのは、2百万年前と比較的新しく、
地質的にフィリピン海プレートと北米プレートがぶつ
かったのは、北関東の「柏崎千葉構造線」だと考え
られており、糸魚川―静岡構造線は、その圧力で
二次的に座屈したものだと考えられています。
(ただし関東平野は富士山の噴出物(関東ローム層)
で厚く覆われており、正確に分かっていない点が多い)
お礼
お礼が遅くなってすみませんでした。 大変わかりやすく教えていただいて「なるほど」と思いました。 ありがとうございました。