- ベストアンサー
富と人間性
富があると人間性も高く、貧乏人は人間性が低い、貧乏なのは自己責任であるという論が最近の日本では強まっていますが、なんでこんな風潮になってしまったのでしょうか? 本来ならば富と人間性は無関係なはずでは?
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
>富があると人間性も高く、貧乏人は人間性が低い、貧乏なのは自己責任であるという論が最近の日本では強まっていますが、なんでこんな風潮になってしまったのでしょうか? まわりの環境とは無関係である自分の意志が自分の体を操作しているんだという考えを持っている人が多いからなのではないかと思います。 そのときそのときの環境によって、意志が存在するのだから、貧乏になるような行為を決定したのは、まわりの環境のせいであり、自分のせいとかではないんだと思います。 どうしようにもできなくて貧乏になっているのに自己責任だと言われるのは金持ちがその地位を保つためのざれごとですよ。 >本来ならば富と人間性は無関係なはずでは? これは富があれば、精神教育を受けやすいから、人間性がupしやすいんじゃないかと思います。しかし、富があっても、精神教育を受けていなければ、人間性は低下してしまうと思います。
その他の回答 (2)
富というのは元来過去に生きていた人の時間が変形したものです。過去の時間は消えてしまいますが富は現在生きている人の時間を買い取る事が出来ます。つまりその人の生きている時間を支配することができます。つまり富はほかの人を支配するのにもっとも便利な道具です。富の矛盾はその所有者が自分の時間だけは買い取れないことです。
お礼
なかなか抽象的ですね。 富は自分の時間を買い取れない、ゆえに富が人間性を向上させることは難しいということでしょうか。
- ANASTASIAK
- ベストアンサー率19% (658/3306)
私がイギリスから帰国したころ、この国では清貧という ことがよく言われていました。それは社会の変化への 反動だったのでしょうけれども、その反面、社会では、 カネ、カネとばかり人は言うようになったように思いま す。 アメリカでは小学校で株の授業がある、カネのことを きちんと教えないのは日本だけだとテレビでやっていた のも見ました。 そして、去年、「おカネ儲け、悪いことですか?」と 開き直った元官僚が記者会見をしたあと逮捕されました。 まさに世の中は開き直りです。カネのどこが悪い? というありさま。昔の日本人は心でそう思っても人間が 卑しいようで言うのをはばかったものです。 そして、今日の社保庁もズサンな年金管理。自分のカネ は少ないのなんのといいながら、人のカネならなんにで も使って恥じないというのが日本人の役人の姿です。 グリーンピアや自分たちの豪華な保養施設年金以外のこ とに、これまで社保庁は国民の納めた保険料6兆円余を 無駄遣いしてきたそうです。よくやるもんです。 カネ、カネ言っていて理念をなくした社会は遠からず 滅ぶと思います。
お礼
たしかに理念はないですね。 お金以外に人間を測る尺度が減ってきてるような気がします。
お礼
> どうしようにもできなくて貧乏になっているのに自己責任だと > 言われるのは金持ちがその地位を保つためのざれごとですよ。 まったくその通りだと思います。環境要因を無視して、自由意志・選択だけで 世界が構築されてるような論の立て方が多すぎます。 貧乏ならば人間性も軽く見られてしまう風潮はどうかと思ってます。