青少年の教育発達問題について

質問

青少年が社会的に成長するうえで障害となることは、近現代の社会変動とどのように関連しているのでしょうか？また、これに関連している青少年の教育発達問題（いじめ、不登校等）とどのように関わっているのでしょうか？御協力お願いします。

回答No.3

bazarakm · ベストアンサー

やはりテレビと雑誌に代表されるメディアが一番悪い影響を与えています

両者は子供には理解が無理であったり本来不向きであるものまで視聴率や売れさえすればよいと言う思考で提供されているように感じます

テレビは何時でも何処でも見ることが出来、雑誌を買う程度の金銭は今の子供は何時も持っています

昔の雑誌は親が買い与えないと子供は所持することは出来ませんでした
従って親の視点で内容が確認されることも多かったと思います

テレビ番組も子供向き成人向きとコンセプトが分かれていました

現在はバラエティー一色でお笑い中心で企画されています
そのお笑いがかつては下ネタはテレビに相応しくないという良心がありましたが現在は当たり前のように扱われ大人も子供も何気なく見ています

ファッションもかつては、テレビに出る人たちはそれなりにセミフォーマルな感じを装っていましたが今は部屋着のような着衣で出演しています
街を歩く人もよく似た雰囲気で闊歩しています

大食い競争で食べ物を口からだらだら流しながら食べる風景、行儀の悪い家庭の食事シーン、間違った言葉づかい、
人を罵倒したり下品な言葉で笑いを取る大学教授、皮肉や嫌みで受けるキャスター、噂話の域を出ないニュースショー番組は無責任なデマの水源となって人々の関心を煽り家庭や近隣の噂や習慣となって広がっています

民放ＴＶの番組は子供の健全性は言うまでも無く成人にも影響を与え、今日の退廃と不信の時代を招いた原因と日々憂慮しています

お礼

こういった番組を見て育った人たちがさらに悪影響を与える番組を作成する。こういった悪循環を断ち切る方法はあるのでしょうか。

回答No.4

eidos

障害となる事について、「宣誓（意思表示）」する機会が社会の中で、極めて
少ない事をあげます。軍役などが残っている国はそうでもないでしょうが、逆に
社会的な意思表示というと、公私の別れる職業にでもつかない限り、軍役くらい
しかないんじゃないか？とも言えます。

　「自由」がメタファーとなって、政治にせよ、倫理にせよ、法律にせよ、「公」
の存在するすべての領域について、「私」という面があたかも無責任の代用句の
ように見え隠れしているように思えます。社会に、この二面的な視野を持つと、
離職した政治家は政治家であった自分とそうでない自分を見事に正当化させ、
また罪人は、罪を裁かれた自分とそれを終えた自分を別ものとして捉え、法に
至っては守らねばならない法と、守るよりも大切な「自由」を正当化させます。

　教育問題に関しては、同様に、いじめに会う自分とそうでない時の自分、
或いは不登校をした時の自分とそうでない自分を、同時に自己の中で認め、
それが改善されるとかよりも、むしろ「自由」の如く、多面的な存在である
自分を称揚する事と混同しているように見えるのです。

　これらの原因は、偏に宣誓（意思表示）の機会の少なさにあるような気がしま
す。自分は、これからこんな事をするぞ。とか、自分はこの団体に所属して、
その団体の中で生きるのだという表示をしないが故に、自分の在り処が見えてる
ようで、実はまるで見えていない青少年が多いような気がします。

お礼

深い意見ありがとうございます。

回答No.2

Alicelove

めちゃくちゃ偏った私見でもよろしいでしょうか？

私が大学（心理学科）で、人格の形成について口唇期・肛門期という関連で
教授が、オシメの替え方について、解説というか、意見を述べられました。
オシメが濡れてもいないのに、濡れたかどうかせっかちに覗くような
状態で育つと、セカセカとした子供に育つ・・・
また、濡れたオシメをなかなか替えてもらえず、放置されて育った子供は
自主性がなくなり、愚鈍な性格になりやすい・・・
オシメが濡れて気持ち悪いなと感じたときに、適度に替えてもらえば
気持ちがいいと認知し、それを学習することによって知能もアップする。
それくえあい母親とのスキンシップは重要なんだ・・・と
仰ったことが、とても印象に残っています。

その当時、お尻サラサラの紙オムツが出始めたときでした。
当初は高かったので、まだまだ布オムルが多かったのですが
ある時期から、紙おむつベビーが急増しました。
布おむつの子供が０歳児から学んでいることを、２歳になってから
トレーニングしていては遅れるんじゃないか、またスキンシップはどうなんだ
って、ずっと疑問に思っていました。
また、その世代はおもちゃもゲームが根付ききった頃の子供たちです。

友達と遊ぶといっても、テレビ画面を見つめるだけで、視線を合わせません。
会話も少なくなります。また、画面の中で相手を倒すことが、まず第一。
ゲームの中では、いくら叩いてもキャラは、また立ち上がります。
そういう遊びをしていて、子供同士のコミュニケーションはできているのか
ずっと、そのことも疑問に思っていました。

学習塾をしていて、その紙おむつ＆ゲームで育った子供たちの
ボキャブラリーの少なさ、攻撃的な会話、イジメなど・・・
何か昔からの懸念が形になってきたようで、このままでいいのだろうかと
不安が募ります。
紙おむつも、ゲームも既に市民権を得た商品です。
今更、これはいけないんじゃないかと言っても、難しいものがあると思いますが
私の２０年近い疑問と不安のもの・・・なのです。

ごめんなさい、ちゃんとした答えになってないですね。

お礼

回答ありがとうございました。
私も大学で人格心理学なるものを受講していますが、似たような話はありました。幼児期からすでにその人の将来は形成されているといっても過言ではないですね。

回答No.1

coranevil

どうもはじめまして。私見を述べます。

＞近現代の社会変動とどのように関連しているのでしょうか？
とのことですが、媒介者であるメディアが大きく影響していると思います。「社会変動」というと大層ですが、現代はすべての事象がTV、ラジオ、雑誌などを通して、子どもたち（大人もですが…）に伝達されます。つまりすべてが「受け身」である、ということです。その結果、自分でものを考え行動することができない＝成長障害となっている、と考えられ…ませんかね？

＞青少年の教育発達問題（いじめ、不登校等）とどのように関わっているのでしょうか？
これは、前述のメディアの本人たちへの悪影響もさることながら、同じように親や教師など、子どもを教え育てる人たちまで、メディアの影響に毒されているのが一つの原因ではないかと思います。つまり、メディア（特にTV）による思考停止のシャワーを、今の大人たちも子どものときから浴びているということです。近隣との付き合いが疎遠で、社会不安にあおられて自分（家族）の保身しか考えない大人たち。そんな彼らが、子どもを持つようになって、でも育て方がわからない…自分に自信が持てないから、悪いことをした子どもに本気で怒れない（逆に誉めることもできない）。不登校や援助交際など、自分たちのマニュアル外の行動をとられると対処できない（思考停止）。てな感じでしょうかね？

あんまり長くなるとやらしいので、また答えは一つではないでしょうから、この辺で終わります。的外れでしたらごめんなさい。

お礼

回答ありがとうございます。メディアが与える影響は非常に大きなモノになっている、そう考えると自分が情報を選択しなくてはならないかもしれませんね。