- ベストアンサー
我が家のブドウを腹いっぱい食べてください!
皆様に、ご相談したい事があります。 何年か前に、西洋文化を理解するために、聖書を読んだ事があるのですが、 申命記の23章か、24章に、 「隣人のぶどう畑に入るときは、思う存分満足するまでぶどうを食べてもよい」 という教えが書かれていました。 (ものすごい太っ腹!) 条件としては、その場で食べる事のみOKで、お持ち帰りはできないという内容だったと思うのですが、その当時のイスラエル国家の農家の人たちは大丈夫だったのでしょうか。 私はキリスト教者では有りませんので誤解かもしれません。 哲学的に正しいかと言う事よりも、その当時のイスラエル人農家の、経済状況(ふところ具合)をご存知の方がおられましたら、ご教示ねがいます。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
23:25でした。すみません。 ついでに言うと、「空腹を満たすために」のところには「但し、お腹がパンパンになるほど食べてはダメ」のような注釈もついていました。
その他の回答 (3)
- tanuki4u
- ベストアンサー率33% (2764/8360)
遊牧民のホスピタリティというやつです。 ベドウィン ホスピタリティ とかで検索すると、その手のおもてなしの記事が結構あります。 イラン観光には、現地の人のピクニックに一緒に行くというオプションツアーもあるそうです。 申命記のころのユダヤ人は遊牧民というか、広くメソポタミア文明。 思うに、「他人様のおもてなしをうけても、あんまり図に乗るなよ」 ということではないでしょうか。
お礼
回答ありがとうございます。 自分の中にあるアラブのイメージとちょっと、違うので、半信半疑のまま検索しました(懺悔)。 ページを開くと、 美しい写真がありました。 そして、それ以上に美しい心を持ったベドウィン達よ…! ホメロスの詩、オデッセイアが頭をよぎりました。 Tell me, O Muse, of the man of many devices, who wandered full many ways after he had sacked the sacred citadel of Troy. Many were the men whose cities he saw and whose mind he learned, …* さあ、ムーサよ、かの男の話をしてくだされ。 数々の策謀を持ち 聖なる都市トロイを屠った後、あまたの年を迷い、 多くの都市を見て、またその心を知った。…** ああ、旅人になりたくなりました。 もう今すぐ何もかも捨ててアラブに行きたくなっちゃいました。 ・・・、そう思う私は単純過ぎるでしょうか…? * http://www.theoi.com/Text/HomerOdyssey1.html より引用 ** 意訳
- sagiri_g
- ベストアンサー率35% (41/116)
手元にある聖書から 申命記 23-25 人の畑のもの 隣人のぶどう畑に入るときは、思う存分満足するまでぶどうを食べてもよいが、籠に入れてはならない。 隣人の麦畑に入るときは、手で穂を摘んでもよいが、その麦畑で鎌を使ってはならない。 この章は戒律や、規範、律法、道徳などについて書かれている章です。 例えば、信仰の告白、再婚について、神殿で禁じられていること、姦淫について、長子権について、などなど。 また申命記には、有名な十戒なども入っています。 それらを考えると、この23-25の記述は、自身の食べる分を貰うのは許すが、それ以上の行為(売買の為、略奪)などの行為を禁じている物であると思います。 私が持っている聖書は日本聖書協会1987年発行の物です。
お礼
回答ありがとうございます。 >自身の食べる分を貰うのは許すが、それ以上の行為 >(売買の為、略奪)などの行為を禁じている物であると思います。 私のうろ覚えの、聖書の物語は、正にこれです! 聖書を読んだ頃OKWAVEを知らなかったので、 「よく破産しないなあ。」と思いつつも謎のままで、過ごしてきました。 『ラビの言い伝え』と、『一般的キリスト教』とどちらが正しいのでしょうか? 経済状況(ふところ具合)は結局豊かだったのでしょうか? よくよく考えたら、旧約聖書の時代って大昔ですよね・・・。 難しい!! お忙しい所、聖書の情報ありがとうございます。
- d-y
- ベストアンサー率46% (1528/3312)
http://bible.ort.org/books/pentd2.asp?ACTION=displaypage&BOOK=5&CHAPTER=23 23:24(23章24節というのでしょうか?)のところだと思います。 「(隣人に雇われて働くために)隣人のぶどう畑に入るときは、(空腹を満たすために)思う存分満足するまでぶどうを食べてもよいが、お持ち帰りはダメ」のような注釈になっています。 人に雇われて農場で働く場合、食事は雇用主支給が普通だったのかもしれません。
お礼
早速の回答ありがとうございます。 >When you come [to work] in your neighbor's vineyard >(隣人に雇われて働くために)隣人のぶどう畑に入るときは 回答者様の引用文を拝見さしていただきました。 教育団体World ORTというについては、初耳です。 すいません、嘘つきました、キリスト教の宗派も全ては知りません。 ところで、ユダヤ人の教育団体のようですね。 (ちゃんど読んでいないのですが・・・。) Wikipediaで調べました。 http://en.wikipedia.org/wiki/World_ORT この[to work] は、となると、現代のユダヤ人は、そう考えていた事になりますね。 ちなみに、私が、偶然発見した日本のプロテスタントのサイトでは、 http://www.nunochu.com/bible/05_deuteronomy/deu10.html 弱者への配慮説でした。 ・・・、結局ブドウは、誰が食べたのでしょうか? どうも、始めから訳が分からなくなってきました。 経済状況以前の問題で暗礁に乗り上げそうです。 それにしても、回答者様の博識には、ただ感銘するばかりです。 わざわざ、ユダヤ人の教育サイトを紹介してくださるとは、感謝感激です。 回答ありがとうございました。
補足
回答ありがとうございます。 2,3日考えてみた所、やはり、回答者様がおっしゃるように、葡萄を食べることができたのは、雇われて働く人であり、お腹がパンパンになるまででは無かっただとおもいます。 もしかしたら、始めの内は、食べ放題だったのかもしれませんが、 農作物の泥棒が激増して、大変だったのかもしれません。 それにしても、あまり一般人には知られていない書物の引用ありがとうございます。
お礼
何度も、ありがとうございます。 すいません、ろくに読まずに返信してしまいました。 >to work > (Sifri; Yerushalmi, Maasroth 2:4). Yerushalmiは、ユダヤ人ラビの言い伝えのようですね。 (またまた、ウィキペティアで調べました。) http://en.wikipedia.org/wiki/Yerushalmi となると、かなり信憑性が高そうです。 (すいません、わたしは、一瞬、疑ってしまいますした。)m(。。)m >to satisfy your hunger > But not to fill yourself up (Bava Metzia 87b). >但し、お腹がパンパンになるほど食べてはダメ Bava Metziaも信頼できる書物のようです。 http://en.wikipedia.org/wiki/Bava_Metzia ということは、 どうも、・・・、 ・・・、 あんまり、太っ腹じゃあ、有りませんねえ。 ・・・、 それなら、確かに実現可能ですね。 ユダヤ人の書物から探しての、ご回答、本当にありがとうございます。