サクッとですか、難しいですね。
私も興味の赴くままいろいろな宗教の勉強をしていますが、
特にこれといった方法はないです。
手当たりしだい関係する書物を読み漁っています。
入門書については他の方が紹介されていますので参考にしたらよいでしょう。
しかし、その次の段階として、やはり原書(日本語訳されたもの)を一度は
読んでみるべきです。
やはり入門書や解説書は他人の目を通しての内容になりますので、一度は
原書に触れてみる必要があります。
キリスト教:
・新約、旧約聖書
仏教
・和英対照仏教聖典(よくホテルとかで置いてある本です)
儒教
・論語。原書が難しければマンガの論語でもいいです。
けっこう壁が高いのが旧約聖書ですね。読破しようと思って最初の創世記
から読み出したりすると、人物の系図が延々と続いているあたりで眠気に
確実に襲われます。
ここは「旧約聖書をしっていますか」の阿刀田高さんに習って、創世記の
途中から登場するアブラハムの話あたりから読み出すのがよいでしょう。
この辺りから話しが物語り風になってくるので、興が乗ると本当に面白く
読むことができます。
新約聖書は、やはり四福音書(マタイ・マルコ・ルカ・ヨハネ)が読みやすい
です。それから使徒行伝かな。この辺も記述が物語風になっていたりします。
聖書がだんだんわかってくると、後半のパウロの手紙もよいですが、パウロ
は当時の知識人で、彼の書く手紙は論文風になっていることが多いので、
初心者にはかなり手強い内容かと思います。
最高にわけわからないのは、やはり「ヨハネの黙示録」です。今でもよくわかっ
ていません。ノストラダムスの大予言が難解なのは、聖書の黙示録に源流がある
ように思います。
仏教は宗派によって様々な経典があるので、とりあえず一冊だけ紹介しました。
論語は日本でも古くから読まれている書物で、解説本もいっぱい出ています。
最近で一番読みやすかったのは、
『マンガ 孔子の思想』
ですね。関連図書として
『マンガ 孟子・大学・中庸の思想』
もオススメです。
それから、各宗教の教祖がどういう人生を歩んだのかを知っておくと、
彼らが説いた教えについて、理解が深まります。
『世界の四大聖人』手塚治虫編
がよくまとまっていてオススメです。(マンガだから読みやすいですし)
お礼
これ良さそうですねー。 有難うございました!