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練習している曲(ピアノ)のコード進行について
こんにちは。ピアノ初心者です。 さて、練習している曲(ピアノ)のコード進行を分析?してみたのですが、腑に落ちないところがあります。音楽理論に則っているのか否かを含め、アドバイス戴ければ幸いです。 <質問> 曲の中でダイアトニクスケールコードでないコードが使われてますが、音楽理論上どのような解釈をすればよいのでしょうか。 <補足> ・調号は#が5個です。 ・コード進行は、G#m→・・・→F#→E♭。下記以外はT,SD,Dの割り振りができ、調はB-majorと思われます。 ・コードD#が何箇所か出てきますが、ダイアトニクスケールコードであるのはD#m。理論上、D#を使うことは可能ですか?また、エンディングがE♭。♭系のコードはここだけです。仮にE♭をD#と解釈したとすると先と同じ疑問にぶつかってしまいます。
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初心者さんということですが、かなり混乱されているようですね。ここで一旦整理しましょう。 Bmajor と G#minor の主要3和音(T・D・SD)は Bmajor : B / F# / E G#minor : G#m / D# / C#m この曲を大きく3つに分けると 1.G#minor 部 2.Bmajor 部 3.E♭(崩壊部) 1.ではTである G#m とVIである E を何度か繰り返したあとDである D# へと進み G#m へのドミナントモーションを予期させるが、何の前触れもなく B へ進む(転調を予感させるものがない)。 2.では Bmajor に転調するが素直にT・D・SDを使わず、D# を登場させ G#minor への転調を予感させるが裏切ってDである F# へと進む。このパターンを2回(D# の次に1回目はIIである C#m、2回目はIVである E の違いはあるが)繰り返し、長調のまま進行するかと思えば突然崩壊して終了。 人によって解釈は違うでしょうが、大方は似ていると思います。この曲は3箇所に見られる「裏切り」「コード進行ぶった切り」が特徴といえます。 理論を学んでおられるとのことですが、それにがんじがらめにならないで下さい。コード進行は「美しさ」「面白さ」「汚さ」など理論化できない「感じ方」も大切と思います。理論的解釈が難しくてもよく使われ美しいと感じられる進行はあります。いろいろな曲を聞き理論化する前に感じる、いいと思ったものは自分のものにする、理論の解釈はそれからでもいいのではないでしょうか。がんばってください。
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- trgovec
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一つ確認したいのですが(楽譜を見たことはありません) G#m→・・・→F#→E♭ ここですがなぜD#ではなくE♭と書かれているのか不思議です。#5個なのでG#minor / Bmajor ですがE♭のところだけ#を全てナチュラルで消してE音とB音に♭をつけているんですか。 楽譜がないので聞いた上での感想ですが、G#minor から Bmajor へと転調しそのまま中断するような形で終わっています。最後の単音D#よりあとの崩れるような部分はコードをあえて無視しているように思えます。 Bmajor の流れの中で D# が現れるときは G#m への部分的な転調を予測させますが(G#minor の V なので)これを裏切って別のコードへ進むことも少なくありません。E へ進むことが多いのですがさらに裏切って C#m へ進むこともあります(G#minor においては V - iv の弱進行)。結局転調せずに F# という Bmajor の V へと進んでいます。 最後の崩壊する部分は別として、割とよく見られる進行だと思いました。
補足
ここですがなぜD#ではなくE♭と書かれているのか不思議です。#5個なのでG#minor / Bmajor ですがE♭のところだけ#を全てナチュラルで消してE音とB音に♭をつけているんですか。 回答ありがとうございました。 >楽譜がないので聞いた上での感想ですが、G#minor から Bmajor へと転調しそのまま中断するような形で終わっています。最後の単音D#よりあとの崩れるような部分はコードをあえて無視しているように思えます。 G#m→・・・→F#→E♭、の最後の→E♭以外はG#minorで転調はなし、ということでしょうか。どちらの調と考えてもT,SD,Dの役割は一緒、ですが、F#7が使われていることから(今気がつきました)、BmajorでTの代理コード,SDの代理コード,Dの代理コードと考えたほうが?すみません、少々混乱してきました。。。 >Bmajor の流れの中で D# が現れるときは G#m への部分的な転調を予測させますが(G#minor の V なので)これを裏切って別のコードへ進むことも少なくありません。E へ進むことが多いのですがさらに裏切って C#m へ進むこともあります(G#minor においては V - iv の弱進行)。 こんなふうに理解しましたがいかがでしょうか。 ・(Bmajor)D# →G#m(G#minorのI、ドミナントモーション?) ・(Bmajor)D# →E(G#minorのVI、Tの代理?) ・(Bmajor)D# →C#m(G#minorのIV、SD) 理論とかはかじりはじめたばかりでして、すみません。 結局転調せずに F# という Bmajor の V へと進んでいます。
- thepianoman
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だれ作曲の、どの曲の何小節目から何小節目まで、とご指定いただければ良い答えが得られると思います。 Key of B の中には E♭コード は存在しません。よって部分的に 調が変わっていると考えるのが妥当だと思います。 Key of B でも フリジアン・ケーデンスなら D#コードで終わります。これならE♭のエンハーモニックと解釈できますがいかがでしょうか。
お礼
こんにちは。早速、回答ありがとうございました。 曲は「Es-durのピアノ線」(YOSHIKI)です。 そうしますと、 B-majorに対して3音目がD#で、B-majorでD#フリジアンが使える。そして、D#フリジアンのダイアトニクスケールコード?は「D#-Em-・・・-C#dim」。それゆえ、理論上、B-majorでD#コードが使える。 また、B-majorでD#mコードはBの代理コード(T)として使えるが、D#コードもBの代理コード(T)として使える(両コードの共通音はD#のみですが)。 と理解してよいですか?くどくてスミマセン。 曲名が「Es-durの・・・」なのにどうしてE♭-majorではないのか、と疑問でしたが、なんとなくわかりかけたような気がします。 理論をかじりはじめたところでいろいろ勉強になります。 ありがとうございました。
お礼
こんにちは。 回答ありがとうございました。 1.G#minor 部 2.Bmajor 部 3.E♭(崩壊部) ・1→2で転調の前触れがないこと、 ・2ではD#のあとG#minorに転調していないこと、 ・2→3 を除けば理論通りということになるのですね。 曲名とのつながりはわかりませんが、 だいぶすっきり整理できました。 崩壊部というネーミングも悪くないですね(笑)。 理論にこだわりすぎず、ですね。 いろいろと勉強になりました。ありがとうございました。
補足
(ANo.2より) 3.E♭(崩壊部)は、 ・調号は#5個のまま変更の指示なし ・2和音・全音符(E♭のオクターブ) →クラスター →4和音・全音符(低音からE♭・B♭・G・E♭) となっています。