- 締切済み
コードのメジャーマイナーの求め方
最近音楽理論を学び始めたものです。 調号やキーはわかったのですがそれによってでてきたコードのメジャーかマイナーかを求めたいです。 調号なしの場合、キーはCとAmで、 C D E F G A B I II III IV V VI VII となるのはわかります。 ここからコードのメジャーかマイナーかその他?の見分け方を教えてください。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
みんなの回答
- zeninashi
- ベストアンサー率45% (27/59)
ダイアトニック・スケールの各音をルートとして、スケール・ノートを三度堆積させて出来るダイアトニック・コードの、コード・クォリティがどうなるか、と言うことであれば、 ・コード・クォリティの定義 に照らして、各コードのコード・ノートのインターバルがどうなっているかを調べることになります。が、ひとまず実用上、化学の周期表よろしく暗記してしまうのが手っ取り早いです。 > C D E F G A B > I II III IV V VI VII これは、ダイアトニック・スケールのルートをナッシュビル・ナンバー・システムで表記したってことなんでしょうが…… 多くの人から「慣習に反する」と批判されるのを恐れずに言えば、階名を使った方が分かりやすいと思います。 階名は、音名が何であれ、スケールの同一性を区別するのに便利ですから。メジャー・スケールは、トニックの音名が何であれドレミファソラシ、ナチュラル・マイナー・スケールはラシドレミファソです。ハーモニック・マイナーやメロディック・マイナーといった変種を無視すれば、各スケール・ノートから構成さるコードのルートが「階名で何か?」によって、コード・クォリティも決定します。ポピュラーでは4声を使うので、とりあえずそれを丸暗記すれば良いと思います。ついでに、各階名からダイアトニック・スケールを並べ替えたモードも暗記してしまうと良いでしょう。 ド: M7 : ドミソシ → イオニアン レ: m7 : レファラド → ドリアン ミ: m7 : ミソシレ → フリジアン ファ: M7 : ファラドミ → リディアン ソ: 7 : ソシレファ → ミクソリディアン ラ: m7 : ラドミソ → エオリアン シ: m7(b5) : シレファラ → ロクリアン コード・クォリティの暗記のポイントは、 ・ルートがドとファ→M7 ・ルートがソ→7 ・ルートがシ→m7(b5) ・残り→m7 です。 モードの暗記は、ドレミファソラシの各音から並べ替えるモードの頭文字を並べて、「イドフリミエロ」と丸暗記するのが良いかと(何かの本の受け売り)。 マイナーの変種について。 ハーモニック・マイナーは、トニックの音名が何であれ、階名で言えばソが半音上がります。メロディック・マイナーは更にファが半音上がります。この変化によって、コード・クォリティがどう変化するか? を考えると良いでしょう。 たとえば、ソがルートだと、元々はドミナント・セブンス。ハーモニック・マイナーでルートのソがソ#に変化したなら、M3だったシとの距離(インターバル)が半音縮まってm3となり、同様にP5のレはb5、m7だったファはdim7(=M6)になるので、コード・クオリティは7からdim7になる、という具合です。(この辺の話は、コード・クォリティの定義が分かっていれば理解できます。) 基本はメジャー・スケールの各音をルートとしたコード・クォリティと、その音から並べ替えたモードですから、これらを階名で暗記すれば良いかと思います。後はキーに合わせて各階名に当てはめる音名を随時入れ替えれば良いわけです。 ナッシュビル・ナンバー・システムを使ったローマ数字表記は、機能和声論に基づくケーデンス分析に使われるもので(「ツー・ファイブ」とか、聞いたことありませんか?)、トニックをIとして、メジャー・スケールを基準に番号付けします。なので、たとえばナチュラル・マイナーに番号を振ると、階名で言うド、ファ、ソは、ラをIとして、それぞれbIII, bVI, bVIIとなります。コード・クォリティは階名と照らすとよいので、bIIIM7, bVIM7, bVII7。まぁ、個人的にはケーデンスの分析ってまともにやったことがないので、ナッシュビル・ナンバー・システムを使ったことがほとんどありません。馴染むと移調が簡単になるらしいんですけど、この辺りはもっと詳しい方が説明して頂ければ。 ──と、いうわけで、当方は個人的に階名を使った方が便利・分かりやすいと思ってますが、一般の人は階名を使わないので(使っても固定ドという音名代わりなので)、飽くまで参考程度に。
- trgovec
- ベストアンサー率52% (2538/4879)
ハ長調なら順に C Dm Em F G Am Bm-5 単にスケール上の音だけを使って3度間隔で3つ音を重ねたのならこうなります。 キーが何であろうとスケールの種類が同じなら同じ間隔で音が並びます。ト長調なら G Am Bm C D Em F#m-5 コードのルート音が変わってもコードの種類の並びは同じです。ここで出てきた3種類のコードの音の間隔(音程)は下から メジャー:長3度・短3度(例 C=ドミソ) マイナー:短3度・長3度(例 D=レファラ) m-5:短3度・短3度(例 Bm-5=シレファ。めったに使わない。A音を加えて Bm7-5 としてイ短調への一時的な転調の橋渡しとして Bm7-5 - E(7) を作るのに使うことが多い) これはメジャースケール(長音階)というものが下から 全音・全音・半音・全音・全音・全音(・半音) この間隔で並んでいるからであり、この並びの上に3和音を作ると上述のようなコードの並びになるからです。 イ短調の場合は少し複雑でスケールが3種類あります。 旋律的短音階:A B C D E F# G# A (メロディが下降するときは A G F) 和声的短音階:A B C D E F G# A 自然短音階:A B C D E F G A (これらの音がどんな間隔で並んでいるか確かめてみてください) たとえば和声的短音階でコードを重ねていくと Am Bm-5 C+5 Dm E F G#m-5 Am このうち-や+がついたものはほとんど使われず、Bm-5 はA音を追加して Bm7-5 としたり Dm6 として、C+5 は同じ構成音でルートを変えて E+5 として E(7) の代わりに、G#m-5 も音を加えて E7 や G#dim7 として使われるのが普通です。 では旋律的短音階ではファがファ#になっているので Dm ではなく D を使うのかと言えばそんなことはなく、むしろ旋律的短音階を使うような曲で D を使うと雰囲気を壊しかねません。 自然短音階の曲では E(7) の代わりに Em(7) を使わなければいけないことはなく、メロディが「ソ」の音ではなく「ミ」や「シ」を出しているなら E(7) を使っても一向に構いません。 スケールがどんな間隔で並んでいるかを理解し、実際にスケール上の音に和音を重ねて「鳴らして」みるとすぐに分かるようになります。 またそうやって作ったコード群(ダイアトニック)にはよく使うもの(主要三和音 I IV V(7) と メジャーの II III VI)とめったに使わないものがあることも重要です。
No.2です。間違えました。 ×主要三和音(ルート、三度、五度) ○コードの中心となる三つの音(ルート、三度、五度) です。 ちなみに主要三和音とは、キー音をルートとするI(トニック)、その四度上をルートとするIV(サブドミナント)、五度上をルートとするV(ドミナント)のことでした。 http://www.geocities.jp/otowaza/k_waon/theory.html
>キーはCとAmで、 >C D E F G A B >I II III IV V VI VII >となるのはわかります。 これはコードではなくてスケールです。CDEFGABはCメジャーのスケール(イオニアンスケール)であり、ABCDEFGならAマイナースケール(エオリアンスケール)です。コードとスケールは密接に関連していますが、別の概念です。 コードのメジャー/マイナーは、ごく単純に言うと主要三和音(ルート、三度、五度)のうち三度の音が長三度ならメジャー、短三度ならマイナーです。 http://www.aki-f.com/kouza/riron/
- sakura5678
- ベストアンサー率38% (120/314)
この質問には、まず、いくつか不完全な点があります。 (1)C D E F G A B は、なにを意味するのか? ということです。 ・「コード」を意味するのか? ・「コード進行」を意味するのか? ・「コード」でなく、「単音(ルート)」なのか? ・「ダイアトニック・コード」とは、違う答えを求めているのか? など。。。質問の意味がわかりません。 -------------------------------------------- (2)メジャーかマイナーかを求めたいです。 とありますが、「音楽」の場合、 「メロ」にコードをつける目的で、質問されているとした場合、 「調性」は★解釈という、「本人」の好みで行うので、 考え方。選択によって違います。 ----------------------------------------------- ちなみに、コードのメジャーマイナーの求め方。。。は なんの目的で質問されてるのでしょうか? その辺、もう少し、具体的に質問していただけると回答しやすいのですが? 「メロ先・作曲」で、コードをつけたい? ということでしょうか? 目的は?