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純文学とは何なのですか?
文藝といえば、綿矢りささんや青山七恵さんなどの芥川賞作家を 輩出した純文学系の雑誌です(直木賞作家・角田光代さんの作品を よく掲載しているのが解せませんが)し、また、柳美里さんといえ ば『家族シネマ』で芥川賞を受賞された純文学の作家さんだと認識 しています。 ですが、文藝2007年夏号に収録されている柳美里さんの作品『JR 五反田駅東口』にはラストに(T_T)という絵文字がでかでかと 書かれています。 以前、『野ブタ。をプロデュース』が芥川賞候補になったとき 選者は『(笑)』という表現をあげつらって、まだこういう表現は 純文学では許容できない、とおっしゃっていました。(笑)という 表現は許容できないのに、絵文字は許容できるのでしょうか? それとも柳美里さんはベテランだから、何をやっても許されてい るだけなのでしょうか?
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はっきり言って「純文学か大衆文学か」なんて人によって基準は異なるし、瑣末な議論だと思います。「『まだ』こういう表現は純文学では許容できない。」という発言からも分かるように、時代によって基準も変わってくるということです。 売れるために書くのか、書きたいから書くのか、文学の可能性を追求するために書くのかという作家の気持ち次第とも言えるし。 読む側が芸術性が高いと思えば「純文学」だし、芸術的とは思えないけど 読んでいて楽しいなら「大衆小説」だと思えばいいだけの話。 他人の意見なんて、たとえそれが権威のある文学者だとしても 参考程度に考えればいいと思います。
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- avrahamdar
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純文学というのは、自分が純文学というものを書いているので高尚だと思い上がり、マイナールールをこしらえてそれを守らない人間を虚仮にしていい気になる、閉鎖的で発展性がなくそれでいてそれを高度で無能な輩が理解できないと得意げになり、文学そのものを衰退させている害虫の巣窟です(笑) 文学として優れている作品はあってもそれに純濁の区別などありません。 芸術に純芸術と濁芸術がありますか?音楽に純音楽と濁音楽がありますか?ジャンルという言葉はあってもそんなものはありません。 賞という肩書き以外には何も無い虚飾の世界ですので、賞もちの人間がやることが正義。賞を持たない奴はクズなので理由をつけて否定する。それだけです。
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