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英国英語話者にとっての around と round (part 2)
イギリス英語話者にとっての around と round の使い分けが、以前にこちらでお聞きしましたが、まだわかりません。質問方法を具体化・精緻化して、別の観点から質問をいたします。 イディオムとかで使われるのはここでは除外して、普通の句動詞の一部、前置詞句の一部のものをお尋ねしたいです。 私が考えたのは、 round は「一回性」「一方向性」があり、around は「多方向性」「広がり」があるように思いました。ただ、「一回性」「一方向性」を明らかにあらわしていると思うのに、round が使われているケースを複数見つけました。("round the garden" を "all over the garden"の意味で使っているらしい。私の予想ではここでは "around" を使うべきだったのに。なぜなら「広がり」「多方向」だから。)
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- jayoosan
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打ちミスありました。 ×これを別の言い方のaroundをつかったものに目を移したときに、 traffic circleといます。 ○これを別の言い方をつかったものに目を移したときに、 traffic circleといます。 ここでは、ロータリーの輪になっている道路そのものにしか目がいっていない表現です。これがaroundの表現の1つです。
- jayoosan
- ベストアンサー率28% (929/3259)
私は日本の学校の授業をのぞいて、英国英語しか学んでいませんし、日本の英語学校でもアメリカ生まれだが、カナダ育ちで英国の大学をでたという、いわゆるコモンウェルス英語をよくしっている先生についたので、どちらかというとアメリカの日常表現やスラングがわからず、英国の言い回しや単語のほうがなじんでいます。 ただ、ご質問の具体化・精緻化してというのと、イディオムを除くという条件は、ご自身が理解する上では必要なのでしょうが、実際にはイディオムや成句(決まりきった言い方)でなりたっているものが英国英語にもかなり多いので、それをはずすと英語の理解というよりも、自分への理屈付けにしかならないようにも見えます(生きた英語から乖離しがちという意味)。 実際all roundが all around でほぼ同じ意味で言い変えられたり、英国英語のround が about(その辺り)の意味を内包していたりする部分は、実際の使われ方と決まりきった言い方を切り離せないケースもあります。 ただご質問の見方(私はそのような見方をしていないのですが)であえて説明するなら、 He wandered around the town. 彼は街をぶらついた というとき、街中の店、通り、場所などいろいろな「地点」を徘徊しているイメージがあります。あえて極端にいえば、歩き回った地点を線でつないで見ているようなイメージがあります。これはwanderという動詞の影響のせいだけではありません。 たとえば、別の例でシンプルな単語で考えると He drove around to find car park. 彼は駐車する場所を探して回った(park は parking lotのこと) とした場合でも、その街中のすべての場所やエリアをしらみつぶしにしてはおらず、点を結ぶようにぐるっと、あるいはあちこち探したような感覚がつたわってきます。 しかし He walked round the town to find his flat. というと街中(のある範囲の内側すべて)をくまなく探したというイメージがあります。 ここでなぜ同じ文のHe drove aroundとHe drove roundで比較しないのかと聞くとおもいますが、それぞれの文章やぶらっと探す目的が違うため(日本語でも「(当てもなく)探しまわった」と「(しらみつぶしに)探しまわった」のニュアンスが違うように)、それぞれの文が表すニュアンスが異なるため、学校英語のような単なる置き換えをしたくないからです。 さてroundが内側すべてを内容しているようなイメージですが、これは辞書にもちゃんとあります。 英国の(アメリカ版ではない)ロングマンに、 surrounding or on all sides of something or someone(囲われた環境、周辺地域、またはあるもののすべての側) とあります。 つまりイメージでいうなら、roundはワイパーのようなものを軸の端をもって、手でぐるっと扇状にまわしたときに、最大360℃の円を描き、ワイパーですのでガラス上に描かれる跡はその内側すべてをこすって描いた。そんなニュアンスをもっています。しかしaroundは、かならずしもそのような「面」ではなく、「点と点」を結んだものや「周囲そのもの」を描いたようなイメージがあります。 その1つの例として、roundaboutという単語があります。(ぐるっと回った、遠回りの)の意味のほかにや「円形の交差点」や「(日本語の)メリーゴーランド」の意味の英国単語があります。 これは交差点やメリーゴーランドそのものを地点(点)だけではなくその内部(施設)全体で表しています。すなわち日本のロータリー道路でいえば、どうろそのものとその中心部まで全体を表しています。 これを別の言い方のaroundをつかったものに目を移したときに、 traffic circleといます。 ここでは、ロータリーの輪になっている道路そのものにしか目がいっていない表現です。 どうでしょうか。感覚的なものがこの単語にはないほうされていますが、つたわりますか?
- ANASTASIAK
- ベストアンサー率19% (658/3306)
以前の議論は存じませんが、roundとaroungにそういう区別が あるとは知りませんでした。少し怪しくないですか。 >"round the garden" を "all over the garden"の意味で その例は例外でしょうね。roundを空間に使う例はあまり見た ことがありません。
お礼
さっそく誤解されたので、誤解を解かせてください。 アメリカ用法はここでは一切忘れてください。 イギリス人は round と around を使い分けています。 はい、それではよろしくお願いします。
補足
質問文に重大な誤りがありましたので訂正します。 元の文: 私が考えたのは、 round は「一回性」「一方向性」があり、around は「多方向性」「広がり」があるように思いました。ただ、「一回性」「一方向性」を明らかにあらわしていると思うのに、round が使われているケースを複数見つけました。("round the garden" を "all over the garden"の意味で使っているらしい。私の予想ではここでは "around" を使うべきだったのに。なぜなら「広がり」「多方向」だから。) 訂正:。ただ、「一回性」「一方向性」を明らかにあらわしていると思うのに⇒「広がり」を明らかに...