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仕入物品の広告宣伝用に使用時の経理処理方法

販売用に仕入れた書籍を、販促用に(広告宣伝用)使用した場合の経理処理方法(別勘定への処理方法等)が分かりませんのでお教え下さい。仕入れた書籍は、仕入計上済です。

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回答No.1

こんにちは。 原則として、仕入物品を他の用途に転用した場合には 「他勘定振替高」勘定を使用します。 損益計算書では、売上原価の区分に入っており、仕入の控除勘定 (厳密には違いますが)のようなものです。 仕訳は (広告宣伝費)5,000/(他勘定振替高)5,000 ただ、小さい企業でそこまで厳密な処理が求められていない場合 (金額が小さい、めったに出てこない、など) 仕入勘定から直接振替えてしまう事も多いです。 (広告宣伝費)5,000/(仕入)5,000 「同じ本を10冊買ったけど、1冊は最初から広告用のつもりで買ったんだよ」 といった感じですね^^;

Kent811
質問者

お礼

ご丁寧な回答を頂き有難うございました。 ちなみに、小さな企業でのことですが、 (広告宣伝費)5,000/(売上)5,000 ではいけませんよね? 初歩的なことが分かっていないもので、、、

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回答No.2

ふたたびです。 >(広告宣伝費)5,000/(売上)5,000 >ではいけませんよね? つまり「自分で自分に本を売ってしまう」ということですね? これは「内部売上」といって、内部管理用では使用されることが ありますが、対外的(決算時)には使用できません。 なぜなら、「売上」というのは「社外にモノが提供されて、 対価(お金など)をもらう」事を指すからです。 こじつけがましいですが、 (広告宣伝費)5,000/(売上)5,000 で、一旦売上計上した本を、販促活動で持って回っているうちに 「この本いいね。この古いやつでいいから売ってよ!」と 言われる可能性がないとは言い切れないです。 その時、値引きして売ったとしても (現金)1,000/(売上)1,000 売上が二重に計上されてしまいますよね。 しかも、1回目は自分で自分に売ってます。お金も物も動いていません。 この場合「売上」側からみると、実現したのは 「キズモノの本を1,000円で売った」事だけです。 結果、「5,000円の売上」は架空売上になってしまいます。 かなり極端な話になってしまいましたが、本支店会計を行なっている などでない限り、売上計上はしない方が無難です。

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