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フランス語文法について(長文です)
こんにちは。 また、お世話になります、もしご存知の方がいらっしゃいましたら、ご回答お願いいたします。 フランス語で、SIには色々な用法がありますよね? 条件法で用いられるsiについては、多少理解できたのですが、そのほかの状況で使われるsiが、いまいち理解できません。 また、avoir envie de の後に、男性名詞がきたら、deは、duに変わりますよね? でも、beaucoup de の、deは男性がきても、deのままだと習いました。 何故ですか? ce qui,ce que の扱いもいまいちあやふやです・・・。 私の犬についての作文を書いたのですが、先生に il fait ses besoins sur mes chaussures. と、直されました。 私は、私の犬が私のくつをよくかじっている、と書いたのですが、(mordreをもちいて)faire ses besoin は、粗相をする、と辞書にでたのですが、私のかきたかったことが、先生に通じていなかったのでしょうか・・・ 今、海外に留学していて、日本語が話せる先生がいないので(もちろんこれらの質問を、フランス人の先生にできるフランス語力はまだありません)こちらのサイトさまだけが頼りです。 どれかひとつでも私の質問の答えをご存知のかたは、どうぞ返答をお願いいたします。
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はじめまして。 1.siの用法について: (1)条件法でも、直接法と仮定法だと用法がことなり、時制や意味も違ってきます。仮定法は事実に反することを仮定し、次のような決まりがあります。 現在の事実と反する仮定:Si+主語+直説法半過去, 主語+条件法現在 過去の事実と反する仮定:Si+主語+直説法大過去, 主語+条件法過去 (2)名詞節として使われるsiもあります。例: 1)「~かどうか」という意味の名詞節 Je ne sais pas s'il vient ou non. 「彼が来るかどうかわからない」 2)「いかに~しているか」という意味の名詞節 Vous savez si je l'aime. 「どれだけ彼を愛しているかわかるでしょ」 (3)形容詞や副詞を修飾して「そんなに」「これほど」という意味の副詞の用法があります。si+形容詞・副詞の単独で用いられることもありますが、queと呼応してsi~que…「とても~なので…」「…するほど~」という表現もあります。これは英語のso~that構文に相当します。 (4)他の副詞と結びついて、独特の意味をもつ接続詞になります。例: comme si~「あたかも~のように」 meme si~「たとえ~でも」 si oui,「もしそうなら」 que si~「~というような場合には」 などなど、、、、ここには全部書ききれませんので、siに関して具体的な疑問が生じた場合は、また別途ご質問されてみて下さい。 2.beaucoup de: フランス語には「多くの」を表す形容詞に、英語のmany、muchのような可算・不可算につく別々の形容詞はありませんから、可算・不可算名詞全てにこのbeaucoup deが使われます。 従って、beaucoup deの後に可算名詞がくればdeはdesになり、複数名詞として扱いますが、不可算名詞が来れば単数扱いになり、duやde laといった冠詞は省いて使われるのです。 3.ce qui、ce queについて: (1)ce qui 1)代名詞+関係詞で「~なこと」「~なもの」という意味になります。 2)quiは主格ですから、quiのあとには動詞が来ます。つまり先行詞のceは、qui節内の動詞の主語になります。 3)例:C'est ce qui est important.「それが大切なことだ」 (2)ce que 1)代名詞+関係詞で「~なこと」「~なもの」という意味になります。 2)queは目的格ですから、queのあとには主語+動詞が来ます。つまり先行詞のceは、que節内の動詞の目的語になります。 3)例:C'est ce que j’aime.「それが私が好きなものだ」 4.il fait ses besoins sur mes chaussures.: この文を直訳すると「彼は、私の靴に、いたずらをした」となります。フランスではよく、犬(または子供)がいたずらをする表現に、faire des betises「いたずらする」という言い回しをよく使います。ここはbesoinsの代わりにbetisesをもってきても同じ意味になります。 仏語の先生にはあなたの言いたいことが通じていたのだと思われますよ。「犬がくつにいたずらする」とは、だいたい「かじる」か「かくす」だと思いますので、fait ses besoinsでも十分いいたいことは伝わってきます。 ちなみにこの「靴」とは「はいていない靴」ということでよろしいですね。もし「足にはいている靴」になると、「足の靴のところ」となり、また別の表現になりますから。 5.<今、海外に留学していて、日本語が話せる先生がいないので(もちろんこれらの質問を、フランス人の先生にできるフランス語力はまだありません)こちらのサイトさまだけが頼りです。> 今フランスに留学されているのでしょうか?長年フランスに在住し大学で教鞭もとっておりますが(専門は仏語ではありません)、フランス語の先生は、日本人の語学力・性格などすべて把握していますから、遠慮せずせっかくですから、いろいろ思い切ってフランスの先生に質問されるといいですよ。フランスの先生は義務感がありますから、親切に教えてくれると思います。 あるいは街でひまそうな老人・若者に積極的に声かけて聞いてみてはいかがですか?話したがっているフランス人は多いですから、質問もフランス語上達のチャンスです。頑張って下さい。
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- anapaultole
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No.1 です 一点補筆致します ●faire ses besoins この言い回しは、 Satisfaire (a) un besoin (naturel) です 特に飼い犬や飼い猫であれば、まさに粗相をするです ドコニするかを通常surに続けて書き示します il fait ses besons sur un journal(新聞紙に) sur les pneus de ma voiture (車のタイヤに) sur notre canape (長い椅子に) sur le dalage en plein milieux これでは飼い主失格 probleme de dressage の一環として faire ses besoins と faire ses conneries, ses betises とは峻別されています それらへの対処法や叱り方を勉強するものです これらの弁別が出来ないとは大変です
お礼
補足回答ありがとうございました。 すべてメモさせていただきました。今後のフランス語の学習に役立てたいと思います。重ねて、お礼申し上げます。
- komimasaH
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>でも、beaucoup de の、deは男性がきても、deのままだと習いました。何故ですか? du=de + leですね。avoir beaucoup deの場合はbeaucoupは名詞でしょう。たくさん。 その次に定冠詞がつく名詞はこれないのでは。 parle beaucoup du problemなどの場合のbeaucoupは名詞ではなく 「頻繁に」の意味の副詞で、deはついての意味ですから違う用法で duはありえるのでは。 フランス語は教養課程で2年間しか習っていませんので推測です。
お礼
回答ありがとうございました。 大変参考になりました。お礼が遅くなり失礼いたしました。
- anapaultole
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kyoko1984 さん はじめまして 一つだけ、お答えします 最後の犬がかじっての場合、先生に文意が繋がらず 躾け中の犬に良く見かける粗相をするで、先生は 作文をしたと考えられます Mon chien s'amuse souvent a mordiller mes chassures (bien cirees)... (modreだとホンとに噛み、modriller でおしゃぶりと噛むの中間? 文末に、bien cirees 等と添えるとチョと気持ちを表現出来ますね) コノに集うお方々は、補足にも詳しく回答しています でも、今回のご質問には、一度に多くの基本的な問いがあり それらへ通りいっぺんの答えは簡単ですが、予想される 幾つもの補足回答を考えると二の足を踏んでいるのではと 考えられます 分けてのご質問なら皆、大歓迎ではないでしょうか
お礼
お礼が遅くなりまして、失礼いたしました。 回答者様がおっしゃるとおり、少し質問を多く書きすぎたなぁ、と自分でも反省しています。今後、注意したいと思います。ご指摘ありがとうございました。 mordreのほかに、modrillerという動詞があることを初めて知りました。 また、ニュアンスまで丁寧に教えていただいてありがとうございました。 助かりました。
お礼
お礼が遅くなりまして、失礼いたしました。 大変丁寧に、また分かりやすく説明していただいて、感激しています。 貴重なお時間を使わせてしまって、申し訳ございませんでした。 今、私はフランスではなくモントリオールに来ています。ですが、フランス人の先生もいるので、思い切って話しかけてみようと思います 本当にたすかりました。ありがとうございました。