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フランス語のavoirなのですが・・・

フランス語なのですが、 Elle est si bete qu'elle se fait avoir partout. (※bete の前の方の e にはトレマが付きます。) この文はどう訳すと良いのでしょうか? 彼女はとても愚かなので、...? avoirが自動詞の様に使われている気がするのですが、何かが省略されているのでしょうか?

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回答No.1

「どこへ行っても(いたるところで)だまされる」だと思います。 以下、辞書情報です。 avoirの説明の下の方に 〔話〕…をだます、一杯食わす とあり、例文として Il m'a bien eu. 「彼は私をまんまとだました。」 (私はまんまとだまされた) との記載があります。 なお、このavoirは avoir だけを単独でとらえないで、 se faire avoir で「だまされる」のように覚えておくほうがいいと思いますヨ。 意味については、ここでse faire がついた時点で自動詞のような意味合いになっている思います。(seが直接目的語です。) なお、beteの前の方のeの上についているの(^)は、トレマではなくて、アクサン・シルコンフレクスと言います。 トレマは点々2つです。(iの上の点が2つついているようなものです)

dontlm
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 辞書を確認したところ確かに「だます」という意味を見つけることができました。 se faire avoir で覚えようと思います。 ご指摘通り、トレマではなく、アクサン・シルコンフレクスでした。 単純なミスをすみません。

その他の回答 (1)

noname#20688
noname#20688
回答No.2

#1さんが完璧な回答をされていますが、少し補足を。 フランス語のavoirは実に語義が広いですよね。ご存知のように英語のhaveにほぼ対応します。ご質問の文ではavoirは#1さんが回答されたように「騙す」という意味であり、意味の狭い明確な語に置き換えるなら tromperやduperになります。 さて、実は英語のhaveにも「騙す」という意味があり、この文を英語にすると 「She is so silly that she is had everywhere.」 となります。 ここで気付かれたと思いますが、英語だと受身を表す表現は「be+過去分詞」しかありませんが、フランス語だと、「etre+過去分詞」の他に「se faire+不定形」の用法もあります。勿論 自動詞は受身の構文を作れませんから、ここでのavoirは他動詞(直接目的補語を取る動詞)になります。それでは直接目的補語は何かといいますと、seです。ご存知のように se faireは代名動詞と呼ばれます。 se faireを分解すると、 faireが使役を表し、助動詞的な働きをし、seは主語と同一で再帰を表しています。 それではご質問の文を訳してみます。 「彼女はあまりに迂闊で 至る所でまんまと騙される。」 よく分からない箇所がありましたら ご遠慮なく補足してください。

dontlm
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 「se faire +不定形」の用法の説明が分かり易くとても参考になりました。 avoir が他動詞であることが分かってすっきりしました。