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英訳の添削をお願いします
ネット上で見かけた、ちょっといい言葉です。 英訳に挑戦してみたのですが、添削をお願いします。 また、あなたならどのように訳するのか、教えてください。 「失敗はやり直しが効く 名誉も取り返しがつくが 一度失った勇気は元に戻らない」 You can bounce back from a setback, You can restore your reputation, But once you lose your courage, You can never get it back. よろしくお願いします <(_ _)>ペコリ
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アメリカに38年半住んでいる者です。 私なりに書かせてくださいね。 フィーリング英語の習得として非常に大切な事を書きます。 その理解があるのとないのとではどうやって訳すのか、あるいは訳せるのか、更に、通訳や翻訳力につながるのかが変わることを知って欲しいのです。 フィーリングとはその文章,今回は日本語文です、から感じ取る意味合いのことを言います。 単語の訳ではなく、その日本語から感じることがあなたの持つフィーリングなのです。 (この回答で私が正しくないと思える答えを出さないとご理解できないと思うときに例と出す表現がもしご回答者がすでに出されているものであったとしても、それはその後回答者への反論や批判ではなく、私が考えられる「使えないと思われる例」として使うものでしかなく、その例を使わないと私が書く説明が十分私の持つ考えに反映しない事になってしまうと言う懸念から使っただけだと言う事を知って置いてください。 お願いいたします) たとえば、この日本語の中の、失敗とは? 失敗へのやり直しとは? 名誉とは? 名誉の取り返しとは? 勇気とは? 勇気が元に戻るとは? この6つの意味合いは人によってそれぞれだと思います。 それぞれだと言う事を感じて欲しい、と言う事でもあるのです。 たとえば、先のご質問者の方で失敗をfailureとしている方とerrorとする方がおりますね。 しかし、このfailureとerrorでは雲泥の差ともいえるフィーリング,意味合いの違いがあると言っていいわけですが、どちらを選ぶにしろ、50%の確率、あるいは100%の確率でHideto123が今感じているものとは違う可能性があるわけですね。 どっちでも良い、と言うわけにはいかないわけですし、ご自分が持っているほかの表現もあるかも知れないのです。 お使いになったsetbackの持つフィーリングはfailureやerrorとは違うレベルのものですね。 setbackの持つ心理的な意味合いはerrorもfailureも直接には出せません。 setbackからのbouncebackは可能ですね。 心理的回復のフィーリングを出しているわけですから。 failureと言う単語を使っても、表現方法を変えてrecovery from the failureとすればその心理的な回復、と言うフィーリングは出せるわけです。 しかし、失敗を間違いを直す、と言う作業ではこの心理的なフィーリングは出せないわけです。 また逆に、勇気と言うものが失った、たとえば、怖気づく、と言う事が本当に元に戻らないものなのか、と言う根本的な日本語の理解の違いさえで的ましうわけです。 つまり、私個人の考えでは勇気とは出せるように訓練するのが勇気そのもの、なぜなら自分の怖気さを認めそれを克服する勇気を持つこと自体が勇気だからと武道では感じるし、モチベーションでは促すと信じているからですね。 そうすると、もしかすると、Hideto123さんはこの勇気と言う単語の解釈(フィーリング)がまったく違うもの(間違った解釈と言う事ではなく、ただ違うもの)であるかもしれないと私は感じるわけです。 そうすると、「一度失った勇気は元に戻らない」の部分のフィーリングをHideto123さんが持っているものを反映しなくてはならないと言う事になりますね。 お分かりでしょうか。 つまり、この詩的文章・モチベーション的文章を読んでHideto123さんが感じることを「訳さないと」、私たち回答者は、私たち個人のフィーリングに基づいて私たちなりの理解に基づいて訳して「しまう」と言う事になり、通訳・翻訳の作業はしていない、と言う事になってしまうわけです。 私たち個人がこの日本語を読んだ後の「超簡潔な感想文」を英語の文章にしていると言う事になり、Hideto123さんが英語にしてもらいたい文章ではなくなってしまうわけです。 今私に出来る事は二つあります。 この英訳を元に(私が感じるこの英訳からのHideto123さんが持つだろうと推測するフィーリング)添削することと、もう少しこれら6つの単語表現の意味合いをHideto123さんが持っているフィーリングに基づいてまた書いてもらう事をお願いするだけなのです。 では、まず、この英訳の添削(使われている単語表現の意味合いが分かっているだろうという前提が元になります) You can bounce back from a setback(.) You can restore your (damaged) reputation(.) But once you lose your courage, (y)ou (will never be able to) (bring) it back. と言う風になります。 括弧の中が書き直した部分です。 一応この回答はここで一旦終えておきます。 また書いてください。 モチベーションを英語から習い、英語で教えている立場にいる私には大変興味のあるご質問であるからです。 何かこれからの英語習得に一生使えるものを、この場限りではなく、書かせてもらったつもりです。 少しでもお役に立てればうれしいです。 これでいかがでしょうか? 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。
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- Parismadam
- ベストアンサー率65% (2756/4211)
はじめまして。 1.短いので、印象が残るフレーズにするには、「失敗、名誉、勇気」といった鍵になる単語を主語にして、最初に持ってきた方がいいでしょう。 2.失敗も名誉も、一度損なわれたもので、それをやり直す、取り返すと言っているのですから、勇気も一度なくしたものととらえ、動詞「再び取り戻す」を使うことでその意味を暗示し、「一度失った」という表現は省いた方がいいと思います。詩のリズムもくずれませんし。 3.「しかし」は単独で置き、その後本当に言いたいこと、逆接で表される真実を強調する方法もあります。文に重みをつけるため、Howeverを使ってもいいでしょう。 4.以上を踏まえて英訳は Error can be corrected. Honor can be recovered. But, Courage can never be regained. となります。 以上ご参考までに。
お礼
なるほど と納得することしきりです。 とてもいい勉強になりました。 ありがとうございました。
- go_urn
- ベストアンサー率57% (938/1643)
こんにちは! >「失敗はやり直しが効く 名誉も取り返しがつくが 一度失った勇気は元に戻らない」 >You can bounce back from a setback,You can restore your reputation, But once you lose your courage, You can never get it back. とても達者な英訳だと思います。意味がス~っと伝わってきました。 ただ、欲を言えば、once you lose your courage は一番最後に持っていったほうがいいのではないでしょうか。あと、音も大事で、格言風ですから、頭韻を考えて見てはどうでしょう。recover...restore...revive../retrieveなどの動詞が浮かびますね。 例) You can recover from your failure, or restore your damaged reputation, but you can never revive your courage once you have lost it.
お礼
韻を踏むというのが、私の英語力ではまだまだですね。 次の機会には、音にまで気をつけて訳せるように勉強します。 ありがとうございました。
- bc724
- ベストアンサー率33% (2/6)
添削は僭越なので自分なりに訳してみました。 Failure could be recovered, Honor could be retrieved, No courage, however, could be regained once you lose it.
お礼
なるほど、こういう訳し方もいいなぁ と思いました。 とてもいい勉強になりました。 ありがとうございました。
- komimasaH
- ベストアンサー率16% (179/1067)
Recoverable are failure and honour. Never so for lost courage.
お礼
早速のご回答をありがとうございました。 短くてすっきりしてますね。 ありがとうございました。
お礼
丁寧で詳しい解説をありがとうございます。 訳するときに、それが単なる単語の置き換えにならないように、 話し手や書き手が真にいいたいことは何か、言葉の陰に隠された微妙な ニュアンスは何か、というような意図まで汲み取って、訳さねばならないですね。 ここで示した日本語文は、あるブログからの引用です。もともとの出典は、残念ながら知りません。 そのブログの作者の現在の心境や、おかれている立場なども考慮して 拙訳のような単語の選択にいたしました。 「勇気をなくして、またそれを取り戻す」というのは、通常の日本語の 会話であれば、若干、違和感を覚えるところではありますが、 上記のような理由で、(うまくは説明できませんが)、添削していただいた英文が、私がこの日本語を最初に見たときの気持ちに近いかな と思っています。 ご回答を何度も繰り返し読んでみましたが、読み返すたびに、 異なる言語を訳することの奥の深さに気がつかされます。 「これからの英語習得に一生使える」貴重なアドバイスを、本当にありがとうございました。