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日本の気温の変動について
日本では、だいたい8月前後が一番暑くて、1~2月前後が一番寒いと思いますが、これは何故なのでしょうか? 単純に太陽の影響だけ考えると、夏至がある6月付近が一番暑くて、冬至がある12月前後が一番寒くなりそうな気もするのですが。 海流や風の影響とかが関係してそうな気もするのですが、よくわかりません。 素朴な疑問なのですが、教えて頂けると幸いです。
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これは、地理の問題ではなく、物理・気象の問題ですから、そちらで質問されたほうが正確な解答が得られるかと思います。 たしかに、太陽光は、夏至の付近で最大になりますが、この時には、大地や海の気温は、上がりきっておらず、地面や海面からの放射熱が多く有りません。 学校の物理で、物の温度の上がりやすさと下がりやすさなどを比熱と習ったと思います。 ここではその比熱が関係してきます。 もしも、太陽からの熱が、夏至をすぎたらすぐに0になるとすれば、夏至の時が最も暑くなりますが、実際は、少しずつ少なくなりますから、地面や海の温度は上がり続ける事になります。 そのために、夏至の時よりも後のほうが、暑く感じるのです。 冬至の場合も同じです。 最近は、比熱の小さいコンクリートの構造物が多くなった関係で、最も熱い時期が、6月後半から7月が最も暑く感じるようになっていますが。
お礼
なるほど、確かに、夏至を過ぎても、太陽からの熱が大きい状態はある程度続くわけですものね。 素直に納得でき、とてもすっきりしました。 本当にありがとうございました。