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夏至を過ぎてから気温が高くなるのは?
中学校の理科で、夏には気温が高くなり、冬には気温が低くなる。 これは地球が地軸を公転面に対し傾けながら公転しているためと習いました。 それは理解できたのですが、授業の中で習うのは春分、夏至、秋分、冬至の時です。 もちろんその間もそれに準じて考えていけばいいわけですが、ふと疑問が。 夏至というのは1年で一番日照時間が長い日だと思います。 しかし、夏で一番暑いのは、夏至が過ぎた7月後半~8月ですよね? これはなぜでしょうか? 小笠原気団などの高気圧が関係あるのでしょうか? もし分かる方がいらっしゃいましたら教えてください。 よろしくおねがいします。
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気象的な要素は複雑なので、省きます。 地球には、春夏秋冬という四季もあり、一日の中でも昼と夜がありますよね?一日の気温は明け方が一番低くて、午後1-2時頃が一番暑い。これも同じですよね? まず一番始めに注意しなければ成らないのは、「熱」と「温度」の関係です。熱が物に蓄えられて温度になります。ここが多くの人が勘違いするところです。 さて太陽の「熱」は、一日で言えば12時、季節で言えば夏至が一番大きいです。この熱が地表を温めて「温度」を持つようになります。一日でいえば、昼に温められた地表が、夜には冷えます。この時、昼に温められたよりも夜になって少なく冷えたとすると、明け方には前の日よりも地表の温度は高くなりますよね。 つまり、昼に温めた分と夜に冷えた分の「差」が次の日の温度を決める事になります。夏に近づくにつれてだんだん暑くなるのは、地表に段々熱が貯まるからです。夏至は一番熱が貯まり易い日ですが、夏至を過ぎても熱が貯まる傾向はしばらく止まりません。なぜなら、まだ夜に冷える分より昼に温められる分が多いからです。
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- DIooggooID
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こちらの記事が参考になると思います。 http://www.reigai.affrc.go.jp/nikki/nikki2000/nikki03.html
お礼
参考URL使わせていただきます。 ありがとうございました。
- rinzoo
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3つの意見でほぼ答えが出てますので、まとめを・・・ 1.空気は、太陽に直接温められるのではなく、太陽の熱によって温まった地面により、空気が温められる。 2.上のような順序で空気が温まるので、太陽からの熱が最高に暑い時と空気が一番暑い時は、時間差がある。 3.一日で例えると、一番空気が暑いのは、太陽が真南に来る12時ではなく、その太陽の熱が地面に伝わりさらに空気に伝わる午後2時ごろが最高気温になる。 4.この現象が1年規模で起こっているわけで・・・ 夏至の6月に太陽からの熱量が一番多いが、その熱が徐々に地面に伝わり空気が最高に温まるのが、8月頃になる。 というわけです。 こんなまとめ方で解りましたか?
お礼
お返事ありがとうございました。 まとめていただき、頭の中を整理しやすくなりました。 ありがとうございました。
- debukuro
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まず理解していただきたいことは 夏至を境に日照量が極端に変化するのではなく夏至を挟んだ一ヶ月間はほとんど変りません。 次に 空気は日光を受けても温度はほとんど上がりません。 地面が熱せられて地面に接した空気が地面から温められるのです。 地面や空気は熱を受け取っても始めは内部に溜め込み内部の熱量が多くなってくると吸収した熱を放出し始めるのです。 だから気温の上昇は日照量の増加より遅れるのです。
お礼
お返事ありがとうございます。 夏至をはさんだ1ヶ月。 今度気にしながら記録でもつけてみたいと思います。 ありがとうございました。
- trajaa
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>小笠原気団などの高気圧が関係あるのでしょうか? 海水(水)は温まりにくく、冷めにくい。 これでは無いでしょうか? 日照時間が長い->海水温の上昇->太平洋高気圧の発達 にはそれなりの時間が必要なのでは?
お礼
お返事ありがとうございました。 完璧に理解したとはいえませんが、でもこれから少しずつ努力して勉強してみたいと思います。
お礼
お返事ありがとうございました。 気象ってやっぱり複雑なんですね・・・ 努力してみます。 ありがとうございます。