ガスレンジに大きな鍋を載せ、鍋に大量に水を入れて、ガスに火をつけて、水を沸かします。
湯が沸騰したところで、(鍋と水/湯の量によりますが)
(1) ガスの火を消すと、沸騰は収まり、次第に湯の温度は下がります。
(2) ガスの火を中火にすると、次第に湯の温度は上がります。
(3) ガスの火を強にすると、もっと湯温はあがります。(沸騰させないで)
(4) ガスの火を中火に落としても、もっと湯温はあがります。また沸騰します。
(5) ガスの火を弱に落とすと、沸騰は収まり、湯温は下がり始めます。
(6) ガスの火を最弱にすると、どんどん温度は下がってしまいます。
(7) ガスの火を弱にしても、湯温は下がり続けます。
(8) ガスの火を中火にすると、湯温は上がり始めます。
ガスの火力の最低は、(6)
湯温の最低は、(7)
ガスの火力の最高は、(3)
湯温の最高は、(4)
火力が最高でなくても、ある程度以上の火力なら、湯を温める力が、湯が冷える力よりも上回るので、湯温はあがります。
火力がある程度以下になると、湯を温める力が、湯が冷える力よりも下回るので、湯温はさがります。
夏至や冬至は、日照時間と深い関係があるけれど、日光が差しているなら、いつでも温めているのです。気温が下がる力と日光が温める力のバランスで、気温が上がるか下がるかが大きく影響されるので、夏至が過ぎてからが高い気温の状態になり、冬至が過ぎてから低い気温の状態になる傾向が強いのです。