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「中流より下流のほうが返って生活費がかかる」という意味の経済用語がありましたら教えてください。
同じだけの買い物をするにしても、信用がない下流の人は中流の人よりもコストがかさんで高くついてしまう(金利かなにかで高くつくのでしょうか?)、という法則があるとネットでみたのですが、書き込んだ人が、その法則の名前を忘れたそうなので、名前がわかりません。 存在しない法則かもしれませんが、もし、そういう法則がありましたら、法則の名前を教えてください。
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経済学を専攻したわけじゃないので、ご質問はわかりませんが。。。 エンゲルの法則もシュワーベの法則も、総消費支出に占める食費・住居費の「比率」に関するものです。 #1さんがおっしゃるように、低所得層のほうがエンゲル係数は高くても、当然ながら、食費の実額は低くなりますね。 しかし質問者さんがおっしゃっているのは、「同一の財やサービスを得るのに、低所得者のほうがコストがかかる」という現象ですよね? これは、広範に観察できるに違いないと思うのですが。 金融サービスに関しては、特にそうだと思います。 米国のサブプライムローンはわかりやすい例です。 また、アメリカでは一定以上の預金残高がないと、checking accountを持てず、小切手を使えないから、いちいちmoney orderを買わなければならず、手数料がかかります。 日本では、借り手によって住宅ローン金利に差がつくことは少ないようですが、借りられる額が減ればなかなか購入できず、長期間家賃を払わなければなりませんね。 同じ商品を長期ローンやリボルビングで買う人は、一括払いで買う人より高く買うわけです。 新聞で読みましたが、いわゆるどや街には、日雇いの人が1泊いくらで泊まるカプセルホテルがあり、一ヶ月の宿泊料を合計するとアパート一部屋より高くつくんだとか。 でも彼らは、敷金がなくてアパートには入居できないわけです。 つまり、貯蓄と信用力がない人は、住宅などの大きな買い物や金融サービスに関して、かなり割をくっているはずです。 貯蓄も「金融資産の購入」と考えれば、大口定期や社債を買える高所得層のほうが、「有利に買っている」ことになります。 保存がきき、バルクで買えば安くつくものに関しても、貯蓄のない人は高く買う理屈です。 (例えば年利5%で借金している人が、手元のカネをローン返済に回さずに、一年後に使う分をまとめ買いすれば、借金がない人に比べ約5%高く買ったことになる。) この現象には名前があったら、私もぜひ知りたいです。 「信用コスト」は、信用力のない人に貸す側から見たコストだから、違いますね。
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- at9_am
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このような法則はありませんし、成立もしません。 ↓の19-2および19-3に世帯所得別の収入・支出のデータがありますが、一人当たりに直しても低所得層の方が高所得層よりもおおく支出していることはありません。 ただし、低所得層ほど食料や住居などに対する支出の割合が増えるという法則が存在し、食料の方を「エンゲルの法則」、住居の方を「シュワーペの法則」と言います。