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債権はどのようなとき売却される?
債券についての質問です。金利と債権価格の関係は理論上理解できたんですけれども、実際にどのようなときに債権が買われたり売られたりするのかわかりません。 例えば昨年の利上げのときには債券価格が下がり多くの人が債権を売却したという解釈でいいのでしょうか?それとも多くの人が売却するから価格が下がるのですか?
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- slowtravel
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ANo.2の者です。ちょっと表現が紛らわしかったので、訂正します。 「翌日金利の公定歩合」⇒「翌日金利の無担保コールレート」
- slowtravel
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まず債券と債権がごっちゃです。この場合、すべて「債券」ですね。 それから「債券」とは、何の債券のことでしょう。日本国債、社債、米国国債、1年債、5年債、10年債・・・・?? 日本国債10年物と仮定して話をします。 >例えば昨年の利上げのときには債券価格が下がり多くの人が債権を売却したという解釈でいいのでしょうか?それとも多くの人が売却するから価格が下がるのですか? 翌日金利の公定歩合と10年国債との間には直接的な関係はありません。 事実、昨年の利上げ(0->0.25%)も、今年の利上げ(0.25%ー>0.5%)のときも、直後に10年国債の価格は上昇しました。(利回りは低下した。)難しく言うと「イールドカーブがフラット化した」といいます。 ただし、例えばインフレ期待が膨らみ、更に持続的な短期金利の上昇期待が市場で支配的になれば、結果として長期金利である10年国債も売られ、利回りは上昇するでしょう。つまり、長期的に見れば、短期金利と長期金利の動きの相関はある程度高い、と言えるかもしれません。
- good23
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日本では、確か社債法があって、法人のみが社債を発行できたと思います。今は、信託(信託銀行でなくて信託そのもの)は、社債が発行できないと思います。アメリカでは信託そのものは法人格を持ち、社債発行が可能です。そして、購入する側は、大半が機関投資家です。その中にはなんと日本銀行も国債を買っています。買うとどうなるか、現金と交換するわけですから福沢諭吉1万円をどんどん印刷します。印刷する前と後では福沢諭吉さんの数は増えます。世の中に増えます。だから1万円あたりの価値は、じゃっかん下がっています(ようするにインフレ)。だから日本銀行の国債買い入れオペレーションはそういう意味でよいことではありません。ところで、ご質問のタイミングですが、保有している機関投資家は値下がりを心配する場合と、満期まで持ちきるので期中の値下がりは無関係だという人の2通りです。ご回答なさっている両方に加えて、株式や貴金属投資の方がもうかると思えば、保有する債券を売って現金に換える、そうすると利回りが落ちます。
お礼
すみません 債券 ですよね。 詳しい説明ありがとうございます。 もう少し勉強します