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金利が低い今は債券投資のタイミングではないですか?
ETFで海外の債券に投資をする事に興味があります。 ただ、リーマンショック以降、アメリカは金融緩和をしてきたので金利が現在も低い状態です。 アメリカだけではなくて先進国は金利が低い国が多いです。 このような時期に債券ETFに投資するのは教科書的にはオススメできませんか? 金利が上昇すると債券価格が下落するので、そのタイミングで債券を買った方が良いでしょうか? つまり、アメリカが利上げしてからという事です。 皆さんはどう思われますか?
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- ga111
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>金利が上昇すると債券価格が下落するので、そのタイミングで債券を買った方が良いでしょうか? >つまり、アメリカが利上げしてからという事です。 ちょうど、1年前くらいまでは絶好調でしたね。アメリカ債券。ところが、去年の5月、大異変がおこり、リターンがマイナスになりました。これは、先読みで、緩和縮小がそろそろはじまり、ついで、利上げが起きるだろうという予測からです。 まだ、実際に、利上げが起はおきていませんが、これから何年かわずかずつ利上げが起きた場合、債券価格が低下するので、債券ファンド投資にもかなり、マイナスになる可能性があります。実は私も買いたいのですが、わずかずつ利上げになった場合、どうなるかを注視して、大丈夫だったら(=かろうじてマイナスにならない)、リターンが低くても買う予定です。 前のどなたかが書いているように、理屈上は、わずかずつ利上げになった場合(<景気回復時によくありますが)、ダメのような気がします。Vanguard Wellesley Income Fund Investor Shares (VWINX)など、バランスドのものが良いかもしれません。
- Crusadess
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こんにちわ。二回目です。 キャピタルゲインよりインカムゲインを重視しているとの事ですが、もしそうならば満期保有で債券を買うのが目的に合致した投資法だと考えます。しかしこれだとあまり儲かりませんよ。それどころか、インフレに負ける可能生が高い。 ジェレミーシーゲル氏「株式投資」に、実質利回りの表(図2-1)があります。株1年保有は-38.6~66.6%で、債券1年保有は-15.6~23.7%と、1年保有では株の動きがより激しい。しかし20年保有では、株1.0~12.6%で、債券-3.1~8.8と、株の値動きが随分と大人しくなる。注目は、株の最低利回りが1%になる、つまり損をしなくなるということ。10年で株の値動きが債券のそれより大人しくなり、20年で株は損をしなくなる。10年を超える投資なら、株の方が安全。 貴方はいつ、投資額を現金化するんでしょう?もし10年以上後ならば、全力で株が良い。債権も純金もゼロで、全て株。 上記「株式投資」の図1-4に、1801年に投資した株・債券・純金・現金の2006年までの値動き(インフレ調整後の実質)の表があります。1801年に投資した1ドルは今ごろ、株なら755,163ドル、長期債券なら1,083ドル、短期債券なら301ドル、純金なら1.95ドル、現金なら0.06ドルに育っています。桁違いで株の勝ちです。 またピーターリンチ氏「Beating The Street」の3章に株と債券の組み合わせに関する記述があります。氏は言います「私の助言はあなたの許容限度いっぱいまで株式の組み入れを増やしなさいというものである」「(債券は)やっとインフレについていける程度である」「株式をもっと保有し、債券の保有を減らせば、、、利息収入をいくらか犠牲にするかもしれない。しかし、株価の上昇、保有株式からの配当収入の増加は、短期的な犠牲を補って余りある」「たとえ利子収入を必要としていても、債券に資金を投入することは無意味である」などなど。 ピーターリンチ氏もウォーレンバフェット氏も、共に債券には否定的です。ウォーレンバフェット氏は、純金にも否定的です。 下リンクにて、自身の目で数字を見比べると良いですよ。右から二列目が過去10年のリターン(単年度換算)です。10年投資で、現金は1.5%とかで話にならず、債券は3%~6%と貧相で、株は7~10%と逞しい。この10年はリーマンショックやギリシャショックがありましたが、それでもまだ株の勝ちです。「〇〇ショック」は恐るるに足らずです。むしろお買い時を提供してくれる好い場面です。 https://investor.vanguard.com/mutual-funds/vanguard-mutual-funds-list?assetclass=all 小生がお薦めするポートフォリオは、アメリカ株を50~70%、残りを非アメリカ株にした、株オンリーの布陣です。シンプルさを追求するなら、VTSAX(アメリカ株・全サイズ型)とVTIAX(非アメリカ株・全サイズ型)の二つで十分。微調整はお好みで。投資後はBuy&Hold戦略で、果報を寝て待つ。健闘を祈ります。
- hbafe88
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基本10年国債は6%です。 今は債権が超バブルです。 債権ベア5レバが買いです。 日銀が頑張って買ってますが長期金利はコントロールできません。 日銀の黒田が「え長期金利てコントロールできないの」の発言には笑いました。 前の白さんはそんな事解って介入できなせんでした。 白と黒なら白でしょ。 日銀がコントロールできるのは短期金利だけだと学校で習いませんでしたか。
- fujic-1990
- ベストアンサー率55% (4505/8062)
> 金利が上昇すると債券価格が下落するので、 金利が上昇すると既発債券の価格は確かに下がります。今金利が低くて、今後金利が上昇すると見込まれる時も同様です。 それは、「なぜ下がるのだ」とお考えなのでしょう? 「売りたい」「買ってくれー」って思う、既発債所有者が多くなるからです。だのに、買い手は増えない。経済学的に言えば、「供給が需要を上回るから下がる」ということになります。 なぜ、「売りたい」「買ってくれー」って、多くの人が思うのかと言えば、その既発債を持っていると「損する」と思うからです。なぜ「じゃあ、買おう」と思う人が増えないかと言えば、買っても「もうからない」と思うからです。 これは、金利が低くてこれから上がるだろうと予想されている「今」も、アメリカが利上げした(予想通りになってしまった)後も、同じです。 多くの人が、「手数料を払ってでもたたき売りたい」と思い、多くの人が「ほしいと思わないね」と言っている既発債をわざわざ買うのは、「教科書的」にはお勧めできませんね。 そんなものを「買え」と書いてあるものは、経済の教科書としては間違いです。ギャンブルの教本としてはアリだと思いますが。 もちろん、自分の眼力で、「いや、金利は上がるとみんな言っているが、必ず暴落する!」とでも確信すれば、お買いになるのはOKですが、一般的なことを書く「教科書」としては、やはり「買え」とは書くべきではないと、私は思います。 ---- 質問者さんご自身、アメリカは近々利上げする。アメリカが利上げすれば既発債の価格は下がる、と思っていらっしゃるようですよね。これから価格が下がる物をなぜ買うのか、理解できません。価値が上がる物を買われたほうが、儲かると思いますよ。 「下がりきった所を買おう」というのならわかるのですが、"次のアメリカの利上げ"で金利が最高になる、それ以上金利は上がらないという根拠はどこにあるのでしょう。 もっと高い金利になれば、質問者さんが買った債券はもっと下がりますよねぇ。大損だと思いますよ。
- Crusadess
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こんにちわ。 債権投資家にとって最高の日々は終わったと思います。アメリカ10年モノ国債の利率は、1981年には15.84%でしたが、それ以降は一貫した下げトレンドで、今は2.79%です。さらに下がる余地はないほどです。量的緩和の終了次期を模索している今こそが底でありましょう。 そもそも、過去10年ですら債権は大して儲かっていません。 アメリカ国債及び優良企業の長期債に投資をするVBLTXの過去10年間の利率は、たったの6.43%年です。10年前に投資した10,000ドルが、今ごろ18,647.50ドルになっただけです。情報源はココ↓ https://personal.vanguard.com/us/funds/snapshot?FundId=0522&FundIntExt=INT#tab=1 中期ハイイールド債(劣後)に投資したVWEHXの利率は6.94%年で、10年前の10,000ドルは今ごろ19,557.65です。多くの日本人は「ハイイールド」の響に惹かれますが、ハイイールドの利益は全然ハイではない。情報源はココ↓ https://personal.vanguard.com/us/funds/snapshot?FundId=0029&FundIntExt=INT#tab=1 株と比べましょうか。 アメリカ全サイズ型VTSAXは8.05%年で21,681.06ドルになる。アメリカ小型VTMSXは10.12%年で26,215.96ドルになる。株式投資は、債権投資よりずっとお得です。情報源はココ↓ https://personal.vanguard.com/us/funds/snapshot?FundId=0585&FundIntExt=INT#tab=1 https://personal.vanguard.com/us/funds/snapshot?FundId=0116&FundIntExt=INT#tab=1 オマハの賢人・ウォーレンバフェット氏曰く「債権投資は安全だと考えられていますが、実は最も危険なのです。βはゼロでリスクは巨大(17頁)」と。さらに「株式投資が最も多い利益を稼いでおり、また一番安全なのも株です(19頁)」とも言っています。情報源はココ↓ http://www.berkshirehathaway.com/letters/2011ltr.pdf マゼランファンドの伝説的マネージャー・ピーターリンチも「Beating The Street」の序章「債券信仰からの脱出」にて、「債券を好む者は、自分が失っているものに気がついていない」と呆れ口調で語っています。 結論。今は債権を買うタイミングではありません。そもそも、債権を買うより株を買った方が遥かにお得です。
補足
過去の歴史から株の方が債券よりリターンが良かったというのは知っています。 ただ、私はキャピタルゲインよりインカムゲインを重視しており、投資元本が大きく増える事は期待していません。 「債権を買うより株を買った方が遥かにお得」と書かれていますが、これは誰にでも当てはまる事でしょうか? もし、債券が株より「安全」とお考えでしたら、税引き後で年利2%くらいのリターンを安定して得られ、価格自体も安定するような株式ポートフォリオの例を教えて頂けませんか?
補足
リターンを積極的に狙っていくなら株式のみのポートフォリオもでも良いと思いますよ。 でも、人それぞれ経済的、心理的リスク許容度には違いがありますよね。 誰もがバフェットになれるわけではないですから…。 私の質問は「債券投資のタイミングとして今はどうか?」という点なのですが、タイミング云々以前に債券そのものの必要性を否定されるので、本当にそうだろうか? と疑問に思います。