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主語の省き

私たち日本人は日常的に、知らず知らずのうちに主語を抜かしまくって話していると思います。 確かに思うのですが、「食べたい」「分からない」「飽きた」など、主語をいちいち言いませんよね?逆に(私)という主語を入れるほうが場合によっては不自然に感じさえします。 そこで英語の場合ではどうなのでしょうか?外国人のインタビューや文章などで、"don't know"や"just pass it on"、"love it"などの主語抜きの表現を最近見かけました。 英語圏の方々の感覚をご存知の方、教えてください。彼らはどのような感覚で主語を抜かして話すのですか?自分を主格として話す場合、わざわざ主語を使わないほうが自然なんですか? よろしくお願いします。

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回答No.4

アメリカに38年半住んでいる者です。 私なりに書かせてくださいね。 はい、一般的にかなり砕けた(悪い意味ではなく)使われるフィーリング表現方法の一つですね。 Wanna go? Do you wanna go?の代わりですね。 Don't know. I don't knowの代わり。 というような表現がその例ですね。 でも、日本では多分文法を無視した正しくない表現、などという人がいると思います。 でも、 もう一つ例を書きますね。Catch you later.はI will catch you later.の代わり。 そしてもう既に「普通の英語表現」として日本でも知られている、See you later. I will see you later.ですね。 何か気がつくところがありましたか? Thank youはどうですか。 勿論、I thank youですね。 Sorry!はどうですか? I'm sorryですね。  そうなんです。  主語を表さなくても、日本語と全く同じように、分かる、と言う事なのです。 そして、別に文法的にはおかしい表現と言う事ではないのです。 言葉というものは生きているのです。 表現もだから生きているのです。 聞きなれた「短くした表現」に対しては何も学校文法は行っていません。 しかしまだ聞きなれていない表現はおかしい、と言う事になってしまうのです。 それこそおかしいですね。 Tired? Are you tired?など Hungry? Are you hungry? Oh, Catch a cold? Oh, did you catch a cold? など、Iだけでなくyouに関しても言わなくても分かりますね。 How about it?をHow do you feel about it?もそうですね。 Raining? Is it raining? Dark already? Is it dark already? Did it get dark already? なども、意味を成さないitだからこそいわなくても分かるわけです。 >彼らはどのような感覚で主語を抜かして話すのですか? 実際には、省略して言っているというフィーリングは全くありません。 こういう表現でいいんだ、よく聞く表現だし。というのが実感です。 日本語ではOK,でも英語ではだめ、というのは、学校文法ではこれらの人間が気にしないですることに対しておかしいという事すらおかしいという事なんです。 そして、使う人は、これらの表現をいつどんな時に使うかを知っているわけですし、使わないほうがいいだろうと感じるときは、もっと昔からの表現を使うわけです。 おはよう、の代わりにおはようございます、というときにフィーリングです。 こういう風に言った方がいいだろう、と言う自己文法が出来上がっているわけです。 日本語でも、私どもは、弊社といたしましたは、というような表現はいつもなら主語を飛ばして言っているにもかかわらず、こういう表現をしたほうが良いとちゃんと分かっているわけです。 Got it?分かった? といわれた時に、だれも、「だれが?」Who?なんて聞き返すことはよほどの事がなければ、あるいは、からかうときくらいしかいい返しませんね。 自然といえば自然なのです。 なぜなら、そういう表現の方がその状況にあっている、とその人は判断するからそういうわけです。 日本語でも英語でもです。 日本では、日本語を毎日使っていて全く問題にしないのに英語となるとなぜか全く違う宇宙人の言葉のごとく違った言語観念から見ている、とも言えるわけです。 この「歪んだ」ともいえる姿勢を直すと英語もやっぱり人間が使うものであり、多くのところで似たところがたくさんあることに気がつくと思います。 いつもの私なりに書かせてもらいました。 これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。  

richE
質問者

お礼

とても分かりやすくて、勉強になりました。 別にくだけて話したいからという理由ではなく、より英語に慣れ親しんで、自然に話したいという気持ちが強いので、これからどんどん使っていきたいと思います。教えてくださった表現もなるほど!と思うものばかりでした。インプットはたくさんしているのですが、アウトプットをあまりしていません。なので省き表現が口から出てこなくても、教えてくださった表現は自分にしっくりくる響きがありました。海外アーティストのインタビューをいつも聞いているのですが、こんなんだったな、と本当に思います。

その他の回答 (3)

noname#37852
noname#37852
回答No.3

西洋の言語でも主語から始めちゃうと強すぎる・・・という考え方があるようですが、基本的には主語があるものです。 英語の場合(あんまり知りませんけど)、私もNo.1の方同様、小説を読む限りでは「状況から言わなくても主語が判る場合、くだけた話し方の場合」という感じがします。 しかしセリフでも、基本的には主語があるほうが多いですよ。 Do you...?とかI think...とか I met her....とか。それも普通で自然です。 英語にも丁寧な言い方としての婉曲表現をするということはあるようですね。敬語の英語、英語の敬語、みたいな本を読むと色々出てます。私には長くて難しい言い回し(^^; 「~して欲しい」とか「~したらいいと思います」とかいう場合に、冒頭をPerhapsから始めたりします。 そういうのだと単純な言い回しより、主語がぼやけることがあるのかも・・・・。 こういうのはくだけた省略とは違いますが。 しかし日本語と英語は構造や表現方法が異なる言語なので、感覚や使い方の点だけで比較はできないと思います。

参考URL:
http://www.yohanstudy.com/feature/001/index.html
  • Parismadam
  • ベストアンサー率65% (2756/4211)
回答No.2

一人称のIを連発すると自己主張の激しい人、というイメージがあり親近感を遠ざけるからです。日本人でも「私は,,,,私は、、、、でも私は、、、、」などと私を連発するとジコチュ-な感じがしますね。日本語はそこのところうまくできていて、あまり「私は」を使わなくても相手に通じるようになっています。「相手のことを考える」日本の美徳文化の影響かもしれませんね。 英語の書き言葉では主語を省く用法は稀ですが、話し言葉では上記の理由から、なるべく使わないように心がけて話す人もいるようです。特に「~したい」「~するつもりだ」といった意志・欲求を表す時は、なるべくIを使った直接的な表現を避けて、婉曲的にやわらげる用法もあります。例: I will give you the money.「私があなたにお金をあげよう」 You shall have the money.「(同上)←あなたはお金を手にするだろう」 2つの文はどちらも私がお金をあげることには変わりないのですが、下の方が婉曲的な表現になっています。 I want to go to the cinema.「僕は映画に行きたいなあ」 How about going to the cinema?「映画に行かない?」 日本でもこんな心遣いはよく見られますね。上の言い方の人とはデートしたい気になりませんね。 他の理由としては、会話の流れから動詞の主語が誰かわかる時は「面倒くさいから」使わないという理由もあるようです。 ご参考までに、、、、。

richE
質問者

お礼

なるほど。 納得です。分かりきっているから飛ばすという考えだけでなく、そういうイメージを避けるためでもあるんですね。 たしかにIを使いまくりの人は嫌ですよね。 婉曲表現も何度か使っていくうちに慣れるといいなと思います。

回答No.1

「英語圏の方」ではないので、この後もっと相応しい方々のご回答が出たらそちらのほうを重視して下さって結構です。 >>わざわざ主語を使わないほうが自然なんですか?  私の見る限り、「ほうが自然」では決してありません。飽くまで原則は主語が要ります。ですが、小説等を読んでいて感じるのは、状況から言わなくても主語が判る場合、くだけた話し方の場合、です。  余談ですが、“I”や“you”などの人称代名詞は日本人でも省略されていることがよく判りますが、日本人にとって判り難いのは形式主語“It”が省かれているときです。これもやはり原則は「要る」ということは肝に銘じておくべきと思います。

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