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過去分詞修飾の場合の表す時点はいつの時点?
『名詞』+『過去分詞』の場合、起きたことはいつの時点をあらわすのか 決まり(約束ごと)はあるのでしょうか? 例えば、次のような場合、どちらを表すのでしょうか? ・a man killed (すでに殺されたある男? これから殺されるべきある男?) ・the data collected(すでに集めたデータ? これから集めるデータ?) いままで、漠然と『文脈で決まるが、通例は過去を表す』というような理解をしてきましたが 文章中の小見出しで、『Action taken』とか『the customer affected』に出会い、それぞれ、 ・とられた行動なのか、それともとられるべき行動なのか ・影響を受けたお客様なのか、それとも影響を受けるであろうお客様 なのか、自信をもった理解ができなくなった次第です。 よろしくご教示ください。
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単なる『名詞』+『過去分詞』は、受身であり、過去です。 ・a man killed (すでに殺されたある男) これに対して、 ・a man to be killed (今から殺すべき男:文法的には受身 なので、直訳すると「今から殺されるべき男」) のように、to be が入ると、「これから」、「あるべき(だけど未だ)」ということになります。同様に、 ・Action to be taken (とるべき動作)
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- ichiromari
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文の一部だけを取り出して、時制がどうなっているのかを考えても意味がありません。不定詞や動名詞や分詞は、文全体の動詞の時制と一致するというのが基本ルールです。一致しないときは、完了形の形があります。できれば具体的な例文を示してもらったほうがいいと思います。時制のずれは、文全体からしか判断できません。
- wind-sky-wind
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a man killed が正しく,a killed man は(特別な文脈がなければ)通常用いません。 分詞が一語なら前から,分詞に修飾語句がつけば後ろから,というのは日本の学校で学ぶ基本原則です。後半は正しいですが,一語の場合,前に置けない分詞があります。 killed もその一つで,「殺され男」のような感じになって,a killed man は不自然です。「けがをした人」との対比とか,特別な文脈があれば使えます。 a man killed の方は,a man (who was) killed となりますので,使えます。 分詞の前置修飾というのは実は非常に厄介で,a murdered man なら普通に使えます。 a sleeping baby という前置修飾さえ使わないというネイティブの人もいます(多くの人は使えると感じるようです)。
- Parismadam
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ご質問文にあるように、過去分詞を形容詞として名詞を修飾する場合は、名詞の前にくるのが普通です。a killed man、the collected dataとなります。 過去分詞がご質問文のように、名詞の後につく場合もあります。それは、過去分詞となっている動詞を修飾する副詞句があとにくっついている場合です。例えば a man killed by the mafia「マフィアに殺された男」 the data collected for the research「研究のために集められたデータ」 この場合は過去分詞は決まって名詞の後にきます。 このような名詞にかかる、形容詞的用法の過去分詞には2つの基本情報があると覚えられて下さい。それは「受身」と「過去」です。また、過去分詞はもとは他動詞ということも念頭に入れておいて下さい。過去分詞を現在分詞(~ing)と比較しながら、それぞれについて説明しますと、 「受身」の用法について: surprising news「驚かせるニュース→驚くべきニュース」 a surprised look「驚かされた顔→驚いた顔」 an exciting game「興奮させるゲーム→おもしろいゲーム」 excited people「興奮させられた人々→興奮した人々」 この2種類の例文からわかるように、他動詞の現在分詞は「能動」の訳、過去分詞は「受動」の訳になるということです。過去分詞と名詞との関係を考慮し、現在・過去どちらの分詞が適当か判断して下さい。 「過去」の用法について: a passing time「過ぎ行く時」 the time passed by「過ぎ去った時」 a crossing boy「横断している少年」 the boy crossed at~「横断し終わった少年」 このように、現在分詞(自動詞の場合)は「進行」、過去分詞は「過去」の表現になるのです。*現在分詞が他動詞の場合は「進行」ではなく「能動」になるので、混同しないように。 従って、ご質問文最後にあるaction taken、the customer affectedはそれぞれ「とられた行動」「影響を受けた客」と「受身」の意味になります。「過去」になるかは文章全体の時制からしか、判断できません。つまりこのような受身の過去分詞があっても、あくまで形容詞としての働きですから、文の内容は過去・現在・未来と自由に変化できるということです。 ご理解のお役に立てば、、、、。