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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:『こころ』の「上十二」1)

『こころ』の「上十二」についての質問

このQ&Aのポイント
  • 夏目漱石の『こころ』の「上十二」についての理解について質問します。
  • 奥さんの父親と母親の出身地の関係や、昔の日本の郷里の関係から出ない恋愛について不思議に思っています。
  • 私たちと先生と奥さんの生まれ育った時代の違いから、彼らがロマンチックな問題について正直に話す勇気がないのではないかと推測しています。また、花やかなロマンスの存在についても興味があります。

質問者が選んだベストアンサー

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  • hakobulu
  • ベストアンサー率46% (1655/3578)
回答No.1

1、 >現在でも「出」という言い方を使われるのでしょうか。 :「出(で)」という言い方はしますね。 しかし、殆どは「出身」という言い方に替わってきていると思います。 2、 >昔の日本、「郷里の関係」からでない恋人は、まずいことになるのでしょうか。 :<奥さんの父親は鳥取出身で、お母さんは東京(江戸)の出身。先生は新潟の出身。> 先生と奥さんがもし同じ郷里であれば、「同県人の集まり」といったような会合で二人が知り合ったということも考えられるが、出身が違うのでそういうきっかけで知り合ったのではなさそうだ。 ということです。 どのようにして知り合ったのか、ということを推理している場面です。 3、 {先生に限らず、奥さんに限らず、二人とも私に比べると、一時代前の因襲のうちに成人したために、そういう艶(つや)っぽい問題になると、正直に自分を開放するだけの勇気がないのだろうと考えた。もっともどちらも推測に過ぎなかった。そうしてどちらの推測の裏にも、二人の結婚の奥に横たわる花やかなロマンスの存在を仮定していた。} (1)一時代前(ひとじだいまえ) (2)「もっとも」をほかの逆接の言葉に変えたらニュアンスは変わるのでしょうか。たとえば、「でも」、「しかし」、「ただし」。 :逆説であるという点で「でも」、「しかし」でも一応の意味は通りそうです。 ただ、次に続く、 「そうしてどちらの推測の裏にも、二人の結婚の奥に横たわる花やかなロマンスの存在を仮定していた。」 という文との関連を考慮すると、最も置き換えに適切なのは「ただし」ではないかと思います。 この箇所に強い逆接の意図は薄いと思われるからです。 (ex) 「これから君と一緒に花見に行きたいと思っている。もっとも(尤も)、君が嫌だと言うのなら無理に出かけなくてもいい。」 などのような場合は、「でも」「しかし」などと置き換えても不自然にはならないでしょう。 (3)(4)「横たわる/花やかな/ロマンス」です。 http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%A4%CF%A4%CA%A4%E4%A4%AB&search_history=%A4%E2%A4%C3%A4%C8%A4%E2&kind=jn&kwassist=0&mode=0 4、 {私の仮定ははたして誤らなかった。} >「誤らなかった」を「間違っていなかった」に変えたら、ニュアンスは変わるのでしょうか。 :殆ど変わらないと言って良いと思います。 というより、通常文ではこちらの方が数倍自然な表現でしょう。 5、 {或(あ)る時花時分(はなじぶん)に私は先生といっしょに上野(うえの)へ行った。} >「花時分(はなじぶん)」はどういう意味でしょうか。「花見の時」という意味でしょうか。 :そうですが、「花の咲く頃」と捉えたほうが良いでしょう。 通常は桜の花と考えて良いと思います。 6、 <ご質問文の添削> a.【現在でも「出」という言い方を使われるのでしょうか。】 主語が日本人で、「使われる」が敬語であれば文法的に間違いではありません。 しかし、 『現在でも「出」という言い方をするのでしょうか』 としたほうが自然です。 (この場合、日本人一般のことですから、「言い方をされる」と敬語を使う必要はないでしょう) あるいは、以下のように受身形にすると良いでしょう。 『現在でも「出」という表現が使われるのでしょうか』 『「出」という言い方は現在でも使われるのでしょうか』 b.他はネイティブよりネイティブらしい文章になっています。  

awayuki_ch
質問者

お礼

 ご回答ありがとうございました。「出(で)」の使う頻度は把握できました。「郷里の関係からでない事」の意図はわかりました。「一時代前」の読み方は思ったのと同じです。文中の「もっとも」は「ただし」のようなニュアンスなんですね。「横たわる/花やかな/ロマンス」を拝見して思わず失笑しました。頭の回路をきちんと片付ける必要があります。「誤らなかった」と「間違っていなかった」との大差がないを拝見して安心しました。「花時分(はなじぶん)」の意味はよく理解できました。質問文の添削にも感謝いたします。「使われる」は受身のつもりでした。「が」を「を」に間違えて惜しかったです! ネイティブらしい文章を目指してがんばります。励ましていただきありがとうございます。今月の下旬に植物園で日本の桜20種類ぐらいが展示される予定です。楽しみにしています♪。

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