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香気成分の濃縮方法について

溶媒で抽出した香気成分の濃縮を考えています。普段(農薬等、香気成分でない時)はエバポレーターや窒素パージで濃縮を行っているのですが文献を見ると香気成分の場合、分留管を使用していることが多いようです。低沸点成分の損失がないようにということだと思うのですが、その観点からいうと、エバポレーター、窒素パージ、分留管の関係はどのようになるのでしょうか?(例 エバポレーター>窒素パージ>>分留管)やはり分留管を使用するのがよいのでしょうか?ご経験のあるかたアドバイスをお願いいたします。

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  • TEOS
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回答No.1

私もあんまり専門じゃ無いから 曖昧ですが。 エバポや分留管は、種類や仕様が色々有るので どれを示しているかで 効率が変わると思います。 少量なら 冷却管付きのエバポで減圧蒸留すればよい。 量が多いなら フラスコを組んで、分留管としてヴィグリューと ウイットマーが合体した物を使い その後冷却管で冷やして溶媒回収 すれば効率上がらないかな??? 私は濃縮する際、工程が終わるまで窒素で真空を戻し、冷えるまで 空気と触れないようにしてます。  香気成分は 酸素で分解されないのかな?????疑問。 食品工場で香気成分の取り出しに 超音波を当てて蒸気化させて、 溶媒のアルコール分だけ減圧蒸留する方法も有る。(加温無し) ガラス器具 豊富にお持ちなら 色々試してみてください。 私も遊びで花の香りを抽出してみたいけど 仕事中は忙しくて 無理ですね。

kzumi
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。分留管が手元にないのでどうしようか迷っていたのですがやはり分留管を購入してやることにしようと思います。

その他の回答 (1)

  • DexMachina
  • ベストアンサー率73% (1287/1744)
回答No.2

それぞれに特徴があり、単純に序列できるものでもない 気がしますが・・・以下のような感じでしょうか。 エバポレータ;  溶媒に対し、目的物の蒸気圧が充分に小さい場合の  目的物の濃縮に使用  (加熱も可能なので、、目的物が熱に耐えられ、かつ   溶媒量が多い場合に特に有効) 窒素パージ;  溶媒に対し、目的物の蒸気圧が充分に小さく、かつ、  目的物が熱に弱い場合などに使用 分留管;  目的物がある程度の蒸気圧を持つ場合に使用  その物質の蒸気圧・沸点を利用するため、上の2つ  よりも精製度(純度)は高くなる。 香気成分は、香気を持つ以上、ある程度の蒸気圧が あるため、単に溶媒除去を行おうとしても、目的物まで 気化して収率を落としてしまいます。 また、特に天然物からの抽出だった場合は、複数の 香気成分が含まれ、それらのバランスによって香気も かなり変化するため、より高い精製度が求められます。 そのため、分留管などが使われるのだと思います。 (特にエバポレータは、再結晶などでの精製する際の、  「粗製物を得るための前処理」程度の位置づけになる  ことが多いと思います)

kzumi
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。だいたい原理的なところは理解しており 単純に序列できないのはわかっているのですが、使用経験のあるかたにどのような感じか聞いてみたくて質問しました。しかし対象物にもよって違うだろうし、あまり意味のない質問だと気づきました。分留管が手元にないのでどうしようか迷っていたのですがやはり分留管を購入してやることにしようと思います。

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